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CDを「焼く」って?
CD-Rにデータを書き込むことを「焼く」と言いますよね? なんで「焼く」と言うのでしょう? 機械内部で火を付けて燃やしているわけでもないのに。 また、工場でCD-Rにデータを書き込むことは「プレス」ですよね。 普通にパソコンを使ってデータを書き込むのと、どう違うのでしょう? その名の通り、何かの機械を「押しつけて」 データを書き込んでいるのでしょうか? ものすごい些細なことなのですが、周りの人に聞いても 「・・・?なんでだろう・・・?」という答えでした。 どなたか答えをご存知の方、お願いします!
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Q/普通にパソコンを使ってデータを書き込むのと、どう違うのでしょう? A/基本的にCD-ROMはCDを工場でプレス(貼り合わせ)て作るため、プレスといいます。 CD-ROMは元々ディスクの凹凸でデジタルデータ(0か1か)を判断するため、プレスの時に原盤ディスク(RTM)を元に機械で基盤のポリカーボネートに凹凸を付けます。それで、データが記録されその上に樹脂コーティングや反射層コーティングを行いCD-ROMとなるのです。 では、CD-R/RWはどうするかですね。 CD-R/RWには工場で製造される段階でデータは収録されていませんよね。だから、最初からプレスしてポリカーボネート基盤にデータをというわけにはいかないでしょう。 そこで、データの記録に有機色素(CD-RWは記録素材)を用います。それをレーザーの力(読み出しより強力なレーザーを用いる)で化学反応させることで、データを記録します。CD-Rでは化学反応の有無で凹凸を作りデータの書き込みを行うのです。 この行程に燃焼があるため、「焼く」という作業になります。 CD-RWでは、記録素材の結晶状態と非結晶状態の違いをやはりCD-Rと同じくレーザーパワーで実現します。この状態の変化で読み出し用のレーザーを当てたときに、光の反射率が変わるため、データの0と1の違いを判別します。 焼くというのは、文字通り焼く作業があるからということです。(まあ、実際には焼くというより化学で用いる燃焼などの言い方が良いのかも)
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- cgy02110
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8番の方の回答、面白いですね。 確かに、昔はCD-Rが主流でした。ディスクの値段も、今と比べると、かなり高かった気がします。加えて、ドライブも高価でした。10万円ぐらいだったと思います。それに、当時はスカジー接続が主流でしたので、パソコンにスカジーインターフェイスを取り付ける必要もありました。 そうした背景が、「焼く」という言葉を流行らせたのかもしれません。 CD-ROM、CD-R、CD-RWの違いについては、ほかの方のおっしゃるとおりです。 CD-ROMとCD-Rは、書き込み方法(記録方式)の違いはあるにせよ、凸凹をつけるという点で非常に性質が似ています。それゆえに、CD-Rは、ほとんどのCD-ROMドライブやミニコンポでの読み込み・再生に対応しています。 一方、CD-RWは、書き込み方法が前者の二つとは少し違っています。そのため、少し古いCDドライブやミニコンポでは、読み込みや再生ができない場合があります。CD-Rの方が、互換性に強いです。 ただ、CD-Rを直射日光に当て続けると、表面が焼けてしまって凸凹がなくなってしまうそうです。データが消えてしまうので、注意が必要です。
お礼
ROMとRは凸凹を付けるけど、 RWは内部構造を変化させるんですよね。 Rって直射日光に当てちゃダメなんですか? 何となくダメな気はしていましたが、 データが消えてしまうとは!要注意ですね。 ご回答下さった皆さん、ありがとうございました。 長年の疑問がようやく解けました。
- ice_rif
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CD-ROMができるずっと以前から、ROMにデータを 書き込むことを『ROMに焼く』と言ってきたから です。
お礼
あれ、そうなんですか? テープやFDやMOにも「焼く」って言いますっけ? 私が知らないだけかな・・・。 それこそ「焼く」作業はないと思うんですが、 どうしてかな・・・。 ご回答ありがとうございました。
- hamuwin
- ベストアンサー率41% (19/46)
「焼く」というのは、確かにレーザー光線で焼くという意味もありますが、 もっと単純に、 「コピーを焼く」「写真を焼き増しする」と言ったように、真っ白な紙に、機械を使って文字や絵などを焼き付けるときに使われる言葉が「焼く」で、 CDに書き込む場合についても、感覚的に同じような感じなので、そのように使われるようになったのだと思います。
お礼
あー、確かにコピーや写真も「焼く」って言いますね。 なるほど、白いものに何かを記録することかあ・・。 でも、英語でも[burn]ですよね。 コピーや写真はそのまま[copy]なんじゃないかなあとか思うんですが、調べてみますね。 もしかして、慣用句として使うのかも? ご回答ありがとうございました。
- yang_yang
- ベストアンサー率31% (117/367)
誤解を恐れずに言うなら、文字通り熱を加えて焼くからです。CD-RWの場合、。メディアの記録層にレーザ光を当てると当てた部分の温度が上がり、なかの金属材料が液体化します。液体化した金属材料を急激に冷やすと金属材料がアモルファス状態になり、反射率が変わります。もういちどレーザ光をあててゆっくり冷やすと最初の決勝状態に戻ります。
