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赤緑色覚異常(色盲)というのは?

赤と緑が同じ、または極めて近い色相の色として知覚される(同じ明度の灰色との区別には支障無し)、というものでしょうか? それとも、赤も緑も彩度が無い、または極めて低い灰色として知覚される(同じ明度の灰色とも区別が困難)、というものでしょうか? それとも、それ以外?

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noname#29428
noname#29428
回答No.10

◎色覚異常についてのURLです。 http://www.watsonkun.com/shujunsha/barrierfree.html 参考になりましたなら

参考URL:
http://www.watsonkun.com/shujunsha/barrierfree.html
Singollo
質問者

お礼

ああ、やっと分かりました 色盲と色弱とは程度の差ではなく、発現のメカニズム、症状が全く別物なんですね 私の最初の質問でいうと前者が色弱、後者が色盲ですか 疑問が解けました どうもありがとうございました

その他の回答 (9)

  • r-suzuki
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回答No.9

>白から赤と緑を抜くと青になるというのであれば、 >白と青との区別が、健常者の場合と比較して、 >より明るい状態でつかなくなるのか、ということです 赤緑色覚異常の場合は白と青の区別は明瞭です。 特に正常者と変わっていると感じたことはありません。 赤と緑の区別がつきにくい人のことを特に赤緑色覚異常と呼ぶわけですから。 ただ、わたしたちが見ている白と色覚異常者が見ている白が同じものかというと、 それは違うもの(少し波長がずれているということ)かもしれませんが、 日常生活ではそこまで区別しないのでわからないとしか言いようがありません。 赤緑色覚異常といってもはっきりした色は区別がつきやすく、 わたしたちでも見えにくいと思うような色については、さらに識別が困難だということです。 わたしたちも薄暮のところでは黒とこげ茶を見分けるのが難しいのと同様だと考えております。 >緑色覚異常と赤色覚異常では識別能の低い色相が異なるのですから、 >グラフの欠ける(へこむ?)部分が異なるのではないのでしょうか? 上の文は一部私の用語に置き換えさせていただきました。 この結果は色円によって構成されていますので、 円の形が正常者とは異なった形になっていて、 赤と緑の距離が近く感じているらしいと読み取れるわけです。 もちろん円の距離の単位は別のものだということです。 赤色覚異常者については報告がなされておりません。 どうして1型と2型にわけてしたとかまではこれまた報告がなされておりません。 色覚異常の研究はまだ途についたばかりですので、 十分な数の被験者を集めることすら難しい状態です。 大多数の色覚異常者は黙っていれば他の人と違うことを知られずにすむわけですし、 そのくせこの異常は遺伝的に決まっていて治療は不可能です。 色覚異常者がどのように見えるかもわからない人たちには、 こんな色もわからないのだろうとか思われて 就職時にはさまざまな差別があります。 船舶免許取得にも制限があります。etc・・ ほんとうはこんなふうに見えるのだから交通標識はこうして欲しいとか、 ボートの免許制限は不当だとか(これはもう申し立ててますが) もっと声を上げるべきだと考えております。 >色覚異常はその色相の光に反応する錐体細胞の閾値が高い(反応しにくい)状態なのではないのですか? その答えは私の理解する範囲を超えております。 見えにくいということは錐体細胞が機能しない、あるいは数が少ないか、性質が変わってしまっていて違う波長に反応するなどが考えられます。 一例としてあげると、錐体視物質のアミノ酸配列が置き換わっている人の場合があり、 180番目がセリンの場合とアラニンの場合がありますが、 くらべてみると両者の赤色素の吸収極大波長は数ナノメートルずれています。 同じように赤と見ているのもかかわらず、両者の見ている赤は少しずれて認識されています。

