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絶対値
A=lt-1l+lt-3l を簡単にせよという問題をやっています。 絶対値の概念はわかっているのですが、この問題の解説を読んでもぴんと来ません。教えてください。 ちなみに、lx-3l=5 が X=-2,8ということになるのはわかります。 『数学IA の点数が面白いほど取れる本』というのを読んでいます。
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- again1212
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l5lは5ですよね?これは絶対値の記号そのままとったものが答えです。 l-3lは3ですよね?これは絶対値の記号をとって、-1をかけたものが答えになります。 絶対値がある問題で厄介なのは、絶対値の中身が正か負かによって外し方が異なることです。 中身が正ならそのまま外して、負なら-1をかけて外します。 この問題では、中身がt-1とt-3という、どちらも文字が中に入ってます。絶対値は中身が正か負かによって外し方が変わるのに、t-1もt-3も正か負かわかりません。tが入っていて、しかもそのtの範囲がわからないからです。 だからそのままはずせばよいか、-1をかけて外せばよいのかがわからないんです。 そのために場合分けをするんです。 lx-3l=5のような絶対値が一つしかついてない問題は、その絶対値をそのままはずすか-1をかけてはずすかの2通りしかありません。 ですから x-3=±5 というように±で表せて場合分けする必要はないわけですが、このような絶対値が2つついている場合はそのようにはいきません。 そこで、t-1とt-3という値が、tの値によってどのように変わるかを調べます。 t-1というのは、t=1のときに値は0になります。だから、t-1というのはtが1より大きいときは正で、1より小さいときは負になるのです。 同様に、t-3というのはt=3のときに値は0になります。だから、t-3というのはtが3より大きいときは正で、3より小さいときは負になります。 これをまとめると、 lt-1lは、 t≧1 のとき t-1 (中身は正になるからそのまま外す) t≦1 のとき -t+1(中身は負になるからー1をかけて外す) lt-3lは、 t≧3 のとき t-3 t≦3 のとき -t+3 となります。ちなみに>,<ではなく全部≧、≦というようにイコールがついているのは絶対値の中身が0になるときも成り立つからです。 というのは、t=1のときは絶対値の中身が t-1 = 1-1 = 0 となって、0になります。中身が0の時は、そのまま外してもー1をかけて外しても同じ0となるので、すべての場合で成り立つわけです。 今度はさっきの場合分けを一つにまとめなくてはなりません。まとめると、t≦1のとき、1≦t≦3のとき、3≦tのとき、というようになります。1と3しかないわけですから、そりゃ1より小さいか、1と3の間にあるか、3より大きいかしかないわけです。 後はそれぞれの場合で絶対値をはずしていけば答えはでます。
- OmMichael
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もう絶対値が出てきたらその時点で 「絶対値の中身の前後で場合を分ける」 というのを癖として身に着けてください。 そうすればこういう問題は瞬間的に解法が頭に浮かびます。 絶対値が出てくる問題なんて、少なくとも高校数学だと場合わけする場合が殆どです。とりあえず場合わけしときましょう。 この場合は、 t-1≧0 , t-3≧0 , t-1<0 , t-3<0 のパターンを考えることから思考が始まります。 この後を考えてtの共通範囲から要らない不等式を消す、もしくは統合(a<t≦bの形にする)、などすると結果的に三つの場合わけに帰結するので、その三つに場合を分けて考えましょう。
- sanori
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こんにちは。 絶対値記号の中身が t-1 と t-3 なので、 t-1=0 のところと t-3=0 のところが何かが起こる区切り(境目)だな、いうことはわかります。 つまり、t=1 のところと t=3 のところが境目です。 ということは、 t<1 t=1 1<t<3 t=3 t>3 の5通りを考えればよいわけです。 t<1 t-1 も t-3 も負なので、その絶対値は-1をかけたもの A = |t-1| + |t-3| = -(t-1) - (t-3) t=1 A = |t-1| + |t-3| = |1-1| + |1-3| = 2 1<t<3 この範囲では、t-1 は正で t-3 は負なので、 A = |t-1| + |t-3| = (t-1) - (t-3) t=3 A = |t-1| + |t-3| = |3-1| + |3-3| = 2 t>3 t-1 も t-3 も正なので、絶対値記号を外したものと同じ。 A = |t-1| + |t-3| = (t-1) + (t-3) まとめ t<1 のとき A = -2t + 4 1≦t≦3 のとき A = 2 t>3 のとき A = 2t-4 以上、ご参考に。
- pasocom
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A=lt-1l+lt-3l において、tが3より大きい場合はlt-3l=t-3 ですし、lt-1|=t-1 です。なぜなら、どちらの絶対値の中身が「正の数」になるからです。 しかし、tが1と3の間の場合にはlt-1|=t-1 となりますが、(t-3)は「負の数」になりますのでlt-3l=-(t-3)となります。 さらに、tが1よりも小さい場合は、(t-3)も(t-1)も「負の数」になりますね、 このように3通りの場合分けをして、絶対値を取って(はずして)それぞれ計算するのです。