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バブル期の時代感覚

 一般にバブル期は1985年から1991年頃といわれています。  今から考えると、どう考えても異常な時代だったと思います。しかし平成生まれの私にとっては、全くもって観念的なものでしかありません。私は、物心つけば「失われた10年」デフレの嵐、おさまって「名古屋が元気」と言われても、「実感なきいざなぎ越え景気」、そしてトドメの「リーマンショック」と、好況を実感したことがないのです。  当時を生きていた方々の声をおきかせください。 (1) バブル期、私の中ではディスコ、高級車、高級ホテルでの毎晩のようなディナー…と華やかなイメージなのですが、それはごく一部の人ではないか?と思うようになりました。地価高騰でマイホームが雲の上…とかです。実際、皆様の状況はいかがでしたか? また、当時、「今」をどういう時代だと実感しておられましたか?  (2) バブル期の途中、昭和天皇が崩御しましたが、各方面で自粛ムードが広がっている状況を当時どのように感じておられましたか?(私の知っている歴史を専攻する人は、戦後日本社会でもファシズムになる可能性を秘めていると震え上がったそうです)  どちらか一方でもかまいません。当時の思い出話でもかまいません。どうぞよろしくお願いいたします。  

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noname#107500
noname#107500
回答No.5

(1)私は地方の会社員でしたので給料とかはやすかったです。でも新米でしたが、交際費月5万円からつかえました。(勿論タクシーチケットは好きなだけ、という感じ) でも生命保険会社に入った女の子が初めての賞与で百万円もらった、とかは普通に聞きましたね。 (2)会社は休みになりました。 テレビでは天皇崩御関係の番組だけ(CMはなし)で、レンタルビデオ屋に行ってもほとんど貸出し中。パチンコも退屈な人達で満員御礼でしたが、歌曲禁止(自制)だったので銀玉がガラスに当たる音が不気味にひびいていましなあ。 ファシズムを感じたのはある意味当っていると思いますよ。 その頃は戦争が終ってまだ40年程度で、全体主義下で教育を受けた人が社会の中枢で現役だったころですから。

nobitaman
質問者

お礼

 私は、タクシーというものを、お金に余裕のある人が使う「超豪華交通機関」だとみなしています。数年に1回くらいの割合で利用する際は、まさに「VIP気分」を味わっています。そんなタクシーを自由に使えたなんて…まさに特殊な時代だったのですね。当時の新聞記事の見出しで「不景気風じわり タクシー夜もすぐ乗れます」というのを写真で見ました。  CMのない民放は民放でない気がします! 市民の方々は皆退屈だったのですね。確かに、天皇の健康悪化→崩御の報道だけだと、たとえ天皇のことが心配でも、実際として退屈ですよね。パチンコ屋はもちろん入ったことはありませんが、前を通って賑やかな音楽を耳にしたことはあります。非常にうるさいのですが、そのうるささがパチンコ屋の真の姿だと思います。玉の音だけのパチンコ屋は想像できません…。確かに不気味そうです。想像できない現象が現実に起こったのが、当時なのですね。  最後の一文ではっとさせられました。今は戦争体験者=高齢のイメージで実際そうですが、私が生まれたときはまだ現役だったということに、戦争が遠い過去ではないことを改めて実感させられました。  回答ありがとうございました。

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noname#119788
noname#119788
回答No.6

バブルの頃に義務教育を受けていた世代です。 (1)頑張って良い学校に進学すれば、必ず将来が開けるみたいな感覚があったように思えます。就職氷河期なんて、想像すらしていませんでした。 「窓際族」という言葉がありました。一般企業内にも、出世街道から外れて仕事も与えられず、窓際に追いやられたデスクで新聞を読んだり、お茶を飲みながら外を眺めて時間を潰すという光景が見られたそうです。今だったら、確実にリストラの対象ですよね。 車は、一家に必ず一台あるという時代ではなかったと思います。 (2)休校になったので、友人達とボーリングをしに行こうと出かけたら、ボーリング場も閉まっていました。

nobitaman
質問者

お礼

 バブル期に高校・大学生で、大企業への明るい道を想像していたのに、就職活動期にはバブルがはじけ就職できず、結婚もできない人の割合が高いといわれるロストジェネレーションを思い出しました。  数年前、戦後最長景気の真っ只中に担任の先生が、「売り手市場と言われるが、それは努力した人のみ、誰でもラクラク就職とは勘違いするな」と言っていました。裏返せば、努力すれば必ず将来が開けるということでした。今では、その忠告さえむなしく思い出されます。当時はもっとそんな風潮があったようですね。  窓際族という言葉は、ぎりぎり私も聞いたことがあります。確かに今は、窓際でなくても切られそうですね。  玉を転がすだけ?の娯楽施設まで閉まっているとは…。中日の優勝パレードとかお祭りは聞いたことがありますが、そんなところまで、そしてあまり皇室に関心を持たないであろう学生にまで大きな影響が及んだのですね。しかもそもそも崩御で休校になったんですね! 本当に驚きました。天災以外で休校になるなんて、崩御くらいのものなのではないでしょうか。  アドバイスありがとうございました。