Singollo
質問者

お礼

どうもありがとうございました suiranさんに教えていただいたページを拝見したところ、どちらのケースもあり、それぞれが色弱、色盲なのだそうです

Singollo
質問者

補足

解答ありがとうございます ただ、混迷はかえって深まってしまったようです f(^^; > 錐体細胞が機能しない、あるいは数が少ないか、性質が > 変わってしまっていて違う波長に反応するなどが考えら > れます そのどちらなのか、あるいはそれ以外か、というのが私の最初からの質問です(元の質問と#4の補足をご覧ください) ところが、それに対し、前者 ・『赤も緑も彩度が無い、または極めて低い灰色として知覚される(同じ明度の灰色とも区別が困難)』 ・『赤色盲かつ緑色盲(赤色弱かつ緑色弱)ということになる(同明度の灰色との区別もつかない(つきにくい))』 については、#6で『赤と灰色を間違うことはない』、#9で『白と青の区別は明瞭』と否定され、一方後者 ・『赤と緑が同じ、または極めて近い色相の色として知覚される(同じ明度の灰色との区別には支障無し)』 ・『赤の錐体細胞が緑にも反応したり、緑の錐体細胞が赤にも反応してしまっている(灰色との区別には支障無し)』 についても、#6で『ありえない』と仰ったわけですが、では、それ以外のどんな状態なのでしょうか? > この結果は色円によって構成され > > 円の距離の単位は別のもの 『色円』というのが何なのか分かりませんが、色環表上のいくつかの色について、それらの間の差異のすべての組み合わせの主観的な大小を多次元尺度解析し、差異の相対的な主観距離をグラフ化したものに仮につけた名称だとすれば、選択したペアのすべての組み合わせ間での主観的な距離の『大小』とグラフ上の距離の『大小』との間のストレスが最少になるようにしてあるだけですから、『この色とこの色との差異は、この色とこの色との差異の何倍』ではなく『この色とこの色との差異はこの色とこの色との差異より大きい』を表すだけのグラフということになります 『距離の単位は別のもの』、という以前に、単位など設定のしようがありませんし、サンプル群間では距離の換算は不可能です 従って、赤-緑間の距離対青-黄間の距離の比率を健常者と色弱者の間で比較することはかろうじて可能かもしれませんが、『健常者より赤-緑が近い』、『健常者より青-黄が遠い』といった比較は多次元尺度解析では全く不可能です 例えば、こういった場合、尺度を大きくすれば分散はいくらでも大きくなってしまいますので、平均0、分散1に揃えるように尺度を設定するのですが、その場合、一方のサンプル群のグラフで赤-緑近辺の組み合わせ間の距離が短ければ、分散を一定に保つために、そのグラフ上ではそれ以外の組み合わせ間の距離が少しずつ長くなります つまり、、青-黄間の絶対的な識別能に、両サンプル群の間で差異が無かったとしても、グラフ上では赤-緑近辺が狭いサンプル群の方が青-黄間の距離が長くなりますし、その反対(青-黄近辺が広いためにそれ以外が狭くなる)もありえるわけです

  • r-suzuki
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回答No.8

>近年主観的差異に多次元尺度構成法で・・・ という結果は、第二色覚異常者のものだそうです。 赤だ緑だとせっかく細かく分類しているのに混乱することではありますが、 赤緑色覚異常は1型でも2型でも赤と緑の区別がつきにくいという点で、 ほぼ似たようなものになります。 石原検査表では詳しくわからないのですが、 眼科による精密な検査(アノマロスコープなど)によって、 赤緑色覚異常には赤の波長を感じるのにズレがある1型と、 緑の2型になるということがはじめてわかるわけです。 この分類についても、赤色素遺伝子と緑色素遺伝子が複雑に交雑しあっているものもあるわけで、 X染色体上で正常な遺伝子と交雑した遺伝子が共存している場合などを考えると、 その分類や異常の程度に明確な線引きはできないようです。 さて、『ある色とその色から赤成分を抜いた色との区別』ということについてですが、 色は光の三原色の組み合わせによってできています。 『ある色』が白なら、赤青緑の3色が存在しているので、赤を抜けば青緑色として認識され、白とは別の色になるでしょう。『ある色』が黄色なら、赤を抜けば緑として認識され、黄色とは別の色になるでしょう。 絵の具の混色の場合はまた別の話になります。 (そういうあたりまえなことを聞いているのではないですか?・・・なんか違う様な気がする・・・。) つけたしで、なぜ色が感知できるかは、 色彩学の見地からヤング・ホルムヘルツの3原色説と ヘーリングの反対色説の2通りがあり (これについては「色彩心理学入門」(大山正著)がくわしいです) 近年になってようやく決着がついたといえるのです。 霊長類では錐体視物質が3種類あって、ヤング・ホルムヘルツの3原色説のとおりなのですが、 錐体に繋がる水平細胞ではヘーリングの反対色説のように光の波長によって電気応答の極性の正負をかえるものがあり、 網膜の中で三原色過程から反対色過程に変換されるということです。 さらにその下には双極細胞があり、二重反対色双極細胞というものもあります。 赤と緑の色の光をあてると、同じ細胞が赤で中心部を照らすと過分極、周辺部を照らすと脱分極、緑の光を使うとまったく逆の分極をする複雑な細胞です。 赤と緑は補色の関係にあるので興味深いことです。 どうしてそうなるのかまではまだ実験の途中ということで、 人の視覚についてはまだまだわからないことが多いのです。 色覚異常の人がどんな風に見えているのかはわからないといっても、 こんな感じではないかと想像することはできます。 下記のサイトの色情報は参考になるでしょうか。

