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パーツを組み込む際の実際のサイズの考え方
こんにちは。 例えば、外周直径12mmのベアリングがあるとします。 そのベアリングをガタツキなく納める穴をあけるとしたら、 何ミリの穴を開けるべきでしょうか? 本来であれば、12mmを開ければ良さそうですが、 本当に精度の良い12mmの穴に12mmの物は入りそうになさそうなのと、パーツのほうの誤差の問題もあると思います。 ちなみに、ベアリングの中央には8mmの穴が開いていることになっていますが、ホームセンターに売っている8mm径とされているアルミパイプは通りませんでした。 アルミパイプをデジタルノギスで計ってみると7.98mmでした。 穴を開けるのはプロのNC加工機を持っている業者にお願いしますので、精度はそれなりに出ると思います。 通常、無理の無い範囲で指定するとしたら、どのようにしたら良いのでしょうか? 宜しくお願いいたします!
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- ga21265
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No.3です。 >通常、無理の無い範囲で指定するとしたら、どのようにしたら良いのでしょうか? この部分の回答が抜けてましたね。 はめあい公差は設計者が図面で指示します。通常は現物合わせは行いません。 穴の寸法ならφ12H7というように寸法を記入します。 機械加工の穴なら表面粗さの指示も必要です。 はめあい部なら通常は三発仕上げ。加工部の寸法補助線に三画を三つ記入しておきます。 この表現は旧JISですが職人さんの間ではまだ一般的なようです。 (新JISで書くと聞き返される場合が多い)
- ga21265
- ベストアンサー率34% (114/326)
はめあい部の公差(すきま)はJISで規定されています。 穴はアルファベットの大文字、軸は小文字で表します。 ボールベアリングの場合、内輪も外輪も締まり嵌めが望ましいとされています。 しかし、これでは組立に圧入や焼き嵌め等が必要になって大変です。 そこで通常は外輪は締まり嵌めまたは中間嵌め、内輪はすきま嵌めにします。 外径12ミリのベアリングの精度は一般用の0級では+1μ~-9μです。 これが入る穴の径はK7(+6μ~-12μ)やM7(0~-18μ)がよく使われます。RCカーみたいにプラスチックの場合はもっときつくしてP7(-11μ~-29μ)にします。 この程度なら油圧プレスみたいな工具なしでも入ります。 軸はg6(-5μ~-14μ)が多く使われます。精度を上げたい場合はh7(0~-15μ)でもよいでしょう。これは軽く入ります。 ホームセンターのパイプが入らなかったのは端面にバリがあったからでは? それから外径12のベアリングの内径が8とは限りませんよ。
お礼
ご回答をありがとうございました! 正に知りたかった事でした。 ホームセンターのパイプが入らなかったのは、確かにバリがあったせいかもしれません。 何度か試していると、きついですが入りそうな雰囲気です。 (内径は8というデータのあるベアリングです。)
穴あけをプロに依頼するのなら、こんなところで聞いてなんかいないで、 使うベアリングを持って行き、これをはめたいのでよろしく、と言えば済むことじゃないですか? 穴のサイズを指定するなんてプロに失礼ではありませんか?
補足
ご回答、ありがとうございました。 言葉が足りませんでしたが、 「プロならどう考えて作業するか」が知りたかったです。 プロへの指示の方法が知りたいのではありません。 宜しくお願いいたします。
- panoram
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一番確実なのは現物合わせ。 細かいことを言えば、材質、温度、により、膨張が変わります。職人はそれらを見込んで寸法を決めます。 プロにまかせるなら、「ここに***のベアリングが入る」と言えばそのように加工してくれます。 ホームセンターのパイプは、おそらく歪みのせいで楕円になっているのでしょう。
補足
ご回答、をありがとうございました。 >材質、温度、により、膨張が変わります。職人はそれらを見込んで寸法を決めます。 上記が要因として存在することは理解しております。 プロが現物合わせができない状況で作業しなくてはならない場合、上記のような要素をどのように考えて寸法を決めるかを知りたいです。 引き続き宜しくお願いいたします。
お礼
補足をありがとうございます。 恥ずかしながら、私が設計者という立場になっております。 (ということで、私が指示をしなくてはいけないのですね。。。) 普段はその立場ではないのですが、たまたま作業をしなくてはならず、 また諸事情により期日もかなり厳しいので失敗も許されません。 重ねて御礼申し上げます。