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ミドリフグのエラ病?
- ミドリフグの水カビ病とウオジラミの件で相談させて頂いたものです。
- 症状としては、餌に見向きもしない、水面近くを泳いでいることが見られる、力なさそうに泳いでいる、です。
- 気付いた点は、エラから赤虫のような赤いものが出ている点です。エラ病なのでしょうか?内臓系の疾患なのでしょうか?
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No.1です。 例えば、隔離水槽が1リットルの場合。 1・現在の本水槽から飼育水を1リットルだけ拝借し隔離水槽へ投入します。 2・隔離水槽が1リットルならば、ホルマリンは0.1ミリリットルですが、0.1ミリリットルは微量なため、上手く計れないかも知れません。 その場合、本水槽から飼育水を10ミリリットルだけ小さなグラスに拝借し、そのグラスにホルマリンをスポイトなどで、規定値の1ミリリットル溶かします。 3・ホルマリンを溶かした10ミリリットルの小さなグラスから、スポイトなどで1ミリリットルだけミドリフグの泳ぐ隔離水槽へポタポタと少しずつ時間を掛けて投入すればOKです。 > それとこの病気になった原因は何が考えられるでしょうか ・一月ほど前に、マラカイトグリーン製剤を使用してるので、吸虫類か繊毛虫類の可能性は極めて低いと思います。 コンドロコッカスカナムナス(グラム陰性菌)の可能性が高いと思います。 この菌は、水の汚れ(餌の与えすぎ)や、外気温が下がる冬場の季節に、ヒーターで暖められた飼育水が低温外気に触れると活性化(爆繁殖)発生しやすいようです。 体力&免疫力のある健康体のミドリフグが発症する可能性は極めて低い病気ですが、病み上がりの体力や免疫力が落ちた魚には、残念ながら良く発生する病気です。
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- x530
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> ろ過は、外部(TETRAのオートパワーフィルターAX45Plus)と底面 > (NISSOのバイオフィルター30)を併用しております。 ・濾過設備に関しては、AX-45とバイオフィルター30を各々個別に併用しているのならば、まったく問題ありません。(AX-45とバイオフィルター30の直結はダメ) 今般は、前回の闘病でミドリフグの体力(免疫力)が低下していたため、運悪くエラ病(コンドロコッカスカナムナス)を患ってしまったモノと思います。 > とりあえず次を考えるのであればこの水槽はリセットした方が良いのでしょうか。 ・病原菌(コンドロコッカスカナムナス)は、全ての水槽に繁殖している常在菌ですから、リセットの必要はありません。 コンドロコッカスカナムナスは、餌の与えすぎなどにより飼育水が富栄養化すると爆繁殖し、魚に様々な病気を患らわせます。 ただ、しっかりとした濾過設備で、餌の与えすぎに注意していれば、爆繁殖する事はありません。 通常の体力(免疫力)を有する、元気な魚にコンドロコッカスカナムナスが病気を発生させることは、殆どありません。 ・ヤマトヌマエビは塩耐性がありますから、今のままエビと貝を通常に、汽水換水しながら飼育し、30日後あたりに汽水性のフグを飼育するのが良いと思います。(ただし、ヤマトヌマエビは、汽水では生涯飼育は難しい。) 30日ほど、餌をエビと貝の分だけに減らし、通常の汽水換水を行います。 そうすれば、もしも、コンドロコッカスカナムナスが現在、爆繁殖していたとしても、30日後には正常値にコンドロコッカスカナムナスは数を減らしています。 エビと貝が、濾過バクテリアを大切に育ててくれて、ミドリフグの受け入れ準備をしてくれます。 ウチのチビの写真を添付します。 水槽をのぞき込むと、好奇心旺盛のアベニーはすぐに水槽前に飛び出してきます。 そして、「なんか、旨いモノくれ・・・」とダンスを踊ります。 水槽での魚の飼育は、魚たちが、いつも小腹が空いているくらいがベストです。
- x530