お礼
RとRWは記録方式が違うんですね! 全然意識していなかったので、大発見です。 いやー、この仕組みを考えた人(誰?)はすごい! ご回答ありがとうございました。
- shota_TK
- ベストアンサー率43% (967/2200)
なぜ「焼く」かは下の方々のご説明の通りです. CD-Rが出た当時は,「CD-Rにコピー」とか「CDを作成」というような言い方をしていましたが,ある時期から「焼く」という言葉がはやり始めたんです. 当時,CD-RWはまだ高価だったので,CD-Rが主流でした.CD-Rは一度データを書き込むともう書けなくなってしまうので,食パンを焼くのとイメージが似てたんですね. その後,CDを作成するソフトに「CD トースター(参考URL)」なるソフトも登場し,すっかり「焼く」という用語が定着したんですね. よく,こんな会話が交わされますね. A:「CD焼いといてくれた?」 B:「こんがり焼けました」
お礼
私も最初「何を焼くんだ?」と思っていました。 慣用句のようになっていて、由来まで気にしないですよね。 こんな便利なソフトもあるんですね。 と言ってもCDを焼く予定はないのですが・・・。 (こんなに難しいの・・・・?) ご回答ありがとうございました。
- Traja
- ベストアンサー率19% (107/546)
プレス:金型?を使って、アルミだったかの素材に凹凸を付ける。 プレスしたCDよ読み出す:凹凸が読出しレーザ光の反射に変化を与え、その変化を0と1に当てはめる 焼く:色素層に対して、レーザー光線で瞬間的に高熱を加える。結果として、色素の反射率が変わる 焼いたCDRを読み出す:色素の反射率の違いが、読出レーザ光の反射率の変動になり、その変動を0と1に当てはめる CDRWは、レーザー光の出力の変化速度、ゆっくり冷やす、急激に冷やすことによる、色素(だったかな?)の 色素の反射率の違いを利用する。 (この辺はうるおぼえ。)
お礼
RとRWで記録方式が違うと言うことでしょうか。 自分でも調べてみますね。 ありがとうございました。
- ChebPAPA
- ベストアンサー率32% (118/360)
「焼く」とはレーザービームでCDメディア上の科学物質 を焼いて凹凸(データ)を作るため。 「プレスする」とは凹凸(データ)を作った円盤をプレス してCDを作るため。 ・・・ではないでしょうか。 オレンジフォーラムの参考URLにて確認して見て下さい。
お礼
おお、CDの現在までの歩みや製作工程まで! しかもわかりやすい。(難しいけど) OrangeBookというのは聞いたことがありますが、 こんなHPもあったんですね。 これからゆっくり読んでみます。 ありがとうございました。
- Mac_t
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CD-Rの場合、ディスク内部の薬品をレーザーで焼いてビットを記録するので「焼く」という表現をします。 プレスという言葉を使うのはCD-RにではなくCD(CD-ROM)に対してです。CDの場合、ご存知かと思いますが内部ディスクをプレスして凹凸をつけ作成します。その周りをプラスチックでコーティングし製品とします。 よって、CD-Rに記録するときは「焼く」 CDに記録するときは「プレス」すると表現します。
お礼
「薬品」がつまり「色素」ですよね。 プレスはRでなくROMの方に使うと。 ってことは、パソコンで「焼く」のと 工場で「プレス」するのは、元の媒体からして 違うってこと??ややこしいですねー。 ディスクをプレスしてデコボコを付けるんですね。 そんなちっさいデコボコで、よくデータを書いたり 読んだり出来ますね・・。すごいなあ。(感心してばかり) 参考になりました。ありがとうございました。
- taknt
- ベストアンサー率19% (1556/7783)
レーザー光線をあてて色素を変化させてるから焼くと いってるのではないのかと思います。
お礼
あー、やっぱりレーザー光線なんですね! すごいなー、何で色素の変化でデータが 書き込めるんだろう・・・。 参考になりました。ありがとうございます。
- boss715
- ベストアンサー率50% (301/600)
「焼く」というのは英語から来ていると思いますよ。CDにデータを書き込むことを「burn(焼く) a CD」といいます。そこから来ているのでは、と思いますが。 それとプレスですが、工場で書き込む場合も焼いているのですが、CD自体を作っている工場では、プラスチックの塊(CDのもと)を2枚の円盤でプレスしてCDを作ります。そのため、何々専用のCDを1000枚作成(書き込みも含めて)プレスというのでしょう。
お礼
ごめんなさい、英語で[burn]というのは知っています。 それが何でかなー、と思ったわけです。 最初に書いておけば良かったですね。 プラスチックの固まりを成形する際にプレス・・・。 工場では、CDを一枚一枚仕入れるわけじゃないんでしょうか・・・。 参考になりました。ありがとうございました。
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お礼
ああ、データが書き込まれたものを[ROM]と言うんでしたね。生のは[R]か[RW]ですよね。 頭の中ではわかっているつもりでも、こうやって文章にして頂けると、よりわかりやすいですね。 前から「なんでPCでCDを焼くとすごく時間がかかるのに、 工場だとすぐできるんだろう?]と思っていたのですが、 機械でプレスしているんですね。 とてもわかりやすい文章で、かなり完璧に理解できました 。 ありがとうございました。