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横転フェリー、重油抜き取りに1か月
横転フェリー、重油抜き取りに1か月 三重県御浜町沖のフェリー「ありあけ」(7910トン)横転事故で、運航会社「マルエーフェリー」(鹿児島県奄美市)は14日、船内から燃料の重油を抜き取ったうえで、船体の撤去作業を実施する方針を決めた。 尾鷲海上保安部は同日、抜き取りだけで、少なくとも1か月程度かかるとの見通しを示した。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091115-00000082-yom-soci どうして重油を抜き取るのに1か月もかかるのかわかりません。 その気になれば、数日でできるのでは?
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座礁から撤去までの実例の記録のPDFファイルです。 http://www.yudaku.jp/pdf/84miyazaki.pdf 座礁から撤去まで1年以上、重油抜き取りだけでも数ヶ月かかっていますね。 1ヶ月でできれば上出来じゃないでしょうか。 1ヶ月は相当楽観的な見積もりです。(ハッタリに近い)
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- yot15
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遊動水と言う言葉はあまり知られていないと思いますが、船舶では重要な要素なのです。水や燃料のような液体は船の揺れのため液面が動きます。このため実質重心が高くなります。このため転覆しやすくなるのです。この防止策は、液面を小さくすることで解決できます。つまりタンクの小型化が必要となります。 横倒しの船のタンクは、独立した多くの小型タンクと同じとなり、しかも船舶のポンプは、横倒しのため吸い込み位置が設計通り機能せず使えません。だから燃油の抜き取りは非常に手間のかかる作業と成ります。海の状態が悪ければ、もっと時間がかかります。
まだあくまでも見通しです。 ただ、船の状態確認、作業の安全確認、作業船。人の手配などいろいろあります。 浅瀬で横転している船に横付けして、チャチャッとできるわけではないのです。 簡単ではありません。 それでみお数日で出来る策があるならば、尾鷲海上保安部へ指導してください。 よろしく!w