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No.1です。 > 初期のエラ病の治療法を教えて頂けますか? 汽水魚のエラ病は、 ・吸虫類か繊毛虫類。 ・コンドロコッカスカナムナス(グラム陰性菌)。 この二つは治療方法が異なります。 治療方法を誤ると治療効果はありません。 一般的に、 ・今般のような、数ヶ月以内に寄生虫に効果のあるマラカイトグリーン製剤を使用している水槽で発生した場合は「コンドロコッカスカナムナス(グラム陰性菌)」 ・水替えをサボり気味で、水槽水が汚れていると思われる場合も、「コンドロコッカスカナムナス(グラム陰性菌)」 ・飼育水の汚れには気を使っている環境で、最近、新しい魚を迎え入れた環境ならば「吸虫類か繊毛虫類」 の可能性が高い。 吸虫類か繊毛虫類の場合。 汽水魚の場合、毎日30分~1時間ほどの淡水浴を3日間程、続けるだけで効果が望めます。 水あわせをしないで、急激に淡水へ投入するので、淡水の水温は飼育本水槽と同じ温度に合わせます。 コンドロコッカスカナムナス(グラム陰性菌)の場合。 隔離水槽で「エルバージュ」による薬浴。 http://www.kaisuigyo.jp/shop/item3821.htm 1・マズ、水100Lあたり、10gで4時間の薬浴。 次に、 2・水100Lあたり、2~4gのエルバージュで5日間の薬浴。 どちらとも判断が付かない場合。(エラ病を発症した魚が元気で、体力が残っている場合) 淡水浴と隔離水槽で「エルバージュ」による薬浴の併用治療です。 どちらとも判断が付かない場合。(エラ病を発症した魚に元気が無い場合) 大急ぎで「ホルマリン浴30分」です。 ホルマリンを使用した場合、エラ病が重症化していなくても、10%程度の魚は死亡するキツイ薬ですから、ホルマリンは最後の手段です。 エラ病は、エラが赤く充血している状態やエラの開きが悪い早期の状態ならば、救命率は高い。 しかし、エラが飛び出すと、極端に救命率は下がります。 > 汽水+職場飼育は難しく感じます。 ・前回、今回の病気を勘案すると、水槽設備を拝見しないと明言は出来ませんが、可能性として、濾過設備の見直し(強化)を図った方が良いかも知れません。 ひょっとして、外掛け濾過器を使用していませんか? ミドリフグの飼育環境ではエアリフト式の「底面濾過器」や吐き出し水量の強すぎない「外部濾過器」が濾過能力が優れているのでオススメです。 アベニーパファは丈夫な魚ですが、酸欠だけはメチャクチャ弱いので、酸欠だけは注意しましょう。
お礼
ご回答有難うございました。ご返事が遅くなり申し訳ありません。 今後同様の症状が出た場合に早期発見に気をつけて 治療をやってみたいと思います。 ろ過は、外部(TETRAのオートパワーフィルターAX45Plus)と底面 (NISSOのバイオフィルター30)を併用しております。 以前は底面と外掛け(にリング濾材を入れて)を併用していましたが ろ過能力が低いかと思い外部に変えてから何だか病気にかかったり しているような気もしてなりません。 病気になる原因のひとつかと思い、室温の上下がきつい部屋のため、 夏場は休日もクーラーをつけたままにして、なるべく冬場はエアコンをつけずに 水温の変化が起こらないように気は遣っています。 フグの死んだ今、ヤマトヌマエビ2匹と石巻1匹がいるのですが、 とりあえず次を考えるのであればこの水槽はリセットした方が良いのでしょうか。 いつもリセットは砂や器具、濾材を熱湯で洗い、全て飼育水も廃棄して 新しい水を入れて新たに水槽を回しています。 何度も申し訳ありませんが、ご教授頂けると助かります。 宜しくお願いいたします。 追伸:アベニーは今30cmキューブで3匹、コリドラスハブロースス4匹と ヤマトヌマエビ3匹と育てています。こちらもフィルターはミドリフグ水槽と 同じオートフィルターAX40Plus(のみ)です。それに小さいですが エアーストーンを使用しています(エアポンプはTETRA OX45)。 写真添付(こちらは自宅飼育)します。この写真の感じで 底面フィルター追加と床材を珊瑚砂に変更したのが ミドリフグ水槽なのですが。。。
- x530
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No.1です。 追伸: 現在のミドリフグが暮らす本水槽から飼育水を1リットルだけ拝借し隔離水槽へ投入するわけですから、隔離水槽へミドリフグを放つ時に水あわせの必要はありません。 ただ、薬浴時間(30分)で、水温が、かなり下がる危険性があります。 本水槽へミドリフグを戻す場合は、温度あわせは行った方が良いと思います。 隔離水槽ごと、本水槽へ浮かべて、ホルマリンを隔離水槽へ投入すればOKです。 治療完了後、ネットでミドリフグを掬って、本水槽へ放てばOKです。
