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人にそれを選ばせてるものは何ですか?
私の基準ですが、美味しい店でも流行らず、つぶれる店があります。美味しい、流行ってるよ、と聞いて言ってみると美味しくないどころかまずかったり、まずくはないけど「何でこんなに流行ってるの?」と思う店があります。その人がほんとに美味しいと思ってるなら「自分と違うんだな」と思うけど、よくよく観察すると、人はあまり考えてないような感じです。 これは食べ物に限らず、「***いいよ、行ってごらん」などはアテになったことは殆どありません。何がいいのか聞いてみるのですが、よくわかりません(納得いく答えが返ってきません)。あまり聞くと気を悪くするのでしつこく聞けませんが、私の憶測するに「なんとなく」が多いようです。 私の周りで、いい店がつぶれ、大したことのない店が混んでいて、私は人々の基準がわからなくなってしまいました。上述のように納得がいく答えが返ってこないからです。なんとなくでも、何故あちらを選びこちらでないのか。 これは店選びに限らず、芸能人の人気など最たるものですが、人は何でそれを選んでるのでしょうか?選んでるものが、「よい悪い」「好き嫌い」と関係が深いのは当然ですが、イコールではないように思われます。人にそれを選ばせてるものは何なんでしょうか?
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>>人にそれを選ばせてるものは何なんでしょうか? 1.個人的な好み 2.自分の好みをよく判っている人に勧められたから 3.自分の馴染みの(信頼する)メディアに載っていたから 4.そこに行った、というステイタスが得られるから 5.みんなが行っているみたいだから、とりあえず 6.他に知らないから・地力で選ぶ自信がないから 個々人の意思が濃い順に並べてみました。 概ね、こんな感じではないでしょうか。 1は、既にそこを気に入っていることが前提ですが、過去にはそれを選ぶのが「初めて」だったことがあるはずです。「初めて」の後押しをするのが2~6のような外部評価。あるいは本人の「ケモノのカン」と偶然がなせる出逢いでしょう。 外部評価で最も信頼がおけるのが2ですが、これは、その人が自分の好みや経済感覚をよくよく判ってくれていることが大事で、さらにその人が味オンチではなく、センスがよいことも前提となるので、けっこうハードルが高いです。親しい人の中でも、味覚や求めるサービスレベルが似通っている人となるとごく一握りいるかどうか、かもしれません。 次いで、よく読む雑誌(メディア)に載っていたから、というのがありますが、これは過去にその雑誌を信頼するに至った前例というか経験に裏打ちされる判断になるかと思います。 過去にお世話になった雑誌の情報のほうを、書店でチラっと見ただけの雑誌記事の真偽よりは参考にするでしょう。 4.5はともに、周囲の人々と比較したうえでの選択です。4は、そこに行ったことが自慢・話題になる、というレベル。5は、自分だけそこに行っていないというのが恥ずかしい・気まずいから一応合わせとこう・・というレベル。似ているようですが、4はポジティブな意欲、5はポジティブではなく流れに逆らわない受身な感覚ですね。 6はもっと消極的で、自分でよい店を探す自信やバイタリティがないため、大失敗しないで済みそうな安全パイ感覚で選ぶという意識。 単純に区分けしてしまいましたが、ひとりの人間の中で、ケースバイケースで上記のような根拠が複雑に絡み合って、人は「なにか」を選んでいくものではないでしょうか。 選ぶということに正解がないからこそ、人はできるだけ確実なデータソースを求め、確実だという確証がなければ、データに量を求める。 長くなってしまいました。このへんで失礼します
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- kaleen
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お店の繁盛具合と、お客さんからの人気はイコールではない事も多いですよね。 「あの店のあの味が素晴らしい」と絶賛するファンが多いお店でも、経営状態が悪ければ店を畳まざるを得ません。 私も好きな店がなくなったり、好きな商品が廃盤になる事は(君の嗜好がレアなんだよ、などと揶揄されたりしますが・・・) 日頃良く経験しておりお気持ちお察しします。 少しずれるかも知れませんが、「人気」と経済はイコールではない、と言うことですね。
お礼
ご理解ありがとうございます。 「人気」と経済はイコールではない・・・いい響きの言葉ですね。共感します。
- crivelli45
