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有限要素法
有限要素法とはどんなものですか?
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hhiiddeeさん、こんにちは。 有限要素法(Finite Element Method)とは、 領域を、三角形、四角形などの形に分割していき、 その挙動を変分法によって求めていくという手法です。 構造力学の数値解析では、主流となっている考え方です。 無限の自由度を持つ連続体を、有限個の要素に分解することにより、 計算を可能にすることが出来ます。 数学的には、偏微分方程式の変分法による解法と考えられています。 (これを、偏微分方程式の境界問題といいます) 偏微分方程式の境界問題には、 ・差分法(Finite Difference Method) ・有限要素法(Finite Element Method) ・境界要素法(Boundary Element Method) などがあります。 この、有限要素法、どこかで見たことがあるぞ、と思ったら 仕事で使ったことがありました。 ブラウン管の設計をやっていたときに、三角形に分割し それぞれの要素番号、要素特性データ、コイルデータ、構成接点番号、 非誘電率、非透磁率、電気伝導率・・・などから あるプログラムを使って、最適なデータを求める計算をやっていました。 今思えば、かなり高度なことをやっていたんですね・・・ 簡単に言えば、有限個の要素に分割して、解析しやすくするための方法 だと理解していいかと思います。 ご参考になればうれしいです。
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- CAW
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FEMなどと略されますね。各部分が相互に影響をする状況を 数値解析する場合にその領域を部分分割してそれぞれの 影響をシミュレートしてその結果を導き出す数値解析の手法です。 同様の手法として境界要素法などというのもあります。 これは同様に頭文字をとるとBEMとなりますね。 パルプ雑誌系ではBAG.EYE.MONSTORになっちゃいますね。 さらにFEMなんていうのも業界が変わると field.ion.microscopyの略称だったりします。 どうでもいいことを散々書いてしまいました。 失礼しました
お礼
回答ありがとうございました。
お礼
わかりやすい説明ありがとうございました。