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音声ファイルの音質低下?
MP3などの音声ファイルの再生時に雑音が入って、音質が下がったように聞こえてしまいます。 詳しい状況は以下の通りです。 ・一年ほど前にSonicStageをダウンロードしました。結局一度も使わずにそのままアンインストールしましたが、その直後から全ての音声ファイルの再生時に雑音が乗るようになってしまいました。 (雑音と言っても切れ切れのノイズではなくて、音割れに近いものです。特にドラムやギターの音が潰れたり、ぼやけたりします) ・その後、この症状が出たPC以外にも、家にある別のPCに同様の症状が出ました。そのPCには何もダウンロードしていないので、USBメモリを介してウイルスが感染したのではないかと疑っています。 ・音声ファイルのサイズやビットレートなどの表示は何も変化しません。 ・再生ソフトを変えたりソフトの再インストールを試してみましたが、改善しませんでした。 ・最近気がついたのですが、ファイルの最初の再生時(CDからリッピングした直後など)には雑音は入っていません。同じファイルを繰り返し再生していくにつれだんだんと雑音が入ってくる、という感じです。また、一度ライブラリから削除してから再度ファイルを登録し直すと、その直後には雑音が消えるようです(再生回数が増えるごとにまた劣化していってしまいますが)。 ・アンチウイルスソフト(AVG anti-virus free edition)で何度もチェックをかけていますが、それらしいウイルスは出てきません。 聴くに堪えないほど酷い雑音にはならないのですが、どうしても改善せず、また他のPCにも症状が移ってしまうので困っています。 誰か解決法を知っている方がいましたら回答よろしくお願いします。
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- John_Papa
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>・一年ほど前にSonicStageをダウンロードしました。結局一度も使わずにそのままアンインストールしました ということから、PCで音声・音楽をあまり聴いていらっしゃらなかったのでないかと推察いたしましたが、違いますでしょうか? 真っ先にやっておくことは、サウンドデバイスのドライバーの再インストールもしくはアップデートです。 これで解決しなければ、ハードウエアの疑いが濃くなります。 USBスピーカを使ってみると、異常がデジタルで起きているのか、PC内のアナログで起きているのか切り分けができますので、もし利用できる環境にありましたらお試しください。 PCのデジタルシグナルに対して、アナログのオーディオシグナルはかなり低い電圧が使用されています。 基準になる0dBmは、電話に始まった業務用オーディにおいて600オーム負荷で1mWと規定されていますが、この時の電圧は775mVとなります。現在では1Mオーム以上のHiインピーダンス負荷も可能になり負荷に係わらず0dBsで電圧775mVを表わすようになっています。 家庭用オーディオにおいては-10dBがほぼ標準となっていてPCのLINE出力もこの電圧です。 そのため、電波・トランス等の磁力線やデジタル回路から非常に影響を受けやすくなっています。 また、交流ではあるし必ず通過する0Vに近い電圧時には接触部における金属表面の錆により整流作用を受けて波形データが歪められてしまいます。これを積極的に利用したものに「鉱石ラジオ」がありますので、実例として挙げておきます。 http://park15.wakwak.com/~ja1cvf/sp/kouseki-radio4.html 接触問題に拠って音がひずむ場合 オーディオシグナルは、USBやLANなどのデジタルより電圧が低く0Vまで有効でなくてはならないので、ちょっとした錆や汚れに弱いのです。 錆にはあまり効果が期待できませんが、いくらか洗い流せますので コンタクトスプレー(接点復活剤) http://www.kure.com/line_up/mechanical/detail/contents2.html などを試してみられるのも良いかもしれません。 接触不良でないハードウェアの場合 デジタル回路からの誘導起電力によるノイズ発生を防ぐにはアナログ回路のシールドと電源回路のインピーダンスが充分に低い(誘導が高電圧にならない)必要があります。電源回路のインピーダンスを低くするコンデンサーの容量低下の影響を真っ先に受けるのは音声回路ですので、これが該当するなら、そろそろPCの寿命が近づいていると考えて対策を立てられると良いでしょう。