- ベストアンサー率44% (251/563)
5です。再びご質問を頂いたので少し考えてみます。 >>そういう彼らの意識に選ばれる店になるにはどうしたらいいですかね? 都会か地方かによってまずアプローチが変わってくると思います。 質問文や回答を拝読するに、どちらかというと地方だと推測して以下回答します。超都会だったらごめんなさい。 地方では、 ・優良なリピータをつかまえること ・敷居が高くならないこと ・(できれば)店主がよそものでないこと ・価格帯がその地方の経済感覚と合っていること ・いろいろ融通がきくこと などが都会よりももっと大事になってきます。逆に、メディア露出の力は都会ほど強くありません。 まずは、リピータ候補になってくれる、その町内でパイプの強い誰かを味方につけるのが最も効果が高いです。個人レベルの友人知人を連れてきて貰い、気に入って貰えたらその知人友人が勤める会社の同僚にまで広がっていきます。クチコミは自然に生まれるものではなく、影響力の強い、平均よりはトレンドの先端にいるような人の意見に左右されながら形成されるものなので、川上を押さえることが重要です。 その他いちいち個別には述べませんが、最後の「融通がきく」は地方ではとても重要です。通常のルールにはなくても、注文したら届けてくれたり、ヘビーリピーターにはこっそりサービスしてくれたり。お客さんのみんなが、「わたしはほんのちょっとだけ、ここで特別扱いをしてもらっている」と感じさせることができたなら、成功です。『ちょっとだけ』と『こっそり』をわきまえて、えこひいきにならないように注意が必要ですが。
お礼
再びお手間を取らせてしまい、恐縮です。上述の内容今の私にドゥンピシャです。もしかして、私のこと知ってます?また質問してしまいましたが、独り言です。 お客さんのみんなが、「わたしはほんのちょっとだけ、ここで特別扱いをしてもらっている」と感じさせることができたなら、成功です。『ちょっとだけ』と『こっそり』をわきまえて、えこひいきにならないように注意が必要・・・すごい技、すごい、すごすぎる・・もしかして、プロですか?(独り言です) お察しの通り、地方です。人口6万の市です。融通、難しいですなぁ。優秀なリピーターですかぁ、いないかなぁ・・・パイプの強い人、どうかなぁ・・いただいた情報を念頭に、他店に嫉妬せず、がんばります。有難うございました。
- 2009ken
- ベストアンサー率21% (769/3580)
感性が違うのでしょうから、しかたないのでしょう。そんなものに絶対はありません。最大公約数はありますけど。 で、店に関しては、味だけではどうにも出来ないこともあります。やる気はあっても、客が付く前に資金がショートしたとか、体調不良とか。そもそもそういうのは口コミ(マスコミ露出も含め)が大きく影響し、他人がうまいといってるなら自分もそう思わなければ・・・という日本人特有の横並び意識もあります。 まあ、うまいまずいとか、好き嫌いは、インスピレーションも大事だし、味以外の五感もありますからね。他人はどうでもいいのです。マイフェバレットさえあれば。
お礼
絶対はないのはわかります。私の好みもはっきりしてます。しかし、他人はどうでもいいとは思えないのです。私の質問が悪いのですが、私は自営業をしていて、どうすれば客が来るかを考えなければならないのです。ご回答ありがとう。
- qualheart
- ベストアンサー率41% (1451/3486)
「好き」「嫌い」や「おいしい」「まずい」は、人によって基準が様々ですから、一般的な基準とご質問者様の基準がマッチしていないという事じゃないですか? 食べ物に関しては、おいしいと思う味の基準も人それぞれでしょうし、お店の雰囲気を含めておいしいかどうかを決める人もいると思います。 また、味だけでなくサービスやメニューなども基準に含まれる人もいるでしょう。 ですが、そもそもご質問者様と他の人との基準が違うのですから、理由を言われたところでご質問者様の基準外の理由だったりすると、納得できないのは当然だと思います。 人に何かを選ばせているのは「よい悪い」「好き嫌い」だと思いますよ。 ただそれを決定する上で、ご質問者様とまわりの方では明かな基準の違いがあるだけだと思います。
お礼
ご回答有難うございます。とすると私は変わりものかぁ。いつも人気店とか一般的に皆が選ぶものと好みがちがうんですよ。ってきり人は嘘ついてるんじゃないかと思ったり、ほんとにいいものを知らないんじゃないかと思いましたが、「よい悪い」「好き嫌い」で選んでたのか。
- pupie77
- ベストアンサー率36% (14/38)