参考URL:
http://www.microsoft.com/japan/msdn/columns/hess/hess10092000.asp
Singollo
質問者

補足

> 第二色覚異常者のものだそうです。 > > 赤だ緑だとせっかく細かく分類しているのに混乱する > ことではありますが、 > 赤緑色覚異常は1型でも2型でも赤と緑の区別が > つきにくいという点で、 > ほぼ似たようなものになります 緑色弱と赤色弱では識別能の低い色相が異なるのですから、グラフの欠ける(へこむ?)部分が異なるのではないのでしょうか? また前回のところで、 > 正常者に比べると赤と緑の間が近く というお話がありましたが、多次元尺度構成法では、尺度はサンプル群ごとに任意に設定されますから、そのサンプル群について赤-緑の距離より青-黄の距離が長い、という比較はできても、健常者と比べて赤-緑間が近い、という形の比較はできないのではないでしょうか? > 赤緑色覚異常には赤の波長を感じるのにズレがある > 1型と、 > 緑の2型に 色弱はその色相の光に反応する錐体細胞の閾値が高い(反応しにくい)状態なのではないのですか? 反応する色相がズレて赤の錐体細胞が緑に反応したり、緑の錐体細胞が赤に反応したりするために赤と緑の区別がつきにくいのではない、とおっしゃっていたと思いますが? > 分類や異常の程度に明確な線引きはできないようです では、先の多次元尺度構成法による解析の際はどうやって、緑色弱をそれ以外の赤緑視覚障害と区別したのでしょうか? > なんか違う様な気がする もう一歩です なんとかお願いします 私が訊いているのは『健常者には、ある色とその色から赤成分を抜いた色との違いがどのように感じられるか』ではなくて『赤色(緑色/赤緑)視覚障害では、ある色とその色から赤成分(緑成分/赤成分および緑成分)を抜いた色との区別に、健常者と比べて支障があるのか』です 仰る例のように白から赤と緑を抜くと青になるというのであれば、白と青との区別が、健常者の場合と比較して、より明るい状態でつかなくなるのか、ということです

