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役所の工事は遅いのは何故ですか?

うちの近くでやってる県営住宅の工事や市がやっている道路の拡張工事はなかなか進まないです。県営住宅は9月から工事を初めてやっと前の古い県営住宅の取り壊しが終わり今は工事なぜか中断しています。市の道路拡張工事なんか何故か一ヶ月位急に工事を放置したまんまです。どうして役所の工事はこんなに遅いんでしょうか?民間の業者は建物建てるの早いですよね?まるでわざと工事を遅らせているのではないかと思ってしまいます。なんか理由があるのでしょうか?

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  • char2nd
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回答No.1

 工事が中断する理由は色々あります。  例えば、掘削の段階で想定していなかった土層や埋設物が見つかり、その対応のため別の機材を確保したり、関係各所との調整が必要になったりする場合などがあります。  又、予算の執行が停止されたり、受注した業者が倒産したりといったケースもあります(これは実際にありますよ)。  あとは関連する別の工事の遅れに引きずられてしまった場合もありますね。  民間の建築工事が速いのは、予算の組み立てなどをすべて企業が内部で行っているからです。公共工事の場合は予算に関してはいちいち議会での承認が必要なので、場合によっては途中で予算を打ち切られることもありますし、予算そのものが認められるまでは工事が始まりません。  通常、公共工事は年度ごとの発注・入札となるので、年度末にそれまでの予定範囲の工事が終わると、次年度の工事発注の予算が認められるまでは、工事は行われません。随意契約であれば継続して工事が行われることもありますが、「公平な入札」を前提とするため、次年度には改めて入札を行って受注業者を決めるのが通例になっています。  ですから、それまでの工事担当業者と次の業者が違っていることもあり得ます。  ちなみに、発注者側がわざと工事を遅らせることはあり得ません。その間もリース機材(仮設材など)の料金が発生してしまうので、その分の費用が余計にかかってしまうからです。

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回答No.2

平成20年4月頃、ガソリン暫定税率の法改正が成立せずガソリンが一気に安くなったと同時にあちこちで工事の延期があったのを覚えていますか?あれは財源が無くなることを理由に予算の執行が停止されたためです。あれが良い例です。 公金で行う工事であるため、決裁を得るのに非常に時間が掛かるというのはNo.1の方のおっしゃるとおり。 あと、毎年の予算の変動はできるだけ少なくしたい思惑から、例えに出てきた県営住宅で言うと、今年度は取り壊しだけ、来年度は半分だけ建てる、再来年度はもう半分を建てる、ということをやったりします。昨年度は20億円しか要求しなかった部署がいきなり100億円の予算申請してきたら困るでしょ?だから30億、30億、40億という具合に割るんです。 それでも景気が低迷し出すと税収が下がって、取り壊したところで計画が凍結されたりするわけです。そしたら3年で終わるはずの工事が、景気&税収回復を待つうちに10年経ったりしちゃうんです。 そう聞きました。

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