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アメリカの大学 LACの専攻について
こんにちは。 僕は日本在住の高校生で、アメリカのLAC(Liberal Arts College)への進学を目指して日々頑張っています。 アメリカでは工学を勉強したいのですが、LACの多くの大学では工学EngineeringというMajorはなく、ChemistryやPhysics、よくてComputer ScienceといったMajorしか近いものがありません(Swarthmoreにはあるのですが、AmherstやWilliamsにはありません・・・この違いは何なのでしょう?) そこで質問なのですが、 1、これ(LACに工学というMajorが少ないこと)はずばりなぜなのか? 2、一応院までいくことを考えているのですが、LACでPhysics専攻→院でEngeneeringというのは可能ですか? 3、また、自分はジャーナリズムなど他の科目にも興味があり、1,2年でいろんなことを学んでから進路を考えたいと思ったのですが、工学に進む場合は1年からみっちりやっておかなければ院まで進めないと聞き、悩んでます。これは本当なのですか? ちなみに工学なら日本の大学にしておけというのはなしでお願いします。LACの教育をぜひ受けてみたいのです。 またアメリカの大学は入るのも難しいし卒業も難しいという話も、重々承知の上なので書かないでください。 よろしくお願いします。
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Oxyでもやはり、私が危惧したように、Cal Techの授業履修の制限があるのですね。この場合には、前に述べたPomonaと4兄弟大学についてと同様に、セメスター制の25%以内の履修でればCal Techでできることになりますね。私は、この4年間で8科目のCal Techの科目履修が工学のMinor(副専攻)として認められるのかどうかわかりません。どちらにしても、実力があれば、大学で専攻をしていなくてもその分野の大学院に進学することは決まりの上では可能ですが、実際にどうなのか、難しいところだと思います。 私は、もしもHMCが合格の射程にあるのであれば、この大学に入学しながら、この大学の兄弟大学でジャーナリズムなどの科目を履修することのほうが、大学院進学の際には、1番無駄のないコースのように、思います。たしか学生数当たりのPh.D取得率では、HMCはかなり上位にあったように思います。Mudderと呼ばれる、ここの学生はClaremonot Collegeの中では、一番の勉強家たちです。工学系の大学としては、地元の業界でもUC Berkeleyをしのぐ評価を受けている大学ですから、大学院でも知名度が高いはずです。 じつは、Pomonaを除く、Claremont Collegeの4大学の入学説明会に出席したこともありました。そのなかで記憶に残っているのはHMCのHonorCodeで 正直であれと言う教えで、学内では、物を置き忘れても、誰も持っていかないので、そのまま、それが何時間も残っているというような話を聞きました。教科書持込可の試験も普通のようですね。 その次の方法がDual Degree Programで、ここでは入学するLACのレベルも選べるので、選択の幅は大きくなり、Match, Safetyとよばれる大学の選択も比較的容易に可能になると思います。 まだ、先の話ですが、大学院への入学の際には、Ph.DとMasterが最初から別口になっていることも大学によってありますから、注意が必要です。このような大学では修士課程から継続的に博士課程に進学することはできません。アメリカでは、4年制の大学の教師になるためには、Ph.Dが必要ですし、Community Collegeで教えるためには、Masterの学位が最低必要です。
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- admission8
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Financial Aidの観点からの意見です。 Harvey Muddでは、留学生のうちFAを受給できているのは僅か9人だそうです。1学年2~3名というところでしょうか。留学生のFAの原資が非常に少ないと思われます。原資は、多分、So Scholarshipというものでしょう。 Non US Students Enrollment For fall 2008: 311 international students applied, 44 were accepted, 16 enrolled. Financial Aid For fall 2008 (estimated), 9 international students on campus received college administered financial aid ($35,472 average). Harvey Muddに合格できる資質があるなら、HYPをはじめとした9つのFinancial Aidが充実しているHarvard、Yale、Princeton、Dartmouth、Cornell、MIT、Williams、Amherst、Middleburyのどこかに合格できる可能性があると思います。 エンジニアリング希望ならCornell http://www.engineering.cornell.edu/prospective/undergraduate/apply-engineering/international.cfm 、MITへの応募は必須と言えるでしょう。 その他ではCarletonのGrant、Oberlinの日本人向けGrantは無視できない存在です。フリーマン奨学金、グルーバンクロフト奨学金も検討すべきです。
- admission8
