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巨大な借金は誰が返すの?
ニュースで穴吹工務店が会社更生法を申請したことを知りました。負債は約1500億円ということなのですが、1人1億借りたとしても1500人が借りないとこれだけ巨額な借金にはなり得ない額でびっくりしています。良くマンションディベロッパーが倒産していますが、このような巨額な負債はその後どうなるのでしょうか?誰が払うの? 例えば中小企業なら会社が借金する時は社長が連帯保証人になりますから、社長が首を釣るなんていう話は良く聞きますが、こういう巨大な不動産会社が倒産すると誰が借金を背負うんでしょうか?あまりに巨額なので誰も払えないのではと思うのですが。取締役は出資したお金がかえってこないだけで、借金は返さなくていいんでしょうか。巨大な負債を抱えた会社が倒産した場合の借金の行方。そして経営陣のその後の運命。
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- kawasemi60
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多くの会社で約束手形による支払いが現在でも行われています。 約束手形とは4ヶ月ぐらい後の決めた期日に支払うと書面にした ものです。金融機関名、金額、支払人、支払期日などが記されてます 建設業界では取引金額が大きいので手形取引が多いのです こう不景気だと期日が6ヶ月を超えるものも在ります。昔は台風手形 という7ヶ月なんて物まで・・210日の語呂合わせ。 毎月連続した取引だと半年以上の集金が約束だけで現金では集金 出来ていないのです。穴吹も手形を出していれば受け取り先つまり 資材会社や外注会社や下請け会社が被害を受ける事に成ります 半年分の売り上げが実質ゼロとなるのです・・・ 裁判で決着つくまでそれらの会社が持たないでしょうねえ~ さらに小額債務の切捨てにより被害を受ける会社も出るのです まぁ~借金の大部分は手形踏み倒しで済まされてしまうのです 弁護士、給料、税金、銀行、大会社、中会社、小会社の優先順序 ですねー
- Broner
- ベストアンサー率23% (129/554)
大体の流れを説明しましょう。 私は専門家ではないので、その心算で読んでください。 穴吹工務店が会社更生法を、地方裁判所に申請した。 これを受けて、裁判所は、管財人を弁護士の中から選任します。 管財人は、現在の資産を調査し、調査した資産に対して裁判所のラベルを貼り、資産を保護します。 そして、穴吹工務店と債権者に和議を進めます。 管財人は、穴吹工務店に、会社の再建計画を提出することを命じます。 この計画の中で重要なのは、来年から5年位の受注予測です。 来年からの受注の見込みが無ければ即、倒産です。 来年からの受注の見込みがあれば、それを基にした、再建計画を立て、余剰人員は、整理されます。 その再建計画に基づいて、返済可能な金額を定め、例えば全体の債権に対して25%が、返済可能な金額と定めたなら、債権者全員を裁判所に集め、会社の再建計画と、債務が全部25%になる事を説明します。 債権者は債権の大きさで議決権の大きさが決められて、話し合い議決します。これが和議です。 不調になれば、倒産です。 ラベルを貼った資産を、債権の大きさで分配します。 『例えば中小企業なら会社が借金する時は社長が連帯保証人になりますから、』 銀行が会社に融資するときに、会社に担保が無ければ、社長の個人資産を担保に取る場合がよくあります。 この場合、銀行はさっさと、この分の債権を引き離し、処分してしまうでしょう。社長宅は売りに出されて、その分の債務は支払われたことになります。 『取締役は出資したお金がかえってこないだけで、借金は返さなくていいんでしょうか。』 株式会社は、法人ですから、基本的には、出資した株による資金だけが、責任になります。 二重帳簿とか、背任行為がなければですが。 責任の追求は、ここまでです。
まずは「会社更生法」を理解されたほうがよいと思います。 こちらを参考に http://www.aoix.jp/k_kouseihou.htm
- kusirosi
- ベストアンサー率32% (2838/8859)
清算・・・・残った資産分配できるだけ、分配して、 返しきれない場合は、債権者が泣く。 事業再生・・・管財人が債権者と株主と、話つけて、 借金大半無かったことにし、儲からない部門潰して売り飛ばして、 儲けらそうな新会社作り、そこから残りの借金、すこしつつ、返す。 取締役は、責任果たせなかったので、退職金なしでクビで終わり。 大企業でも、借金多額の時は、社長会長は 個人保証つけさせれること多いので、家取り上げ、も、よくある。