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十字架の向き
よろしくお願いします。 結婚式場内の教会での話です。式次第の表紙に十字架が印刷されています。これを参列者のイスや机置く時に、十字架が右向きだったり左向きだったりではいけない、という宗教的な決まりはあるでしょうか? 祭壇にある十字架に向かって、逆向きになる(十字架の後ろから光りをあててでる影状態)、バージンロードに向かって右向き、左向き、 などです。 先日音楽スタッフの一人に「(1列目の置き方が背もたれに向けてイスに平置き†で)祭壇の十字架と逆向きなんて!新郎側座席も新婦側も左向き!?信じられない!!新婦側は右向きでしょう!」と怒られました。 式場がそう置いてくれと言っていると説明したのですが、全員無知だ!とまで言われました。 式次第を背もたれに上下逆に立てかける、ということはなく、イスの上に背もたれ側に†になるように置いているということです。2列目からは机に置いてあるのですが、一列目はイスに平置きの縦並びなので....。その縦平置き並び自体が「信じられない」置き方だとも言われたのですが。 キリスト教としてみた場合、上下逆(立てて置いたときに上下さかさま)以外の向きに十字架の向きに決まり(もしくは禁忌)はあるのでしょうか? 知っているのと知らないで置いているのでは意味が違うので、これを機に調べようと思ったのですが「十字架 向き」などの検索ではまったくヒットしませんでした。 よろしくお願いします。
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結婚式場の教会は必ずしも実際の教会と関連があるとは限りません。式場で建てて、どこかの牧師或いは神父と提携しているのが普通。酷い所では普通の人(特に外人)がアルバイトでやってるだけと言うのまであります。 式場で使用する式次第も特に決まっているわけではありません。 式場の演出や都合で決めているだけです。せいぜい牧師(神父)と打ち合わせくらいはしているかもしれませんが。 カトリック教会で使用しているミサの式次第には左右別という物はありません。従って、左向きとか右向きという意味が判りません。 多分、その式場のやり方なのでしょうから、その通りにすべきでしょうね。 ちなみに私か通っていた複数の教会では、聖歌集や式次第などの置き方は、手にとってそのまま読めるようにおきます。 教会の前の方では祭壇側に十字架の模様の短い方が向きますし、両脇の壁では短い方が壁に向います。入口付近では壁側に短い方が来るので、長い方が祭壇に向きます。 但し、椅子の上に置く場合は座って読む事になるので、祭壇側が短い方、背もたれ側が長いほうになります。 これも、教会によっては、手にとってそのまま読める方が良いと考えれば、逆さ(背もたれ側に短い方)に置く場合もあります。 長いすの背もたれに次列の人の為に棚がある場合、この場合も座って手にとってすぐに使えるように、十字架の長い方が手前になります。 特に決まりは無いですが、私が高校時代にはミサの前後で清掃する際に直していました。 少なくともカトリックは偶像崇拝を禁止しています。つまり十字架の向きや、十字架にこだわるのも、厳密には偶像です。 事実、日本の江戸時代以前の殉教者が長らく聖人として扱われなかった原因も偶像である踏み絵や十字架にこだわっていたからという話を勉強会で習いました。 つまり、教理的にどうかということではなく、お客さんに対してどうなのかという視点からの問題でしょう。 考えてみるに、日本では茶道でも神道でも渡す相手に対して正面を向けるのが礼儀ですから、そんな意味合いがあるのかもしれません。
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- impiousfox
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北枕(十字架の上側を北)にさえしなければ問題ありません。 めでたい場ですので葬式を連想させる行為は避けましょう。 さもなければ仏罰が下ります。
お礼
北向きは良くないのですか。北枕は仏教だけだと思っていました。怒ったスタッフが言ったのがその北向きになります。神罰ではなく仏罰があたっちゃうのですね(笑 ありがとうございました。
お礼
詳しい説明をありがとうございます。プロテスタント形式の挙式ではありますが、キリスト教とは関係ないのは私も認識していました。なので式次第は宗教は関係なく手にとりやすいおき方、と思っていたのですが、「宗教的に間違っている!」と断言されてしまうと反論できるほどの知識がありませんでした。 先日教会付の牧師さんがいらしたので聞いてみたのですが、やはり「気にしたことはない。向きは無い」との回答でした。カトリックでも特に決まりはない、で大丈夫ですね。日本での十字架崇拝は日本の仏像崇拝からきているだけで外国ではこだわっていないようですしね。 最後の文章に納得いたしました。今度説明する時に使わせていただきます。ありがとうございました。