No.1です。ニ分割になります。
> しかし、質問にもあったように「百入茶」ですと質問にあるURLのように薄い藍のような色が出てきます。
おっしゃるとおりですね。
以下の文言を見て、色の確認もせずに投稿してしまいました^^;
申し訳ありません。
> > 百塩茶 赤味の焦げ茶色。チョコレートに近い色を言う。百入茶とも。
読みは同じですが、ここは質問者様のおっしゃるようにそれぞれ「別の色」を指していると考えないといけないようですね。
同じ色を示す場合でも、サイトによっては多少数値が変わったりするものですが、その場合でも大体の色の傾向は決まっていると思います。
「百入茶」に関しては、「#1f3134/R:31 G:49 B:52」この数値で一致しているようです。
この色がほぼ間違いのないものだとして、仮に多少変わるとしても、「薄い藍」と「赤みを帯びた色」のまったく系統の違う二種類を指すということはちょっと考えにくいですね。
|【茶】茶を煮出したような色。黒味を帯びた赤黄色。茶色。
示されている数値が間違いではないのか(もっと赤みがかっているのではないか)ということも考えましたが、昔から(現在でも)実際に着物などにもこの色が使われていたようなのでおそらく間違いないところだろうと思います。
なぜ「茶」という漢字が入っているのでしょうか。不思議ですね^^;
しかし「百入」の由来としましては、No.2様のおっしゃる説が有力ではないかと思います。
ただ、辞書をあたったところでは、「~塩」という言葉も実際に使われていて「百入」と「百塩」はほぼ同じような時期に存在していた可能性があるように思います。
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|はつしお・-しほ【初入】
|染色の時、初めて染液の中に入れひたすこと。ひとしお。
|―・ぞめ【初入染】
|一度だけ染汁に浸して染め上げたもの。
|やしお・-しほ【八入】
|(「しほ」は潮、転じて染料)幾度も染液に浸して濃く染めること。また、そのもの。
|『広辞苑』
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|やしおのいろ【八入の色】
|繰り返し染料液に浸して染めた濃い色。
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|「紅の―になりにけるかも〔万葉 3703〕」
|『大辞林』
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|やしお・-しほ【八入】
|布を幾度も染め汁に浸して濃く染めること。また、その染めた布。
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|「紅の―に染めておこせたる衣の裾も通りて濡(ぬ)れぬ」〈万・四一五六〉
|『大辞泉』
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#1
お礼
アドバイスありがとうございます。 「百入茶」から「百塩茶」へ変わっていったという意見ですね。 しかし、lyricsさんへのコメントにも書いてあるように、「百入茶」「百塩茶」両者で色味自体も変化したのは何故なのでしょうか。