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日本語音声学の学習内容
「日本語音声学」を学んでいた先輩に カ行・サ行などは濁音になるのに、ナ行・マ行などは濁音にはならないのはなぜ? という質問に対する答えをしてくださったのですが、 いまいちよく分かりませんでした; 興味があるのでご存知の方いらっしゃいましたら回答をよろしくお願いします。
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カ行をローマ字で書くと、 ka, ki, ku, ke, ko ga, gi, gu, ge, go 違いは「k」と「g」ですね。 では「k」と「g」がどう違うかというと、声帯が震えるかどうかなのです。 ちょっと難しいかもしれませんが、手をのどに当てて「k」と「g」を繰り返し発音してみてください。 「k」ではのどが震えないが「g」では震えるのが分かりますか? では次に「m」「n」でやってみましょう。これも難しいので、「ん」で結構です。のどに手を当てて「んー」といってみましょう。のどの振動が分かりますか? つまり、ナ行・マ行では最初から声帯が震える音なのです。「あいうえお」も声帯が震える音です。専門的には有声音といいます。 ナ行・マ行に濁音がないのは、母音と同じく、(変な言い方ですが)最初から「濁音」(正確には「有声音」)だからなのです。
お礼
おお!わかりました!! 音声学に興味が深まりました^^* わかりやすいご回答、ありがとうございましたっ