マスコミ、メディア、そういった広告行為とそれに携わる人々によってだと思います。 金儲けがしたくて起業した飲食店の場合ですと、味もさることながら、どれだけ自分達の店を宣伝し企画し、世の中に知らしめるか、という戦略やプロデュース力が大切なんだと思います。そういった努力が、味云々を差し置いて、まず知名度に繋がるのではないでしょうか。 本当に美味しさを突き詰めて、広告しなくても口コミで広がる個人のお店などでしたら、雑誌掲載などを断る事も少なくないようですし、わざわざ宣伝費を使って取り繕わないでも潰れない自信があるので自然と客も続く、という事でしょうか。 いずれにせよ、大した店でもないのに、芸能人オススメみたいになって大行列が出来てると、私なんかはげんなりしてしまいます。 話題に乗っかりたい人は、味以外の流行や、プロデュースした有名人に近づきたくてそういう店に熱狂するのだと思います。
お礼
確かに広告で商売してる人は人を扇動したり操るテクニックに長けてますね。だまされないように気をつけねば。 本当に美味しさを突き詰めて、広告しなくても口コミで広がる個人のお店などでしたら取り繕わないでも潰れない自信があるので自然と客も続く・・・私の町で本当に皆(私の知ってる10人くらい)が美味しいっていうラーメン屋があったんです。でもいつも空いていて、色々サービスも良かったのですが、5年もったかなぁ、つぶれました。50メートルくらいのところに行列(10年くらい毎日行列)のラーメン屋があって、そこよりおいしいと皆言ってたけど・・・。私の町ってほんと大した魅力ない店が混んでるんです。皆に聞いても「そうだよね(魅力ないよね)、なんでかねぇ(なんで混んでるんだろうね)?」です。 ご回答有難うございました。
- tomban
- ベストアンサー率26% (2616/9771)
まず「味」に関してですが、日本人は他の民族の方よりも「味に対する感覚」が鋭い人がおおいようです。 それは「味蕾」という、味を感知する器官が比較的多い傾向にあるためです。 感覚が鋭敏だということですね。 私はそこが「穴」なのだと思っています。 つまり「自分はグルメだ」と思い込む人が多いのではないかと。 日本料理は高級なものでなくても非常に繊細で、また多岐なものです。 例えば「蕎麦」が美味い、ということを言った場合、どういったものが本当に「美味い」のかどうかは、実は確たる「理論」などありません。 しかし、日本料理は非常に繊細な感覚を食べる人間に要求してきましたから、我々日本人としては「それに答えを出さなければいけない」という「暗黙の了解」というか暗示のようなものがあるのではないでしょうか。 それでそれに「集団心理」が乗っかって(これも日本人特有のものですね)ある意味「脅迫的観念の元に」集団を作ってしまい、そして自分で「美味いかまずいかわからないうちに」それを「美味い」と言わざるを得なくなるということです。 そうすることで自分の味覚が「正常な、日本人のそれである」ことを表明しているのではないか、と推測しました。 個々の中で確定しているわけじゃないんです。 その辺がいかにも「日本人」らしさというか、バカバカしさというところですね。 昨今のラーメンブームなど、その最たるものです。 ちなみに、私は「流行のお店」のラーメンを食べてみて、今まで「これは凄い!」と感心した店は「一軒も」ありません。 …あ、一軒ありましたっけ。 小さな、昔ながらのお店でした。
お礼
非常に面白く拝読させていただきました。ありがとうございます。 自分で「美味いかまずいかわからないうちに」それを「美味い」と言わざるを得なくなる・・・なるほど、深い読みです。当たってると思います。しかも、 そうすることで自分の味覚が「正常な、日本人のそれである」ことを表明しているのではないか、個々の中で確定しているわけじゃない・・・確かに日本人らしい。ばかばかしいが、日本人ってそうかも。 何も考えてないわけじゃなく、考えのベクトルが私と違うんですね。集団心理と強迫観念にのっかって、いち早く安住の地を見つけるが如く選択していたのですね。私はKYですかね。(昔で言う勘違い野郎ですか)
- crivelli45
- ベストアンサー率44% (251/563)
5です。 大事な要素をひとつ書き忘れました。 「そこの店にいる○○さんに会いに」です。 その店に居る○○さんに魅力がある場合、味も立地の悪さもメディア露出の有無も関係なく、そこは確実に人を集めます。
お礼
納得いたします。それは異性の場合強力ですよね。他の条件むしろマイナスでも行く人は行きますね。経営者にとってまさに人材は財産です。
- cluze2009
- ベストアンサー率29% (36/121)
