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国の借金を無限に増やしていったら、どうなりますか?
幼稚な質問で恐縮です。 国と地方を合わせて800兆を越える借金があると聞きます。 それで、小泉・竹中路線時代に数年後にプライマリーバランスが取れるようにしたいという事で、思い切った改革が進められたようです。 つまり 「これ以上、借金を増やすのはダメだ」 という事ですね。 これは私たちの家計を考えると非常に分かりやすい説明だったです。 ただ国と家計と決定的に違うのは、家計の場合、ダメになったら家を抵当に取られるか、借金取りから逃れるために夜逃げをするしかありませんが、国は滅びる事は無いですよね? というか、他所の国に乗っ取られるとか、領土が無くなるとか、国民が全員奴隷になるとか ・・・ 紀元前じゃあるまし、今頃そのような事な無いはずです。 つまり、いくら国の借金が増えても国民生活に変化は無いどころか、毎年バンバン公共事業を無制限に増やしたり、税金を半額あるいはゼロにして生活が楽になるようにすれば良いと思うのですが ・・・ で、膨れ上がった借金は永遠に先送りするか、自転車操業のように返済と借入とクルクル回すだけで永遠に清算しない。 借金の総額が千兆になろうが2千兆になろうが、それは単に 「帳簿上の問題」 という事で無視。 多分、「その場合は日本円の信頼が無くなって極端な円安になる」 のかなと思うのですが、考えれば日本は輸出企業が支えていう国だし、円安って日本企業が待ち望んでいるものではないのでしょうか? 例えば、1ドル=千円くらいになれば高度成長期の再来になるのでは? 「そんな馬鹿な!」 と思いつつ、日本の国際的信用が失墜した方が企業にとっても国民生活にとっても、ベターなような気がするのですが ・・・ すみませんが、子供でも分かるようにご説明願えると助かります。
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- so-that_
- ベストアンサー率16% (9/55)
国債が増えるということは円がそれだけ市場に公共事業として出回るということです。 つまり円安になります。 それと今の国債が全部売りに出されたら日本の信用は一気になくなり円がとてつもなく安くなります。 日本の自給率は皆さんしってのとおりなのでとてつもないスタグフレーションに襲われ下手したら米以外たべることができなくなります。 円安が輸出に頼ってる企業にとってプラスに働くのはある程度までであってとてつもない勢いで行ったらダメになります。 こんなことを日本人が望むわけないから政府は無限に国債を発行し続けようとしてるんですけどね。 ちなみに小泉・竹下内閣の改革は特に小泉内閣の改革が今の世の中作ったと言っても過言じゃないでしょう。 地方切捨てと企業が簡単にリストラできるようにしたのはすばらしい改革だと思いますよ。
- ryuken_dec
- ベストアンサー率27% (853/3139)
>考えれば日本は輸出企業が支えていう国だし、円安って >日本企業が待ち望んでいるものではないのでしょうか? いいえ。 日本円が信頼されているから日本企業は日本円をもらって喜ぶ。 日本円の通貨としての信頼を失った結果の円安だったら、日本企業も日本円をもらわなくなる。 信用できない通貨を持つ気もしないし、円の通貨価値が下落していくのであれば、とっとと円以外の通貨に換えた方がよい。
お礼
有難うございました。 なるほど、たしかに円の価値が下がったら、円で決済したくなくなりますね。 難しいですが、日本円の価値は高めたままで円安誘導が最高なのでしょうね。
- uvkki
- ベストアンサー率8% (11/124)
国が人や一般の会社と大きく違う点は、 国は徴税権や通貨発行権を持っているのが大きな違いで、 このために同じ感じにたとえたれないですね。 (1)返済するために増税して収入を増やす。 (2)通貨を印刷してしまう。 (3)それか返済はしませんと宣言してしまう。 ということがやろうと思えばできます。 人や一般の会社は逆立ちしてもできません。 それに国家は死ぬことはありません。 1000年ローンとかを組もうと思えばできます。 (永久債というのがあり本当にそういうのがあります) こういうわけで、(やろうと思えば、実際にはほとんど起きないけど) 国家は会社や家計と比べれば飛んでもないぐらい、 いわば無限に借りることができます。 だたし、やはり弊害はあるもので、円安になって輸出ができてラッキーとはいかないでしょう。 円安になれば原料が買えなくなってしまいますよ。
