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アンカレジ空港はどうなった?
昔の日本~ヨーロッパ航空路線は、アメリカ・アラスカ州アンカレジ空港に立ち寄り、燃料補給をして北極圏上空を通りヨーロッパ諸国へ向かった。 アンカレジ空港の売店は、日本人観光客で大盛況になり、立ち食いソバ屋も出たという。 しかし、旧ソ連(現ロシア)がシベリア上空通過を認め、航空機の燃費向上によりヨーロッパ直通出来るようになり、アンカレジ経由は廃止された。 アンカレジ空港は、今どうなっているのだろうか?
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旅行会社経営者です。 アンカレジ空港についての投稿、懐かしく読みました。若いころの欧州出張ではまだ「北回り(アンカレジ経由)」、「南回り(東南アジア、中東経由)」という言い方が殆どで、たまにモスクワ経由があると同僚から羨ましがられました。ノンストップで欧州直行が出来たのはさらにその後のことです。 1時間ほどのトランジットは貴重な時間でした。狭い座席から一時解放されましたからね。 30才代の部下で当時のアンカレジを知っている社員は皆無です。 さて確かに日本からの定期旅客路線はなくなりましたが、貨物路線、あるいはアラスカ州内の旅客航空路、カナダ線などではまだまだ大ターミナルであり続けているようです。 妙に訛った日本語を喋る戦争花嫁さんが売り子だった免税店、まずくてバカ高いだけだったうどん屋を懐かしく思い出しています。先年亡くなったオーケストラ指揮者の岩城宏之さんはあのうどん屋が大好きだったそうで、到着すると一目散に駆け込んでいた場面に遭遇したことがあります。味音痴に違いありません(苦笑)。
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- nidonen
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他の方も回答されているとおり、貨物空港として大繁盛です。 日本の NCA も定期的に寄稿しています。 貨物機の場合、所要時間が伸びても一度にたくさんの荷物を 運べるほうが都合がいいため、あえて航続距離を少なくして燃 料積載量を減らし、そのぶんを貨物積載量に充てているのです。 参考URLは、747ベースの貨物機 747F の航続距離を示した グラフです。もっとも航続距離の長いタイプでも、ヨーロッパの 物流ハブであるルクセンブルグから東京まで直行できないことが 分かります。747-200F にいたってはニューヨークにも届きません。 http://www.boeing.com/commercial/747family/pf/pf_rc_fgt_luxembourg.html あと、アラスカ州は空路が基本の州ですから、大手のアラスカ 航空をはじめ、地元旅客エアラインのハブにもなっています。 アラスカ航空のルートマップを見ると、アンカレジから10都市を 超える目的地に直行便を飛ばしていることが分かります。 http://www.alaskaair.com/as/www2/Destinations/Route-Map.asp
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花形長距離旅客便はなくなっても、貨物便の重要性は高いようです。
- mr19m
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ご質問者様が、心配され無くても、どうもなっていないようですよ~ 北米路線(イートップス)の関係上、日本発の旅客便にとっても、まだ重要な空港だと思いますよ。 ただ、あの有名な「ソバ屋」は無くなっているでしょうネ。 見ただけでまずそうでした。(食べた事無かった) 機内で、北極圏通過証明なんか貰いましたネ、懐かしい・・・ 現在の欧州路線、シベリアラインも、北京~モンゴルラインも、なんか味気ない? 南周りと比べると、早く行けるのが魅力。 当時、何も無いドバイのトランジットは、つらかった。 (成田→マニラ→バンコク→ドバイ→アテネ→ローマの路線も利用) オーロラツアーで、アンカレッジを利用しているようですから、ご参加されてみれば? (ソバ屋あるかな?)
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興味深いサイト紹介ありがとうございました。
- 風車の 弥七(@t87300)
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アンカレジ空港は現在は貨物輸送のハブ空港になっています。 世界で第三位の取扱量出そうです。 アジアからアンカレジの定期便は台湾の中華航空と長栄航空の二社のみです。 夏と冬は日本航空が臨時便を出しています。
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花形長距離旅客便はなくなっても、貨物便の重要性は高いようです。
お礼
当時の想い出話し大変興味深い内容でした。 >1時間ほどのトランジットは貴重な時間でした。狭い座席から一時解放されましたからね。 当時欧州北回り便は、シベリア直行便より約5時間余計にかかっていましたから、貴重な休憩時間でしょうねぇ。 >30才代の部下で当時のアンカレジを知っている社員は皆無です。 日本航空は1991年10月31日でアンカレジ経由便を廃止しました。 今の若い人は知らないでしょうねぇ。 欧州便には「北回り(アンカレジ経由)」、「南回り(東南アジア、中東経由)」がありました。 その便を運航していた日本航空は、今や経営危機の瀕死の重傷。 時代の流れを感じます。