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アンカレッジ空港経由の飛行機

昔、日本発ヨーロッパ方面に行く飛行機がアメリカの アラスカ州にあるアンカレジ空港を経由して行ってい ましたが今はアンカレッジ空港経由の路線はなくなっ ています。 どうしてなくなったのか知っている人教えてください。

みんなの回答

回答No.5

ソ連時代は、ソ連領内に着陸せずにソ連領空を通過する外国航空会社の運行は認めていませんでした。ソ連領空を迂回してヨーロッパまで無着陸で飛べる機体がありませんでしたからアンカレッジで給油してました。便数は少なかったですが、モスクワ経由便というのも運航され、こちらの方が速かったです。 航続距離が長い飛行機が出来たので、フィンランド航空がソ連を迂回して成田~ヘルシンキをノンストップで結ぶ便を開設した事があります。 ソ連の末期には、所定の上空通過料を払えば、モスクワ経由便と同数まで上空通過便を認めるようになり、飛行機の航続距離も伸びましたので欧州へのノンストップ便が増え、今では通過便に対する便数制限もなくなったのでアンカレッジ経由の必要がなくなりました。

noriyasu
質問者

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noname#12250
noname#12250
回答No.4

No2さんの書込みの通り、制限はあるものの冷戦中の1980年代にも JAL機がロシア上空を通過したり、モスクワに立ち寄ったりありました。 ロシアの航空情報のサービスは当時遅れており管制はロシア語でした。 冷戦に加えてそんな事情もあったのかと思います。 ちなみに閉ざされたと思われている北朝鮮ルートも現在あります。 多くはありませんが、北朝鮮ルートで成田に来る航空機もあります。 さて本題です。 アンカレッジ経由はフレイター(貨物便)であれば今もありますが、 旅客便は時間がかかるために廃止となっています。 時間がかかれば乗員の負担が増える、賃金が増える、給油しなければならないなど 経済性が良くないためです。 最近はアンカレッジ行きチャーターなんていうのがありますね。

noriyasu
質問者

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  • nidonen
  • ベストアンサー率55% (3658/6607)
回答No.3

 ほかの方からの回答にさらに付け加えると、旅客機の航続距離が 伸びたことも理由のひとつです。日欧路線は、目的地によっては米 東海岸なみの遠距離飛行になります。たとえば、ジャンボジェット (B747)でも初期型の機材だと、ヨーロッパまでノンストップ では飛べなかったんですね。  そのため、アンカレッジで給油をする必要があったのです。アン カレッジ経由を前提にすると、利用できる機材のバリエーションを 増やせるというメリットもありました。  このように、技術的な要因で経由地に着陸することをテクニカル ランディング(俗にテクラン)と言います。今でも航続距離の短い 貨物機では、アンカレッジを経由するケースが多いです。  なお、現在はテクランの必要な機材はほぼなくなりましたので、 アンカレッジ経由便はなくなりました。それでも北米路線ではまれに、 故障などでアンカレッジに緊急着陸するケースがあるようです。

noriyasu
質問者

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  • yachan4480
  • ベストアンサー率27% (943/3480)
回答No.2

厳密に言えば冷戦時代でもモスクワには飛んでいました。 冷戦も終わりソビエトが解体しロシア共和国になり通行料を払えばある程度自由化になった。 高性能ジェットで13・14時間連続飛行ができるようになった。

noriyasu
質問者

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回答ありがとうございました。 納得しました。

  • colocolo62
  • ベストアンサー率32% (1162/3624)
回答No.1

冷戦時代は、ソ連(ロシア)上空を通過することを認められなかったので、アンカレジを経由してヨーロッパ方面に行っていましたが、今はロシア上空を通過して直接ヨーロッパ方面に行く方が近いのでわざわざ経由していかなくなったためです。

noriyasu
質問者

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回答ありがとうございました。 納得しました。