お礼
有難うございました。 よくテレビなどで国の予算を家計と比べて解説しているシーンがありますが、よく考えると根本的に違う面がありますよね。 千年ローンですか ・・・ もしかすると今の800兆円の借金はこれに該当するかも知れませんね。 というか、毎年借金の額が膨れ上がっていますので、永久に返せそうにないように感じます。
- rikukoro2
- ベストアンサー率21% (1316/6195)
>最終的に50円くらいになっても問題無いのでしょうか? 問題ありません 当初1ドルは360円でした。米国の通貨発行量がこのままいけば50円でももんだいありません。 >自民党も民主党も今のように何をやってもダメな政策しか出せないのなら それは間違いです。経済を毎日勉強すれば分かりますが、自民党(小泉政権移行)は基本的に正しいことの事が圧倒的に多いです。 特に安倍政権&麻生政権は失策と呼べるものは何一つありませんでした。逆に質問したいくらいです 例えば麻生政権で犯した失策ってなんですか?具体的に挙げてください。 ・・たぶん誰も答えられないでしょうw。 結局国民の大半が賢くなく、民主&マスコミの扇動政治にのってしまったのが近年の日本衰退の原因です
お礼
有難うございました。 なるほど、自民党の政策には大きな過ちは無かったのですね。 メディアのせいなのか、何となく全ての政策が間違っているようなイメージがありましたが、事実では無さそうですね。 でも、1ドルが50円になっても日本経済は大丈夫なのですね。やっぱり強いのですね。
- honde
- ベストアンサー率5% (10/182)
国債が売れなくなり借金はできなくなる。 無理に日本銀行券を発行すると、子供銀行のお札と同じになり、何も買えなくなる。 支援という建前で、再度アメリカの占領下に陥る。 こういう流れでしょう。 権力を持ってない一般人は奴隷と同じ扱いを受けますよ。
お礼
有難うございました。 なるほど、支援という形でアメリカの占領下に陥る可能性があるわけですね。 この後は国家観の問題になりますが、自民党も民主党も今のように何をやってもダメな政策しか出せないのなら、いっその事、アメリカの政治家に任せた方がまだマシだ、なんて極論も出てきそうですね。
- 0909taka
- ベストアンサー率28% (47/163)
国の借金を無限に増やしていくと、何処かの段階で市中の吸収余力がなくなります。 市中で吸収できない場合は次の3つの選択肢が考えられます 1・金利を上げて客を呼び込む 2・外貨建て債券を発行する 3・日本銀行に買い取らせる この結果 1の場合・金利が急上昇します。 2の場合・最終的に国家破産の可能性が出てきます 3の場合・日銀が大量の日銀券を発行するのでインフレになります。 (インフレは初期においては国内経済を活性化するカンフル剤になりえますが、長期的には銀行の長期化貸し出しが抑制されて、企業の長期資金調達に影響を与え、国内産業が衰退します)
お礼
有難うございました。 最後の部分のインフレですが、これも日本にとって良くない事なのですね。 デフレスパイラルと言われて10年以上になると思いますが、これだけ不景気が続くのなら、今までと全く反対の事をすれば少しはマシになるようなイメージがありました。 昔の日本って高度成長で活気がありましたが、その反面、インフレに悩んでいたと聞きます。 でも給料やボーナスは毎年上がるし、銀行に定期で預けても利息が結構良かったとも聞きます。 いい時代だったようなイメージがありますね。
- rikukoro2
- ベストアンサー率21% (1316/6195)
>デフレの今と、インフレになった時と比べて、どちらの方がベターでしょうか? ・・・物価上昇率は2~3%位が適正値といわれてます。インフレもデフレもどっちも望ましくありません、 >円高と円安と、どっちの方が国民にとってベターと どっちもOKですはありません。問題なのは『急激な円高』と『急激な円安』です。 昔のドルは1日20銭程度の動きしかありませんでした。しかし最近ではその10倍、2円程度は簡単に動きます。このような激しい動きがまずいのです。 現在米国の物価上昇は日本より上なので緩やかな円高が基本的は望ましいです。 本来ならこのような急激な円高を食い止めるのは政府の役目ですが、日本政府(民主党)はその役割を果たしていないといえるでしょう。 為替においていえば近年以上最悪の政府といえるでしょう なんせこの日本が不景気なのにバブル再来ともいえる14年ぶりの84円をつけましたからねw
お礼
