>ガラス面でもサッシ枠でも同じ事ですよ。
No.7さんのご回答の一部です。
仰る通りです。ガラスもアルミほどではありませんが、熱の良導体です。結露を防ぐためには断熱の工夫が必要です。
結露は室内の水蒸気圧と壁(壁、窓を含む)の室内表面温度に対応する飽和水蒸気圧との関係で発生します。壁の表面温度が室内蒸気圧に対応する飽和水蒸気圧を下回るとそこに結露が発生します。
この原理から防止法が導かれます。
(1) 室内の空気の水蒸気圧を下げる。
(2) 壁面の表面温度を室温に近づける。
(1)はNo.7さんご指摘の通りです。現在拙宅の居間は相対湿度35%です。このくらい低ければ結露の心配はなさそうですが、健康上は問題があります。喉を痛めたりインフルエンザにかかりやすくなります。
(2)を実現するには壁に断熱材を用います。壁用の断熱材としては不燃性の断熱材であるグラスウール、ロックウールが用いられます。室内での結露を防ぐたに壁の外側に断熱材を貼る「外断熱」が有効です。
窓での断熱は二重窓が有効です。二重窓でも壁面に比べ断熱性能は数分の1です。二重窓に次ぐものとしてアルミサッシのペアガラスがあります。ガラス部は断熱性能がシングルガラスに比べ強化されますがサッシの部分は外気温に近く結露は避けるのが難しいでしょう。
拙宅でも浴室の二重窓、洗面所のペアガラスには朝見ると結露しています。これらの部屋には暖房がありませんが湿度が高いので窓内面温度が一寸でも下がれば結露します。これらの部屋では朝の用事が済んだ後は窓を開けて「非常識な」乾燥を行っています。
なお、壁面の断熱性能は窓面に比べ数倍優れていますので、窓面の断熱性能をいくら高めても通常は壁面で結露が現れることはありません。
補足
インプラスもっと調べてみます。