お礼
分かりやすい解説有難うございます。要領よくわかりました。原因も水の汚れには十分気を付けていました(つもりです)が、水面の温度等までは気が付きませんでした。温度変化の結構きつい部屋で飼育しているため、何度か水温の変化が原因で不調になり死なせてしまっているので、同じ過ちを繰り返さないようにしているつもりですがまだまだ反省ばかりです。明日出勤次第早速挑戦してみます。また明日何かあれば相談させて下さい。取り急ぎ御礼まで。
補足
追記です。 先ほど出社いたしましたら、相談の甲斐なく死んでおりました。 何度も相談に乗って頂き有難うございました。 不要になってしまったホルマリンですが 次回機会があればそのときに使用したいと思います。 自宅で淡水でアベニーを飼っており、もっとアバウトに飼育していても とても元気なので汽水+職場飼育は難しく感じます。。。 自分の飼育方法も見直すべきでしょうが、2度目の子が死んでから、 なかなかうまく飼育出来ずにおり、次の子の購入を考えてしまいます。 それと、もう一点質問です。どうもエラ病でミドリフグを死なせてしまうことが これまでにもあったように思います(片エラを閉じている、元気がない等)。 初期のエラ病の治療法を教えて頂けますか? 何度も申し訳ありませんが、宜しくお願い致します。
- x530
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基本的な「エラ病」の症状を示しているようです。 > ・エラから赤虫のようなものが出ている。 ・これは、良くない。 かなりマズイ。 アカムシに見えるのは、エラ自体です。 エラの組織が破壊されています。 ココまで、悪化すると救命率はとても低くなります。 兎に角、治療は急ぐ必要があります。 汽水魚のエラ病は、 ・コンドロコッカスカナムナス(グラム陰性菌) または、 ・吸虫類か繊毛虫類がエラに寄生して発症します。 しかも、淡水魚よりも強力で、タチが悪い。 尤も効果が高いのは、食用フグの殺菌にも使用されている「ホルマリン」による薬浴。 ホルマリンは、コンドロコッカスカナムナス(グラム陰性菌)、吸虫類、繊毛虫類の全てに効果があります。 使用方法は、隔離水槽で、水10Lに対しホルマリン1mlを溶け込ませて30分の薬浴。 ホルマリンは、毒劇物なので、調剤薬局で購入には印鑑と身分証明書が必要です。 (薬局で、使用目的を書かされることもあります。) ホルマリンは、マジにヤバイ、人間にとって毒劇物です。 少量ならば問題ありませんが、飲んでも、皮膚についても、ガスを吸引しても毒性があります。 私の場合、ホルマリンを使用するのは、最後の手段です。 普段だと、勧めないホルマリン治療ですが、アカムシのようにエラが飛び出ている状態だと、一般の薬品による悠長な治療では間に合いません。 ホルマリンは魚にも大きな負担を掛けますが、短時間で病原体を叩き、後は魚の体力と回復力に賭ける(祈る)治療方法です。
補足
いつも有難うございます。何とかホルマリンを購入出来ました。薬浴の方法で質問なのですが、10L以下(の水槽しか他には持ってません)の隔離水槽で規定量投入後、水合わせをするのでしょうか?いきなりフグ投入でしょうか?ヒコサンの時は水替え時に徐々に新しい水に加えていったのですが、隔離して治療をしたことがなく、不安です。どちらにしても明日の午前中から治療開始になります。今日は用事があって職場には戻れません。今日も段々元気がなくなってる感じでした…。宜しくお願い致します。それとこの病気になった原因は何が考えられるでしょうか
お礼
x530さん、何度もご回答有難うございました。 ではリセットは掛けずに、エサを3匹のためだけに少量与えつつ、 通常の1/4程度水替えを週1程度のペースで1ヶ月行っていこうと思います。 (エビの生涯飼育の件も了解です。) ちょうど年末で休みもありますので、それだとちょうど良いかも知れません。 濾過等の問題もないようで安心しました。ただ、飼い始めの餌のやりすぎ等と フグの体力低下には今後も注意したいと思います。 うちのアベニーも人影が見えると3匹ふわーっ?と水槽の側によって来て ふわふわ泳いでいます。良く見るとヒレが高速回転で必死さが可愛いです。 (お腹が空いてるのですね。慣れのためかとも思ってました。。。) 多少気が強いのもいたりするので、注意しつつ飼育していますが、 いつ見ても可愛くて癒されますね。 本当に何度もご親切に有難うございました! 今後も諦めず努力したいと思いますので、宜しくお願いいたします。