- 締切済み
デカ目について
デカ目について調べているのですが デカ目の発端、または提唱したのは誰かについてお聞きしたいです またはデカ目を最初に使った雑誌 デカ目の流行がいつ始まったかをお尋ねしたいです。 よろしくお願い致します m(__)m
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- kokunomi
- ベストアンサー率57% (79/137)
susiortさんこんにちは! デカ目の発端・提唱した人物→目は大きいほうが良いとされる・時代の流れ、という趣旨でのお答えです。 まず、江戸時代の浮世絵を代表とする「美人画」についてですが、単に美しい女性をモチーフにした絵画だという概念に囚われがちですが「女性の美しさを強調し…(広辞苑より)」という抽象的表現で規定されているそうで、女性の内面的強さ等も表し、必ずしも「見た目美しさ」での絵画ではないそうです。 ●明治時代の面白い美人絵葉書のサイトを見つけました。 http://www.edo.net/edo/01ehagaki/bijinehagaki/index.html 本格的に現在の「美人」が確立されてきたのは、<大正ロマン>を代表とする大正デモクラシー(芸術面では、西洋文化の影響を受けた新しい文芸・絵画・音楽・演劇などが流布されました)からではないでしょうか。(絵画では竹久夢二が有名ですね。) 欧米から近代文が流出して来た結果、西洋的生活、西洋人への憧れが強かった事は否めません。 又、大正3年には<宝塚歌劇団>の初演があったそうです。 大正ロマンから、和洋折衷の近代市民文化である<昭和モダン>へと時代は変化します。(~昭和初期) この頃からは、西洋女優さんの出演する映画が映画館で娯楽として見られるようになり、より西洋人(西洋顔)への憧れが強まったように思います。 また、時代は昭和文化(~第二次世界大戦終結後)、近代文化へと移り変わりますが、その中で大きな影響となったのがTVドラマ、漫画、アニメ、少女雑誌の主人公ではないでしょうか。 昭和初期の漫画家の代表として、故・手塚治虫氏が挙げられますが、氏の描いた「鉄腕アトム」や「リボンの騎士」はすでに目が大きいですね。(リボンの騎士については、宝塚歌劇団の影響だとの事です。) また、故・赤塚不二夫氏が雑誌「りぼん」連載した「ひみつのアッコちゃん」も同様だと思います。 http://www.accessup.org/pj/ut/200906146.html 1952年にアメリカでミス・ユニバースが初開催されますが、ここでは歴代のミス日本グランプリの画像サイトを紹介しておきます。 http://www.sponichi.co.jp/miss_nippon/past/index.html (但し、ミス日本については外見だけではなく、教養その他も審査の対象になります。) ●女性がなりたい有名人の「顔」 http://beauty-cdn.oricon.co.jp/news/59580/full 映画の影響でしょうか、柴崎コウさんがランクインしていますが、確かに一般的ではないデカ目・眼力を持った女優さんですよね。 安室奈美恵さんは、沖縄出身のクォーターです。(下記サイト参照) 浜崎あゆみさんのデカ目については色々と(整形説です…。)言われていますが、ほぼ間違いないようです。 http://seikeigiwaku.jugem.jp/?cid=5 (因みに昨年までは沢尻エリカさんが上位に入っていました。) <ハーフ・クォーターで素敵だと思う有名人> http://sentaku.org/talent/1000000703/ 話を元に戻しますが、結局は「西洋顔への憧れ」だと思います。 こちらは「デカ目ブーム」とは別に「小顔ブーム」にも反映されていると思います。 (皮肉なことに、西洋人の方で、東洋顔に憧れてらっしゃる方も多いのです。所詮は「無いものねだり」なのですかね。) 今の風潮では「目は大きければ良い説」は否定されているようです。 色々な雑誌・本で「バランスの整った顔立ち」が提唱されていますね。