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つい最近、レイ・カーツワイルという科学者の存在を知りました。コンピューターが人間の知能を越えるSingulality(特異点)は2045年ころに到来するだろうと予測しています。今17歳の人が53歳になるころです。量子コンピューター、光コンピューター、分子コンピューターなどが実用化される時代は目前なのかもしれません。そういう時代の趨勢を見極める能力を得るには数学、物理、化学を極める必要性があるように思います。つまりエンジニアリングをメジャーとするのはリスクがあるかもしれないなあ、と感じた次第です。
- admission8
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合格率と同時に見なければならない項目があり、それはUS News&World Report誌の「America'S Best Colleges」にも掲載されています。絶対的な指標ではありませんが「有力」な指標です。それはSAT Reasoning Testの中間50%の点数です。少しでもランキングの解読の仕方が理解できるようになれば大学選定が楽になります。 合格率 SAT中間50%の点数 Critical R Math Stanford 9% 650~760 680~780 MIT 12% 660~760 720~800 Caltech 17% 700~760 770~800 Harvey Mudd 36% 670~770 750~800 Occidental 37% 590~690 590~680 Swarthmore 16% 680~760 670~760 Carleton 27% 650~750 660~740 Grinnell 27% 610~740 620~710 Harvard 8% 690~800 700~780 Yale 9% 700~800 700~780 Princeton 10% 690~790 700~790 Cornell 21% 630~730 670~770 Brown 14% 650~760 670~780 Dartmouth 13% 660~770 670~780
- caldad
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GPAについては、日本の高校生にとってできることが少ないですね。まあ数3Bを摂っているのであれば、その学習内容がAP Calculusに相当するとの説明書きを成績表に挟み込むくらいのことでしょうね。アメリカの高校でも日本と同じように、APの科目がまったく無い高校もあります。このような高校からは、難関に合格できないかというと、そういうわけでもありません。子供が大学(SWAPのひとつ)に入学したときにテネシーの高校からきていた新入生がいましたが、彼の高校では、APの科目はなかったそうです。しかし、彼は首席の卒業生で、SATの点数は合格者の平均以上だったそうです。したがって、要は学力のあることを、GPA以外で示せればよいのだと思います。ただ、英語力がないのでSATの点数も低いというのは、理由にはなりませんね。 私の子供は在学した大学のなかでは平均的な学生でとくに優秀と言うわけではありません。逆にいえば、平均的な学生でも指導教官に背中を押されて、お知らせしたくらいの業績をあげているのが、難関のLACだということでしょうね。 Post Graduate(Study)もGraduate Schoolもともに大学院の意味ですね。 BAとBSの両方を取得するメリットは、これも試したい、あれもやってみたいという人にとって、その学習の結果両方の分野である程度の到達点に達したことが証明できることでしょうね。私の子供は2重専攻で卒業しましたが、これも2重学位よりもやさしいものの、それなりの努力と能力が必要なチャレンジだったように思います。’
お礼
わかりました。Essayなどで頑張りたいと思います! Oxyから返信が来ましたが、Caltechで取れるのは1セメスターあたり1クラスとのことです。Engineering系大学院のAdmissionでアピールできるのに十分でしょうか・・・。 僕の将来的な目標は大学教授(国は特に問わない)になることです。その際の一番いいルートって何でしょう? LAC(3+2か工学専攻のあるとこ)でBA/BS→Engineering系大学院でMS(これって日本で言う修士ですよね?)→Ph.D これって最短ルートですか?
- caldad
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忘れ物がありました。 4についての追加説明です。、Oxyに在学しながらCal Techの授業を受講すると言う件についてですが、これには科目数の制限があるのではないでしょうか。まえにお伝えした、Claremont Collegesでもお互いの授業をとることはできますが、1学期に1科目という制限があります。これは履修科目の25%以内ということを意味します。したがってもし、同じような制限があるとしたら、Cal Techの無料の授業をとってみても、工学専攻といえるだけの科目を履修できるのかどうか疑問に思います。このような細則については、大学に問い合わせるのが良いかもしれませんね。
お礼
Occidental問い合わせてみます。 ちなみに今週Pomonaに質問のメールを送ってみたところ、あるDoctorが答えてくれて、それによると「LACから工学ならPomonaじゃなくてHarvey Muddに入るのがBestだと思います。しかしPomonaでも化学や物理専攻から工学系のPostGraduateに入った人も一応いることはいますよ」とのことでした。 このPostGraduateというのはGraduateSchoolとどう違うんですか? ついでにBAとBSの両方の学位をとるメリットって何でしょうか?
