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ビートルズ「イエスタディ」ギターチューニングについて
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この譜面は、いわゆる「CD完全コピー」版だと思います。 その場合は、採譜者はCDにできるだけ忠実にTAB譜化しようとするので、オリジナルがそうなっている場合、自分の判断でレギュラーチューニング用に改編することはありません。 したがって、なぜ全弦ダウンしてあるかは、採譜者や出版社の関与するところではありません。問えば、「CDがそうなっているからです。」という返事がくると思います。 では、なぜ「オリジナルはそうされたのか?」と言えば、やはり「響き」の問題だと思います。出だしののパワーコード風の響き(Gコードなのに、「シ」を排除している=Fコードなのに「ラ」を排除している)は、レギュラーチューニングでは到底出せない空虚な響きとなっています。これがこの曲の表現しようとする主題ととてもマッチしており、シンプルで短いイントロなのに、メロを導き出す役目を十二分に果たしていると思います。この響きは、窮屈で鳴りの悪いバレーコードFでは到底出せないものだと思います。また途中のコード進行においてもこの効果は大きく、虚無な曲想ととてもマッチして、効果を上げていると思います。 求めるサウンドを得るために、チューニングすら変えてしまう彼らのこだわりの結果だと思います。 なお、キーをGにしなかったのは、声域の関係です。
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中学の時に練習やった記憶があります。 そのときはレギュラーチューニングのFコードで練習しました。 仰るのは演奏者自らが当時の録音はそうしましたと言っている物ですし、 実際のアコギによるライブでも1音下げチューニングでそのように行われているようです。 YouTubeの弾き方動画でもそのように説明しているものが多いようです。 そこで考えるのは、 ギターコードが持つ響きというのも加味されたうえでの奏法なのかなと思います。 たとえば、 ギターのDコードとEコードは個性的な響きがあります。 Eコードは妙に落ち着いた音できれいです。 Dコードは高音のきらびやかさがきれいです。 Dコードのきらびやかさが欲しいのだけれども、 キーがEの曲ではどうしたらいいか。。。 2フレットにカポをつけてDで弾くのです。 結果的に音はEになりますが、 コード特有のきらびやかな響きも温存されます。 個人的な印象ですが、 ギターFコードの響きよりはGコードの方が解放的でよい響きですね。 それを狙ったと思いますし、 このような狙いはピアノ作曲では出て来ないと思います。
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素早いご回答ありがとうございます^^ >ギターコードが持つ響きというのも加味されたうえでの奏法なのかなと思います。 なるほど^^ 結果としてはFと同じになるけど、響きが変わるということですね。
お礼
ご回答ありがとうございます^^ >なぜ「オリジナルはそうされたのか?」と言えば、やはり「響き」の問題だと思います。 やはり「響き」ですか^^ >なお、キーをGにしなかったのは、声域の関係です。 なるほど^^