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右大腿骨頭置換術を受ける患者さんについて

52歳女性(メガネ使用)で右大腿骨頭置換術をうける人に対して手術前訓練としてどういったことを思考したらよいのでしょうか。もちろんタバコを吸っているため禁煙は必要だと思います、他には全身麻酔なので深呼吸訓練(トリフロー使用)、あとは、術後に関して体位変換についても必要なのかなとは思うのですが・・・ 具体的に呼吸訓練以外に何を施行できるのか教えてください。

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回答No.3

No.2です。大腿骨頭置換とか人工股関節の手術後は、肢位(動作様式)により脱臼の可能性があることは書きましたが、日常生活のふとした動作でも起こりえることなので、十分患者様に理解してもらいましょう。 まず質問の 寝返り:手術後は術部位の痛みなどで術側方向への寝返りは困難な場合が多いと思います。よって健側方向への寝返りでは、術側肢が上になるわけですから普通に寝返りをすると術側股関節は内転位を取り、さらに寝返りの後半では内旋位も加わります。これは脱臼肢位ですから禁忌です。そこで、一般的に病院で用いられるのが三角枕です。この三角枕は術後の安静臥位でも用いられていますが、股関節を軽度外転位に保持する為に両足の間にはさむように入れる三角の枕です。寝返りでもこの三角枕を利用し寝返れば安全だと思いますが少し動きにくくしんどいかな。リハが始まれば枕を使わなくても安全な方法を指導してもらえると思います。 他にも、ズボン・靴下・靴などを履く時、下のものを拾う時、床から立ち上がる時などなど注意が必要です。特に手術後1ヶ月位は術部位の軟部組織などが安定していないので注意しましょう。 こんなもんでよろしいでしょうか?

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質問者

お礼

ありがとうございます。 とても、ためになりました。実践してみたいと思います。 日常生活でも、いろいろと気をつけなければならないことがたくさんあり得ることが再理解できました。

その他の回答 (2)

回答No.2

術前の訓練としては、kkzzさんの言うように術前リハが必要だと思いますが、まずその患者様は大腿骨頸部骨折で牽引中ですか、また大腿骨骨頭壊死か何かですか? 牽引中であれば体動が困難ですから仰臥位での訓練になってしまいます、しかも術側は痛みが強い場合が多く、なかなか訓練が出来ませんが、健側肢では股関節の屈曲(膝伸展位での下肢の挙上)床から30cmくらい上げる。それと股関節外転(開脚です、kkzzさんの言う中殿筋です。)運動、あと膝伸展(大腿四頭筋の強化、これは等尺性収縮かな?)運動が出来るでしょう。また大腿骨骨頭壊死などで牽引などしていない場合は体動可能なので、健側肢・術側肢両方の筋力強化が可能で股関節周囲筋・膝関節の筋力強化が必要だと思います。内容・方法については、心疾患・高血圧などの疾患を持つ方もおられますので患者様にあった訓練が必要だと思います。詳しいことはまた質問してください。 プラスして、股関節の人工骨頭は肢位により脱臼の可能性もあるので(手術の方法でも変わりますが、股関節内転・内旋・過度の屈曲)、術後の基本動作指導(寝返りなど)も必要ではないでしょうか、具体的にはいろいろあるのでまた質問してください。

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質問者

補足

そうですね。いろいろありがとうございます。非常にためになりました。 ところで、寝返りの指導としては具体的にどのような動作に注意したらよいのでしょうか。

  • kkzz
  • ベストアンサー率27% (26/93)
回答No.1

骨折でのオペでないのなら、術前リハをしておいた方が良いでしょう。中臀筋を中心とした臀部周囲筋を鍛えておいた方が、術後の歩行訓練の時に成果がでやすいと思います。

11041104
質問者

補足

ありがとうございます。中殿筋を鍛えるにはどういったことをしたらよいのでしょうか。等尺性運動もOKだと思うのですが、具体的な運動としては下肢をどのように動かせばよいのでしょうか よろしくお願いいたします。

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