- caldad
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お礼ありがとうございます。追加質問の件についてお答えします。 1、高校での成績の平均が高いことが大事だと思います。科学オリンピックの賞状は、なくても大丈夫です。子供の仲良しが2006年度HMCに合格しましたが、彼女の場合には、GPA 4.4、SAT(1600点満点)が1500点代だったと思います。おもしろいのは、同時に応募したPomonaは不合格、結局、UC Berkeleyに進学しました。 2.そのとおりです。したがって、文理系のLACでの専攻の選択、必須科目の履修とともに、工学部の要求する科目履修も必要です。在籍は入学校に3年、そうして工学部のある大学に転入して2年です。2重学位は、時間がかかるので、5年はしょうがないですね。 3.財政援助、奨学金はふつう一年生から入学する学生に与えられるために、3年次への転学では、難しいでしょうね。普通の編入生に対しても、援助を与えないところが多いですからね。WUSLの奨学金は、成績と連動しているものかもしれないと思いましたがどうなのでしょう。もしも高額な援助が必要であれば、Amherst、Middleburry, Williamsの3校が有力な候補だと思います。Carletonは援助が定額なので、毎年自己負担が増えていくと言う話を聞いたことがあります。 4、Occidental Collegeは子供の大学応募の前年に訪ねたことがあります。ロス市内の東部にあり、住宅の中、なだらかな丘の中腹に、スペイン風の建物の散在するきれいなキャンパスです。入学説明会にも出席してみましたが、その時点では、Need Conscious Admissionで、財政援助の比率も低かったと記憶しています。この学内では飲酒禁止でDry Campusとなっています。カリフォルニアのLACとしては、HMC, Pomona, CMC, Scripps、次がOxyの順のように思います。もしも、子供がこの大学に進学していたとしても、親として私は安心していたように思います。ちなみに、オバマ大統領はここに進学しましたが、本当に行きたかったのはSwarthmore(不合格)だったそうです。 合格率についての注意ですが、女子大が共学の大学に比べて合格率が高くなっていることからわかるように、応募者の集団がある傾向、性格を持っている場合には、必ずしも必要な学力とは比例しませんから、要注意です。Cal TechもMITに比べるとそうですし、HMCも、たとえばPomonaにくらべて見ると同じことが言えると思います。競争率では違いがありますが、合格するために必要な実力は伯仲しています。 ついでに、リサーチについてですが、これは、LACに在学中に教授の研究のアシスタントをしたり、または、夏休みに大学や財団が資金を提供する Summer Undergraduate Research Project(SURP)に参加することですね。これは研究テーマを提出して、資金をだす大学か財団が審査をし、合格したら、その研究資金をつかってリサーチをし、指導教官の薫陶をうけながら、その結果をまとめて、秋の新学期に発表すると言うものだと思います。私の子供の例ですが、このSURPである財団から研究資金も供与されてベトナムで2ヶ月、個人研究者としてリサーチをしてきましたし、卒論の研究の結果を、その分野の全国学会の分科会で発表していました。また、今年の卒業後は、これらの成果を踏み台にして、1年間のFellowshipを授与され、現在は海外に出ています。このような「確認できる成果」が、大学院に進学するための経歴書には書かれます。 ほかに何かあれば、またお知らせください。
お礼
追加の質問にも答えていただきありがとうございます。 3-2プログラム(Combined Program, Dual Degree Programとも言うみたいですね)調べてみました。結構多くのLACで行われてますね。Caltech以外でもColumbia Uでもメジャーみたいです。Columbia Uでは奨学金(しかもNeed-Blind)も審査してくれます。 GPA4.4は日本からじゃ不可能ですよ・・・その辺の考慮とかしてくれるんですかね? Occidental,Claremnt Collegesのどこかも候補に入れます! 息子さん相当優秀みたいですね・・どこの大学でしたか?