  • r-suzuki
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回答No.7

>それとも同じ明度で赤成分、緑成分を抜いた色・・ というのが何回読んでも理解しにくいです。 その点についてはお答えできずもうしわけありません。 赤成分がなくなった灰色は灰色で、灰色と灰色は私でもヤッパリ区別はつかないんじゃないでしょうか? 一般に「色覚異常」は「色盲」と呼ばれますが、この呼び方は白黒写真のように見えているという(イコール全色盲)、 誤解をされやすいので、ここでは色覚異常という呼び方をさせてもらいます。 大部分の人は赤緑色覚異常で、赤と緑の区別がつきにくいのですが、 たとえばテレビゲームのアイコンなどで、人工的に作ったまったく明度が同じ赤と緑があったら、区別がつきにくいですね。 でも、赤と青、緑と青の区別ははっきりしています。 赤緑色覚異常でも青の色覚は正常なわけですね。 (何故赤と緑についてだけ異常が多いのか? 哺乳類はかつて夜行性だったので色覚はあまり発達していませんでした。 2000万年~3000万年後、赤と緑の区別ができるようになったのですが、 赤色素遺伝子と緑色素遺伝子はX染色体の上に前後に繋がって乗っており もともとよく似た遺伝子なのでDNAによる遺伝子組み換えが起こりやすいと思われます) どこが違うかといえば、視感度曲線が正常者とやや異なります。 赤の色覚異常の場合、長波長光に対する視感度が低い、つまり太陽スペクトルの赤い光の一部が黒く見えるということです。 しかし、他の人が色をどのように見ているかを知ることは困難です。 色覚体験は個人の意識の内容といっていいものであり、きわめて主観的なものであるからです。 わたしは家族の経験からこの色とこの色は見分けがつきにくいと思うわけですが、 この色をどのように見ているかは、本人でなければわからないのです。 近年主観的差異に多次元尺度構成法で色覚異常者が感じている色と色の類似度を表す色円を作る試みがなされ、 その結果正常者に比べると赤と緑の間が近く、青と黄の間が大きい円になったそうです。 私たちも正常者といっていますが、 緑と赤の光が混じると黄色に見えてしまい、 黄色の光と区別が出来ないのですよ。 鳥や昆虫にくらべると哺乳類は貧弱な色覚でしかありませんね。

Singollo
質問者

補足

> 赤成分がなくなった灰色は灰色で、灰色と灰色は > 私でもヤッパリ区別はつかないんじゃないでしょうか 『灰色と灰色から赤成分がなくなった色との区別』というようなことは一度も訊いていません 『ある色とその色から赤成分を抜いた色との区別』、『ある色とその色から緑成分を抜いた色との区別』、『ある色とその色から赤成分および緑成分を抜いた色との区別』の話です > 近年主観的差異に多次元尺度構成法で色覚異常者が > 感じている色と色の類似 度を表す色円を作る試みが > なされ、 > その結果正常者に比べると赤と緑の間が近く、青と黄の > 間が大きい円になったそうです この場合の『色覚異常者』というのは、『赤色弱かつ緑色弱』ということでしょうか? それとも、どちらか一方だけという場合も混ざってしまっているのでしょうか?

  • r-suzuki
  • ベストアンサー率50% (287/567)
回答No.6

NO.4さんの回答を読んでもお分かりにならないようですが、赤の色覚異常というのは、赤の色が灰色に見えることではありません。 赤の色覚が劣っているには違いないのですが、まったく赤の垂体細胞がない人は極めて希です。赤は赤として認識されております。 乱暴な言い方をすれば、正常な人を10とすると、3~4から7~8とか程度もさまざま、あるいは石原式検査表ではひっかかるものの、ほとんど正常な人と変わらない人もおられます。 >赤の錐体細胞が緑にも反応したり、 >緑の錐体細胞が赤にも反応してしまっている などということはありません。 灰色は無彩色ですので、赤い色と灰色とは別のものです。間違うことはありません。

Singollo
質問者

補足

回答ありがとうございます #4の補足をお読みなってもお分かりならないようですので、再補足します > 赤の色覚が劣っているには違いないのですが、まったく赤の > 垂体細胞がない人は極めて希です。赤は赤として認識されて > おります 赤色盲が赤の錐体細胞が無い状態か、細胞はあるが機能していない状態か、などといった質問はしていませんし、十分な光量があれば赤色弱の人が赤を知覚できるのも分かります 私が質問したのはそういうことではなく、いわゆる『赤と緑の区別がつきにくい(つかない)』とされる『赤緑視覚異常(色盲)』の場合、赤と緑の間の色相の違いが判別しにくい(できない)だけなのか、それとも同じ明度で赤成分、緑成分を抜いた色(もともと青成分が無い色なら灰色になるでしょう)とも判別がつきにくい(つかない)のか、ということです > 灰色は無彩色ですので、赤い色と灰色とは別のものです。 > 間違うことはありません 無彩色は厳密には色ではありません 赤の彩度を落して行っても灰色になります もし健常者と同じ条件(光量など)で赤と灰色を判別できるなら、赤色弱の症状には一体何が残るのですか?

