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レーザーダイオード駆動法
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gI-01330/ このレーザーダイオードを光らせたいのですが、何か駆動するための回路は必要なのでしょうか。レーザーダイオードのユニットに電池を直付けでも動くのでしょうか。アドバイスお願いします。
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>レーザーダイオードのユニットに電池を直付けでも動くのでしょうか ユニットというのは3本足の部品のことですか?3本足はレーザそのもので、中に駆動回路が入っているわけではありません。3本足に電池を直付けしてはいけません。 レーザーダイオードは本来、定電流(ACC)駆動、あるいは定光出力(APC)駆動します。しかし、簡易的には [1] のように、直列に電流制限抵抗Rを入れて電圧を加える方法でも構いません。Rの計算方法は、LEDの場合と同じで R(Ω)={ 電源電圧(V) - 動作電圧(V) }/動作電流(A) です。DL-3247-165の動作電圧は 2.3V、動作電流は 0.035A (35mA) なので、電源電圧が 3V のとき R = 77Ωになります。レーザーダイオードは電圧の向きを間違えると簡単に壊れますので極性に注意してください。[1] の図III-11(1ページ)にpin配置が出ていますが、コの字形の切り欠き(V字でなくコの字)を手前にしたとき、左端の足が+側、真ん中の足が-側になります。 レーザーダイオードの特性は温度によって大きく変わるので、周囲温度が上がると光が出なくなったり、逆に温度が下がると光出力が絶対最大定格を超えてしまうことがあります。安定した光出力が欲しい場合は定光出力駆動(APC駆動)をお奨めします。[2] に駆動回路が出ています。 [1] 赤色LD(DL-3247-165)を使った実験(3ページ図III-18) http://kaihatsu.shizuoka-c.ed.jp/H20kaihatsu/kougyou/hikari_1/3shou/3_3jikken.pdf [2] ACC駆動、APC駆動回路(32ページ) http://www.edc.sanyo.com/products/photonics/images/company/2008Catalog_JPN.pdf