- admission8
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こういった「基礎」データを揃え、応募先を検討するのが妥当でしょう。 「Collegeboard」より引用 大学全体のランキングで「俯瞰する」ことも重要です。何と言ってもUS News&World Report誌の「America'S Best Colleges」が最善でしょう。 Acceptance Rate 2008 Caltech 17% Stanford 9% MIT 12%
- admission8
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Acceptance Rate 2008 Harvey Mudd 36% Williams 17% Amerst15% Swarthmore15% Middlebury17% Bowdoin19% Pomona16% Claremont McKenna 22% Carelton27% Haverford27% Grinnell43%
- caldad
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LAC 卒業生の親です。一般的にLACでは学び方を学ぶと言う教育をうけますから、専攻として文理の学術的なものはありますが、工学、経営、看護といった実学的な専攻は可能なところは少ないですね。。しかし、ロスアンジェルス近郊のHarvey Mudd College(HMC)と言う例外もあります。理工系の専攻と教養科目をくみあわせた、特色のあるリベラルアーツ教育をするこの大学では、一般的な工学の専攻もあります。この大学は、隣り合っているLACのPitzer, Claremont Mckenna, Pomona、Scrippsと5大学の連合をつくっていて科目数に制限はありますが、これらの大学の授業も受けることができます。ただ、HMCは、LACのなかでは一番の最難関です。 また、もうひとつの進路としては、LACの教育うけ、また工学の専攻したい学生の場合には、いくつかのLACにある3+2プログラムと言うのも利用することができます。これは、5年間の教育でLACのBAの学位と提携先の工学部のある大学のBSの2重学位を取得するというものです。たとえば、上で述べたPomonaでは近くのCal Tech あるいはWashington University at SLに最後の2年間在学して工学専攻が可能です。しかし、これは大学応募のさいに3+2の希望進路を大学に通知しなければなりません。このプログラムに参加できる学生の数の制限枠が毎年あります。名門、有名といわれるLACでは、提携先はちがうものの、このプログラムをもっていると思います。また、このプログラムで入学した場合には、転入先の工学部が要求する科目も、LACでの専攻に必要な科目と平行して終わらせなければならないので忙しい学生生活となりますね。 大学院進学の際には、上の進学経路であれば、どちらでも問題はありません。物理専攻は、工学系の院進学には、大きな制限があるように思います。 SWAP(LACの4校の頭文字ですが、分かりますよね)などの高い評価をうけているLACでは、年間、学生一人当たりに85000ドル以上の教育費をかけた、教室内でも寮内でも、至れりつくせりの教育をしてくれます。卒業するまでには、院進学の準備は万全です。このようなLACへの応募者にとっての課題は、大学が自腹を切る高額な教育に自分は値する者だと、審査官に納得させることですね。
お礼
caldadさん回答ありがとうございます。 大変参考になる情報でとてもうれしいです!!!しかし幾つか疑問があります。 1.Harvey Muddに入るには相当な科学系の実績がもとめられると思うのですがどうなんでしょう(科学オリンピック入賞など)?また3+2プログラムも同様でしょうか? 2. 3+2プログラムはチラッと聞いたことがありますがよくわかりません。LACでは文系科目(BAですよね?)を専攻(+工学の準備)し、残りの二年で工学の勉強ということでしょうか? 3. 3+2プログラムは(3)のほうで奨学金がえられても、(2)のほうでは厳しいと聞きました。Pomonaのサイトを見てみましたが、Caltechは望み薄で、St.Louisのほうはhalf-tuitionのScholarshipはあるようですね・・・・・・(http://www.pomona.edu/academics/SpecialStudies/Coop.shtml)もし奨学金が出なければ年400万の授業料は厳しいです・・・ 4. OccidentalではCaltechのEngineeringの授業が無料で受けられるようですが(http://www.oxy.edu/x2003.xml)これはどうなんでしょう?僕はこれはねらい目だと思うんですが。またこのCollegeについてなにか聞いた話などありますか?(Obama大統領が在籍していたのは知ってます)
- admission8
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リサーチに関しては、申し訳ありませんが、私は概要しかご説明できません。「独自研究」です。日本人はこれに出遅れてGrad Schoolに進めないケースが多いと思います。そもそも連邦政府の予算で実施する(例えばNASAで)場合が多いので留学生は参加資格がないのです。参加可能なリサーチ先を早く見つけることが重要です。もっともGradに行く予定がないなら不要です。Blogのコメントに「LACさん」がいろいろ書いていますので、そちらを参照ください。APは大学の単位として移行できます。移行単位数が多ければ1年早く卒業できる可能性もあります。少なくとも「余裕が」生じます。名門大学に進むアメリカ人は3~6科目APを取っているのが実情ですから日本人は不利になります。リサーチする余裕がなくなる恐れがあります。
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お礼
Harvey MuddのHPを読んでみて、すごく行きたくなりました! この大学を第一候補に考えていきたいです。射程圏内に入っているかは怪しいですが、これから努力して入れるよう頑張ります! Dual Degreeは資金面の問題と、あとやっぱり同じ仲間で4年を過ごしたい思いが強いので、一応選択肢の1つにとどめておきたいです。 大学院の知識が足りないんでこれから情報収集していきます。