  • r-suzuki
  • ベストアンサー率50% (287/567)
回答No.5

村上元彦著「どうしてものが見えるのか」(岩波新書)では、 著者も自ら色覚異常とおっしゃるので、 どのように見えるのかを体験的に語っています。 たとえば、椿の緑の葉の間に見える赤い花は遠くからは見えにくいとか、 緑の黒板に書いた赤いチョークは見えにくいということです。 赤と緑が交じり合って存在しているときだけ見分けにくいということですね。 赤緑色覚異常といってもまったく赤や緑が見えないというわけではありません。 個人差は有りますが独自に赤や緑の色を把握しているので、日常生活でそれほど不自由するわけはありません。 赤緑色覚異常とひとくくりで呼びますが、こういう人も眼科で専門の機械アノマロスコープで検査すると、赤の垂体に異常がある1型か、緑の垂体に異常がある2型かがわかります。 NO.2のかたと同様に私の父も色覚異常で、私も保因者です。 父も暗いところではポインセチアの赤と緑の葉の区別がつかないようです。 色覚異常者(男性の4~5%)はかなり多いので、正常者中心の色彩はもっと考慮されてしかるべきだと思います。

Singollo
質問者

補足

興味深いご意見ありがとうございます できれば、私の質問にもお答えください

noname#29428
noname#29428
回答No.4

RGBを感知する錐体細胞が色彩を感知するにはある光量を必要とします。それ以下の光量ですと色彩を感知出来ません。またさらに弱くなると,色彩を感知しない桿体細胞がモノクロとして感知します。夜になると色の識別が困難になるのは,錐体細胞の働きが弱まるからです。 光量が充分あって色彩感覚が無くなるためには,RGBの三種の錐体細胞がすべて欠落している場合のみです。これを全色盲といいます。 一般的に光量が充分なら,RGBすべてが興奮するほど光量が強ければ白,光を吸収しRGBすべてが反応しなければ黒,その中間が灰色となります。つまり,これらは色ではありません。 前回,テレビで説明しましたが,テレビもRGBすべて落としても白黒では写ります。全色盲がこれに当たります。 Rのみを落とせば赤色盲,Gのみ落とせば緑色盲となります。Rのみが落ちてもカラーテレビはやっぱりカラーテレビですよね。白黒テレビとはなりません。 一般に色盲といっていますが,ほとんどは1種の錐体細胞の働きが弱い色弱で完全に働かないわけではありません。ですから見え方には個人差が大きいようで,ほとんどの色弱の方は日常生活ではきちんと識別しています。完全に1種の錐体細胞が働かない本当の色盲のヒトは極めてまれなようです。

Singollo
質問者

補足

純粋な(彩度の無い)灰色が色でないのは分かります で、結局、(『一般に』赤緑色盲の症状とされている)赤と緑との区別がつかない(つきにくい)という状態は、赤色盲かつ緑色盲(赤色弱かつ緑色弱)ということになる(同明度の灰色との区別もつかない(つきにくい))んでしょうか? それとも、赤の錐体細胞が緑にも反応したり、緑の錐体細胞が赤にも反応してしまっている(灰色との区別には支障無し)ということですか?

