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新型インフルエンザ
素朴な疑問が沸いたので、もしお分かりになりましたら教えてください。 先日、うちの6歳の長女が新型インフルエンザになりましたが、 主人も私も次女(4歳)も誰も移りませんでした。 新型は誰も抗体を持っていないハズなのに、どうしてなのでしょうか? そのうち、運が悪ければ、他の人から移される時が来るのでしょうか?
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そんな人多いですね。でもうつったという人の話も聞きます。 人間の免疫には自然免疫というものがあって、インフルエンザのような悪い奴に対しては最初から、発熱して最大級の反応をするものですが、自然免疫が強すぎるか、または以前に似たような病原体に感染したことがある場合、症状が出る間もなく、回復してしまうことがあるのです。実はワクチンを接種するのも感染しても早く対応して、排除してしまうためのもので、症状がでても軽いか、もしくは全く症状なしに回復してしまうので、無症状で、かからなかったということになるのです。 今まで一度もインフルエンザにかかったことがないと言っている人もほとんどの場合感染して、知らないうちに免疫ができている場合も多いものです。 ついでに参考に言うと、昔恐ろしい天然痘がありましたが、人類史上初めてのワクチンはなんと天然痘から作ったものでなく、牛痘といって牛のかかる病気を人間にうつすというやり方でした。 牛痘も人間に感染しますが、大した重篤な症状にならずに回復します。しかし牛痘に感染すると、なんと天然痘のかからなくなるというのです。免疫は似たものに感染しても免疫ができることがあるということです。ソ連A型はH1N1型で新型と同じ型なので、もしかするとこれに感染していればかかりにくくなっている可能性はあります。
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- kiyocchi50
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免疫には二種類あります。(正確さはともかく) まず、初めて入って来た病原体に対する免疫。 そして、二回目以降に入って来た病原体に対する免疫です。 私達は日々、沢山の病原体(菌やウイルス)にさらされていますが、入って来た病原体は白血球などに食べられて除去されます。そして、食べた細胞はその断片をつかって「次にこいつが入って来たら、効率よく排除しよう!」と記憶します。指名手配みたいなもんでしょうか。 二度目以降に反応する時には飛び道具「抗体」を使います。 免疫に関しては結構複雑なので、説明したらきりがないですが、おおざっぱに言えばこんな感じです。 新型に対する抗体は確かに誰も持っていませんでした。 ですが、前述のように初めてのウイルスであっても、「ある程度」は対応できます。ですが、大量のウイルスに暴露してしまうと、「ある程度」を超え、感染してしまうのです。 ちなみに、インフルエンザに関して言えば、ワクチン接種をしても感染を防ぐ意味は無いので、ワクチン接種後も感染予防は必要になります。
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ご回答ありがとうございました。 抗体についてよく分かりました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 知らないうちに似たようなものに感染して、今回はパスできたのかも知れないのですね。なるほどです。 過去、主人と私はインフルエンザになった事あります。 不思議なのは4歳の次女です。 ぴんぴんしています。 また長女は保育園のクラスで、次々に移っていったのに、次女のクラスは1人か2人で広がりませんでした。 不思議なものですね。