これは個人の置かれたシチュエーションの違いによるギャップの事でしょう。 友人が勧める店は、友人のその時の心理状況 →同席者との会話が楽しかった、その日の精神状態が高揚していた などの理由で料理の味が実際以上の美味しく感じられ 記憶として刷り込まれてしまった可能性があります。 情報の受け取り側の質問者さんの頭の中では、必要以上に料理が 過大評価されてしまった状態になって、実際に味わって 期待していた分、想像していた程美味しくなくて失望した。 私の場合は映画ですね。人から絶対面白いと勧められた映画や メディアのプロモで散々宣伝されている作品に関して 足を運んで鑑賞すると思った程の感動が得られない場合が多いです。 最後に美味しいけど潰れる店って色々理由があると思いますよ。 立地条件が悪くて足を運びずらいとか、料金が高いとか 店に入っても何となく落ち着かない雰囲気があるとか 飲食店にとって料理の味は最強の有力条件だけど 他の全ての要素を包括した分にも勝る絶対条件では無いと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。確かにその通りなんですが、私はがってんいかないんです。すいません。 おっしゃるとおりのことを含んで考えても、何であの店(美容院)にオープン1時間も前から並んで、夏の暑い日も大雨の日もぶるぶる震えながら並んでる、しかも毎日5人はいる(同じ人じゃありませんが似たようなおばさん)。他に空いてて、もっといい美容院いっぱいあるのに。ラーメン屋もそう。行った人99%並ぶほどじゃない」「一回いけばいいや」っていうけど、いつも行列(調べたけど殆ど地元じゃないナンバー)。10年くらい毎日。ばかじゃん!って思うけど、世の中そういうのがいっぱい。あっちの店もこっちの店も。 むしろ私がいいと思う店。流行ってない。空いてるの好きだけど(優越感も)、気にいった店よくつぶれる。だから、何で?
- syokocya
- ベストアンサー率26% (248/926)
日本人は噂につられ易いですから。 ブランドだってそうですよね。 コーチやヴィトンなど”皆が持っているから、皆が知っているから、一目でブランド物ってわかるから”などの理由で、その本当の良さを自分なりにポリシーを持って買っている人の方が少ないと思います。 ブランド名が大きく書かれたファッションを着ている人も同じ。 そのロゴが描かれていなければ一目でわからないわけですから自己満足しかないですよね。 よくハワイのクチコミの掲示板で見かけるお勧めの店などでも、確かに不味くは無いけど、そこまでに金額だしてたべる?というものも少なくないです。 要は皆が行ったよ!とクチコミされたものの話題につられて自分もその一員になれたみたいな優越感ですかね。 そこしか知らないから”お勧め”・・というとその店を言うとか。 自分は自分って思ってますから、気にはしません。 あ~またクチコミしてる~って感じですかね。
お礼
日本人はつられやすいってことかぁ。私の町のまあ混んでいる店もみんなが行くからという町のブランド店と考えればいいのかねぇ。そのものの評価というより、町のみんなが行ってる、安心、優越感見たいな感じか、そこしか知らない、と解釈すれば謎は解けますね。やはり私とそういう人たちはえらく違うんですネェ。ちなみにわが道行くあなたも。ありがとう。
- wakko777
- ベストアンサー率22% (1067/4682)
世の中、流される人が多いからです。 自分の考えをまともに持っていない。だから、マスコミ等の意見を鵜呑みにする。
お礼
そう思います。 キリストも「神よ、彼らは自分で何をしているか、わからないのです」と言ったそうです。 ありがとうございます。
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お礼
ご丁寧な回答ありがとうございます。1から6まで「なるほど」とわかりやすかったです。とくに、5と6は「なるほど、そうだったのか」と唸りました。私の町の店選びの場合、市民たちはたぶん5と6です、私の思うに。非常に意見がないんです。自我がないというか、はっきりしないんです、私から言わせると。なんか、嫌な洗濯の仕方をするんです。ほんとにそれを気に入ってるのかなぁ、嘘ついてるんじゃないの?って感じです。しかし、彼らは「消極的で、自分でよい店を探す自信やバイタリティがないため、大失敗しないで済みそうな安全パイ感覚で選ぶという意識」だったんですね。私もそれをうすうす感じていたんです。あるいは「自分だけそこに行っていないというのが恥ずかしい・気まずいから一応合わせとこう・・というレベル。流れに逆らわない受身な感覚」あー納得いたします。なんで、自分の好みを言わない(というかハナからない)のか、なんでもっと良し悪しを吟味しないのか、不可解でしたが、彼らとか選択において意識や感覚が違っていたのですね。 で、も一つお聞きしたいのですが、そういう彼らの意識に選ばれる店になるにはどうしたらいいですかね?お知恵をお貸し下さい。