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2匹の上下関係について
我が家では9歳のラブラドールと10歳のミックスを飼っています。両方とも雌ですが、隠れてみているとミックスがお尻をラブラドールの方に向けて突き出し、ラブラドールがその臭いを嗅ぐという動作をしていることが多々見られます。これは上下関係の確認をしているのでしょうか。もしそうならどちらが上になるのでしょうか。
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犬にとって、お尻の匂いを嗅ぐことは、とても大事なコミュニケーション手段です。 上下関係を確認している場合も含まれますが、相手が自分に友好的かどうかを確かめていたり、健康状態を確かめていたり、雌であれば妊娠に関係した情報を確かめたりなど、とてもたくさんの理由があります。 お尻の匂いを嗅がれて嫌がらないのは、とても仲がいい証拠だと思っていいと思います。 ちなみに散歩中に他の犬と出会ったときも、お尻の匂いを嗅ぎたがるはずですが、あれも「おはよう」とか「お元気?」と言っているのと同じで、仲良くなりたがっているのです。 よく飼主さんがそれを嫌がって、リードを引っ張ったりすることがありますが、犬同士を険悪にさせる悪い行為です。 「あの犬は悪い犬だから近づくな!」と教えているようなものなので、そればかりやってると、「飼主以外はすべて敵なんだな」と思って、いつも他の犬に敵意むき出しの犬になってしまいます。 犬の上下関係は、基本的には年功序列だと思って大丈夫です。 ただ、年齢が近いと、力関係で変わることもあります。 また、飼われ始めた時期が違う場合は、基本的にははじめにいた犬が上で、後で来た犬が下で始まりますが、これも年齢の開きがあれば、逆転することもあります。このときもお尻の匂いで年齢を確かめます。 つまり、犬の上下関係は年功序列を基本として、知識と経験、力関係によって、変わってくるということです。 明らかに上下関係がはっきりしていないなら、基本的には年長が上だと思っていいですし、odorattiさんも普段から年長犬をまず立ててあげながら、どちらにも同じくらい愛情を注いであげていれば、犬たちも上下関係をしっかり理解してそれを守り、嫉妬もせず、いつまでも平和に仲良くいてくれると思います。 ただ、もし9歳のラブラドールと10歳のミックスに対する愛情のかけ方に上下関係をおろそかにするような偏りがあったりすると、犬も勘違いし始めるので、年長が上だよということはいつまでも崩さないように気をつけてあげるといいと思います。