noname#29428
noname#29428
回答No.3

赤緑色覚異常には,2種類あります。赤色盲(第一色盲)と緑色盲(第二色盲)です。 色を感じるのは網膜にある錐体細胞ですが,これにはR(赤)G(緑)B(ブルー)の3種類があります。ですから,それぞれの錐体細胞の能力が弱い場合,赤色弱(第一色弱),緑色弱(第二色弱),青色弱(第三色弱)に分けられます。色感覚が欠落していると判断される場合は,赤色盲(第一色盲),緑色盲(第二色盲),青色盲(第三色盲)に分けられます。 昔のテレビはRGBをそれぞれ調節出来ました。第一色盲は,そのようなテレビでRを落とした場合と同じです。昔のテレビは古くなりますと真っ先にRが落ちましたので経験はおありと思います。 厳密にはRには,女子には2種の赤を識別出来るヒトが47%いるようです。男には解らない世界です。 ちなみに鳥類はR・G・B・UV(赤・青・緑・紫外線)を感知する4種の錐体細胞を持っています。どのように見えるのかは鳥さんに聞いてください。 ◎参考までに先天性赤緑異常のURLをあげておきます。 http://homepage1.nifty.com/kristall-plus/con1/fbl/fb1_02.htm

参考URL:
http://homepage1.nifty.com/kristall-plus/con1/fbl/fb1_02.htm
Singollo
質問者

補足

回答ありがとうございます ということは、例えば赤色盲なら、ある色とその色から赤味を抜いた色との区別がつかない(青味や緑味の無い色なら同明度の灰色と区別がつかない)、緑色盲なら、ある色とその色から緑味を抜いた色との区別がつかない、ということですよね そうすると、赤と緑との区別がつかないためには、赤色盲で、かつ、緑色盲である必要があるということでしょうか?

  • kensaku
  • ベストアンサー率22% (2112/9525)
回答No.2

とくに男性に多く遺伝が出るようですね。 さて、実は私がそうなのですが、非常に明るいところで見れば、はっきりと区別できますが、ちょっと薄暗いところだと区別しにくい、ということはありますね。 はっきりした赤、緑や黄緑ならいいのですが、茶色っぽい赤とかね、困ります(^^)。 ま、実生活で困ることは、ほとんどありませんけどね。

Singollo
質問者

お礼

どうもありがとうございました suiranさんに教えていただいたページを拝見したところ、どちらのケースもあり、それぞれが色弱、色盲なのだそうです

Singollo
質問者

補足

回答ありがとうございます 同じくらいの明るさの灰色との区別も、暗いところではつきにくくなるのでしょうか? 実は、今朝の新聞に、BSデジタルのリモコンの選択ボタンが赤と緑を含む4色の色分けだけで区別されているのがけしからん、と京都の弁護士が調停を申し立てる、という記事が載ってまして、ボタンの配列なんて一度覚えてしまえばいちいち手元を見ずに押すようになるんじゃないかな、とも思ったのですが、ふと、画面に灰色をバックに赤や緑のボタン(と選択肢)が表示されると、ボタンがどこに表示されているか(つまり選択肢の区切り目)自体見分け難くなるのかどうかがちょっと気になったもので…

  • guigal
  • ベストアンサー率37% (45/120)
回答No.1

網膜というのは最終的に光を感じ取って、その信号を脳 に送るという非常に重要な働きをしている器官です。 網膜の中には、光の強さを感じ取る細胞と色を感じ取る 細胞があって、色を感じ取る細胞に異常があると赤と緑 のそれらの補色(赤と青緑、緑と赤紫)の区別が付かな くなるという障害が発生します。これを赤緑色覚異常と いいます。また、色を感じ取る細胞が全く機能しない状 態であれば、明るいか暗いかの区別しかできず、 白黒テレビのような世界になります。 これを全色盲といいます。 どちらも遺伝的な原因によるものです。

Singollo
質問者

お礼

どうもありがとうございました suiranさんに教えていただいたページを拝見したところ、各色(赤、緑、青)を感じとる細胞ごとに、どちらのケースもあり、それぞれが色弱、色盲なのだそうです

Singollo
質問者

補足

回答ありがとうございます 色を感じとる細胞というのは、赤と緑の2種類だけなのでしょうか? もし2種類だけの組み合わせで色を識別しているすると、これらの細胞の機能に異常があれば、赤と緑だけでなく、すべての色の識別が、異常の程度に応じて困難になりそうに思いますが、赤緑色盲というのは程度の穏やかな全色盲ということになるのでしょうか? それとも、赤と緑以外の色を感じとる種類の細胞が他にもあるのでしょうか?