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DVD-Rの寿命?

現在、VHSに録画して保存しておいた20年以上前のテレビドラマを順次、DVD-Rにダビングしておりますが、DVD-Rは早ければ5年程で画像が劣化し、寿命になるようなことを聞きましたが本当でしょうか? このVHSは20数年経った今でも、特に劣化も感じないのですがDVD-Rにダビングしたあと、処分するかどうか迷っています。 何かご存知の方、よろしくお願い致します。

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  • parts
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回答No.3

DVD-RやCD-R、BD-R LTHの3種類のメディアは、有機色素であるアゾやシアニン、フタロシアニンを使う色素系ディスクです。 このメディアは、ウォブルグルーブと呼ばれる溝に沿って光を当て色素に凹凸を付けることでデータを記録します。一定間隔をはかり凹凸が発生している場所を変化なし(0)とし、凹凸がある場所を変化あり(1)として識別します。 この凹凸となる部分の記録跡をピットと呼びます。 色素の変化には主にレーザー光を使います。通常の読み取りより強いレーザー光を照射し、色素を分解し凹を作ります。これが、ピットです。これをデータの内容に合わせてとびとびに作成し、データを記録するのです。 読み取りは、同じレーザー光の出力を弱くし読み出しを行います。読み書きの差はそれだけの違いなのです。 有機色素は、太陽光線に弱くピットの周りにある変化していない色素に太陽光線が長時間当たると変化してしまうことがあります。また、記録が不正確でピットが十分に生成されていない場合は、エラービットが発生してしまうことがあり、すぐに読み取りエラーが生じることがあります。また、記録面よりレーベル面の方が傷に弱いのも特徴で、レーベル面が大きく傷つくと読み取りは出来なくなります。 記録面には保護層がありますから傷をある程度抑えることができますが、レーベル面はその裏に記録面がありますから、弱いのです。 そのため、記録状態が悪い場合や、直射日光などが当たる場所に長期間保存した場合などには、長くデータを保持できない場合があります。他にも、綺麗に保管していても何らかの理由で読み取れなくなることが多々あります。 ちなみに、有機色素を使わないRW/RAMメディアの場合は、対象が色素ではなく相変化記録素材を用い光の反射率を結晶状態の素材と非結晶状態の素材によって変化させることで記録します。これは、素材自体が不完全に変化してしまうとその場所から劣化してしまうという悪い特性があるため注意が必要です。読み書きを繰り返すとこの劣化が進みますので、長期保存には不向きです。 DVDなどの光学メディアは基本的にVHSなどのアナログメディアに比べて保存性は圧倒的に劣ります。その理由は、アナログ的な記録方式である凹凸でデータの記録をすることと、読み取ったデータはデジタルで符号化されており、そのまま映像や音声などの生の状態で再生できないことが大きいのです。 ビデオテープであれば、汚くても再生できてもDVDは一定以上のデータが復号されないと、それが映像なのかデータなのか、音声なのかさえ分からなくなりますからね。即ち、絶対に一定以上の情報が消えることが許されないが故にデータの保存期間が短くなるのです。但し、ROMメディアは直接基盤に凹凸を付けますからそういった環境耐候性に強く数十年持つのが普通です。 最後に、デジタルメディアで長持ちするとされる記録方式は、磁界変調オーバーライトを使うMO(既に生産が終了に向かっています)やMDなどの光磁気ディスクメディアです。 この光磁気ディスクは、キュリー温度でデータを記録するため、常温では磁気を近づけてもデータは消えません。また、カートリッジに収まっているため耐候性なども強いのが特徴です。 ただし、読み書きの速度が極めて遅く容量も少なく、高価なため、既に生産終了に向かっています。

bjfw1294
質問者

お礼

大変詳しく教えて頂きまして、ありがとうございます。 色々、参考になりました。 デジタル時代と言いつつ結局は、アナログメディアの方が信頼性が高かったようですね...。

その他の回答 (3)

  • bullfrog
  • ベストアンサー率22% (302/1370)
回答No.4

個人的には、DVD-RやCD-Rは信用していません。 今はHDDが安くなっているので、HDDに保存し、バックアップも別のHDDにとるのがよいのではないかとも思います。

bjfw1294
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。 HDD購入も視野に、検討してみます。

  • kaZho_em
  • ベストアンサー率50% (2950/5879)
回答No.2

元々のディスクの品質と、保存方法次第です。 書込型光学ディスクは、結局はレーザ光で色素膜を変質させて、見た目の反射率を 変化させる事によってデータを刻んでいるだけですので、光の当たる環境で保存 すると、変質させていない部分も徐々に変質が進み、結局はデータが読み出せなく なります。また、元々の品質が悪いディスク(色素の品質が悪い、塗布ムラがある、 貼り合わせ面のシールが甘く酸素が入り込んで参加が進む など)の要因で 保存に気を使っても読み出せなくなる事は珍しい事ではありません。 私の場合、光学ディスクの保存性は全く信用していませんので、大切なディスクの 場合は2年を目安にコピーし直します。品質に定評のあるディスクを使用し、 保存に気を使っていても読めなくなったディスクは何枚もあります。 ダビング10施行以前のCPRMコンテンツを記録したディスクは諦めています。

bjfw1294
質問者

お礼

ご回答、ありがとうございます。私も2.3年目安でコピーし直すことにします。何しろ、DVD商品化がされていない作品ですので... 考えてみると皮肉にも、アナログなテープの方が持ちが良かったのですね...。

  • nemoax006
  • ベストアンサー率14% (343/2433)
回答No.1

品質次第です。海外粗悪メディアだと寿命0年というのもあるみたいです。国産で最低9年というのもあります。保存方法次第になるでしょう。

参考URL:
http://pc.nikkeibp.co.jp/article/NPC/20070720/277930/
bjfw1294
質問者

お礼

早速のご回答、ありがとうございます。一応、TDKやソニー等のメーカー品を使用していますが、保存に気を付けます。

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