  • Nahnom
  • ベストアンサー率7% (49/632)
回答No.4

極普通の女子高生の小遣いが月3万だった。今いくらかは知らない。

nobitaman
質問者

お礼

 ごく普通の生徒が月3万! ごく普通の家庭もバブルのおこぼれはもらったみたいですね。私も今だいたいいくらかは存じませんが、1万もないのでは?と思ってしまいます。   アドバイスありがとうございました。

  • localtombi
  • ベストアンサー率24% (2911/11790)
回答No.3

(1)当時、会社の「持ち株会」に入っていましたが、高騰して1株7千円とかでその時点で換金すれば200万円超は手に入ってました。 (2)その日は会社も臨時休業で、街も静かで時が止まったようでしたね。 お店を営業しようものなら、右翼が妨害に来そうな雰囲気でした。 「天皇が亡くなるとこうなってしまうのか」と思いました。 確か天皇が危篤に陥った際、セフィーロ(車)のCMで、井上陽水の“皆さん、お元気ですか・・”という言葉が不謹慎とかで音声を消して、口パクになりましたね。 何でもかんでも自粛で、日本の暗部を見た感じです。

nobitaman
質問者

お礼

 株価の値上がりは聞いたことがありますが、実際に経験なさった方の声を聞くと、いっそうリアリティを感じます。しかし、簡単に200万円超を手に入れられたなんて、驚きです。  そのCMの件も聞いたことがありますが、放映打ち切りだと勘違いしていました。口パクだと余計違和感が感じられますね。  バブルバブルでウキウキというか、お金が望むままに手に入っている中で、突然自粛ムードに突入したと思います。当時を経験した方が当時を思い出すとき、必ずしもバブルの浮いた気持ちだけを思い出すのではないのですね。  回答ありがとうございました。

  • lv4u
  • ベストアンサー率27% (1862/6715)
回答No.2

広末涼子、薬師丸ひろ子が出演している「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」という映画が、バブルの雰囲気をわりと伝えていると思います。 当時は、儲けている人は、短期間に数億の利益を手にしていたりで、無造作に万札の束をカバンに詰め込んで、机の下に置いているとか、ほんとに万札を100円とか10円感覚でばらまいていたようですよ。 その裏では、銀行が暴力団を使って地上げをやったりして、バブル崩壊後、それが恐喝のネタになり、なかなか銀行の回復がスムーズに行かない要因になりました。 (1)確かに豪遊できた人は一部かもしれませんが、そのおこぼれにあずかった人達は、多いと思います。 たとえば、毎年の社員旅行は海外とか、高級なお中元、お歳暮が社員に分配されたり。 (2)やっぱり自粛ムードはありましたね。でも、ファシズムになる可能性なんて感じませんでした。コミケでは、昭和天皇の崩御を笑いのネタにした同人誌も一部にはあったのですが、それは極めて少数のようでした。 ファシズムというか、独裁体制の危険は、元社会党(左翼)のメンバーが中核をしめる民主党が政権を取った現在のほうが感じますね。日米安保が危なくなっていると感じています。中国は、日本に替わってアフガンの給油活動をやろうと画策しているようです。沖縄の米軍F-15戦闘機を半減する計画もアメリカでは進んでいるようですからね。 はやいところ、鳩山氏を献金問題(これは根が深いようです)で逮捕してほしいと思っています。

nobitaman
質問者

お礼

 驚きました。万札が実際にそんな風に扱われていたとは…。戦前の大戦景気の頃の「成金」のイメージと重なります(まさに、「暗くてお靴がわからないわ」、「どうだ明るくなつたろう」です)。  暴力団のことはもっと驚きました。やはり社会には裏があるんだなあと思いました。  コミックマーケットは当時既にあったのですね。新聞やテレビ以外では、やはり揶揄したりする部分があったというのは、想定内です。崩御のネタで笑うようなネタがあるかは疑問ですが…。  不謹慎ですが、今後もこの頃まではいかなくても、皇室がある限り、自粛ムードは存在していくと思います。しかし、当時とは異なり、今はインターネットがあります。自粛ムードに逆らう運動は今後、ネット上で当時よりも活発に行われそうな気がします。  独裁体制の危険ですが、全くもって同感です。時代背景が異なりますが、革命→独裁はロベスピエールもそうでしたし。右派でも左派でも、極端はダメですよね。首相の問題は自民党ならばマスコミの大弾圧にあって、新聞は大見出しでしょうが、うやむやにされていますね。法律に疎い自分から見ても、明らかに抵触していると思います。  私はまだ選挙権がありませんが、政治・世論をマスコミがすべて握っている状況に憤りを覚えます。  回答ありがとうございました。

  • c9i
  • ベストアンサー率0% (0/9)
回答No.1

1.BRICSに追い越される前の最後の宴。2.当たり前の神事。3.補足要求歓迎。ありがとう。

nobitaman
質問者

お礼

 確かに、現代の経済は特に中国が急成長していますね。当時は、まだ日本は世界トップレベルの座に君臨していただけに、c9iさんが「宴」と懐かしんでおられるのも納得です。  確かに、親戚が危篤になってどんちゃん騒ぎするのはおかしいのと同じような理屈ですね。天皇は国民の象徴であるわけで、国民が敬意や親しみを向ける対象であることを考えると、そういう考え方もあって当然ですね。  回答ありがとうございました。

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