有難うございました。 なるほど、今の円高は「急激」だから問題になっているわけですね。 すみません、言葉の揚げ足を取るようで申し訳ないのですが、逆に「緩やかな円高」であれば、最終的に50円くらいになっても問題無いのでしょうか? この辺がどうも分かり難くて ・・・ よくメディアが円高について報道する時に、「トヨタでは1円の円高で○億円の為替損が発生 ・・・」と、不安を煽っていますが、「じゃあ、逆に1円の円安で○億円の為替益が出ていたわけだろう? そんな事、報道したかよ」とツッコミを入れたくなっています。 「円安で○億円の儲けが発生!」なんて、絶対に報道しませんよね。
- rikukoro2
- ベストアンサー率21% (1316/6195)
・国債の発行額が増える →日本の借金が増える ・米国の国債を格付けをする会社が日本国債のランクを下げる →日本の国債は危険ですよ、買わないように注意しましょう →国債の長期金利があがる。 →日本の国債をだれも買わないようになる。 ・もし1%金利が上がれば 900兆円の1%・・・1年の支払いが9兆円増える ・国債が誰も買わないのなら 新規赤字国債は発行できない。 すると国家財政が破綻します。そうなるとこわーいお兄さん(IMF)からお金を借りるか、不履行宣言をするかになります ・IMFのお世話になると(ネバダ・レポート適応) (1) 公務員の総数の30%カット、及び給料30%のカット、ボーナス全てカット (2) 公務員の退職金は100%すべてカット (3) 年金は一律30%カット、 (4) 国債の利払いは、5~10年間停止 (5) 消費税を20%に引き上げ (6) 所得税の課税最低限を年収100万円まで引き下げ (7) 資産税を導入して不動産には公示価格の5%を課税、債権・社債については5~15%の課税、株式は取得金額の1%を 課税。 (8) 預金は一律1000万以上のペイオフを実施し、第2段階として預金額を30%~40%財産税として没収する。 ・不履行宣言すると、円の信用度はなくなり、輸出入がSTOPします。だれも円を他の通貨と換金できません 電気はSTOP、ガスも停止、石油も入りません。無論食料も輸入してこなり基本物の取引は物々交換になります。 食料不足による餓死者が続出、暴動もおきます
お礼
有難うございました。 う~む、食料の輸入が出来なくなると困りますよね。 何があっても、これだけは防がないといけないですねえ。
- kouta77
- ベストアンサー率20% (185/896)
まず、借金って誰がお金貸してくれるかってことですね。 当然貸してくれる人がいないと無限に借金はできません。 貸してるのは国民なんですよね。 国債というのがそれです。 国民が余ったお金を貯金代わりに国債を購入します。 これが国の借金になっています。 いくらでも貸せないですよね。 じゃあ日本銀行がバンバンお金を発行していけばいいんじゃないと思うかもしれませんが、これではインフレをおこしてしまいます。 そうなったら、国債も国民が買った時よりも価値が下がってしまいます。 結局貯金を没収してしまったような形になってしまいますね。 当然、円の信用が下がれば円安になります。 輸出企業には良いかもしれませんが輸入に関しては大打撃です。 日本は食糧の半分以上をまた鉄や石油などの資源もほとんど保持していないので、大多数を輸入してますが、これができなくなってしまいます。 車で例を言うと、海外で車を高く売れますが、 車を作るもとになる材料が高くて車がつくれなくなります。 まあ、こんな感じですね。
お礼
有難うございました。 愚問にお答え頂き、恐縮です。 たしかに金を貸してくれる人がいなければ借金なんて出来ませんよね。 ただ、お答えにあるように日銀がバンバン紙幣を刷って国債を買い続ければインフレになって国債の価値が下がる ・・・ という事は、誰も金を貸してくれなくなるという事で宜しいのでしょうか? それと今はデフレ状態になって、正に国難の時代になっていると聞きますが、デフレの今と、インフレになった時と比べて、どちらの方がベターでしょうか? 昔の高度成長期に国中に活気があった時代はインフレ懸念があったと聞きます。 また、円安になると原材料の輸入価格が高騰するのは理解しているのですが、では今の円高で国民生活が豊かになったのかと考えると、一体、円高と円安と、どっちの方が国民にとってベターと考えられるでしょうか? メディアの報道では、いつも悲観的な見方しかしていないので、真実が分かりません。 宜しくお願いします。
お礼
有難うございました。 そうですね、食料自給率の低さを忘れていました。 極端な円安になると食品の価格が暴騰しそうですね。 やっぱり経済政策に妙案って無いですね。