報道機関が、全部の投票所の出口で独自に抽出調査します。また、電話などでの調査もします。
各投票所ごとに、各候補者の地盤などのクセを把握した上で、各報道機関の当確予想のプロが判断します。
よっぽどの激戦でない限りは、この結果により当確が判定できます。
ただ、昔は当確を出し間違えたこともあるようです。
なかには、開票結果によらず判断をする場合もあります。事実、今回の選挙でも、選挙管理委員会の開票の発表前つまり、0%の段階で当確を出す場合もあるわけです。
判定に微妙な点があれば、各投票所での得票率なども加味して当確をだします。
大票田の地区で圧勝の読みが出れば、大票田で全部開票しなくても結果を無視してでも当確はだせるでしょう。そのため、開票結果が2位の候補者に当確が出たりするわけです。
田舎で人気の候補とAさんと、都市部で人気の候補Bさんがいて、接戦であったとします。
田舎で人気の落選候補Aさんが開票率が10%くらいの段階で1位だったとします。田舎で人気なら、田舎は開票するまでのペースが都市部にくらべ速く開票が終了します。
Aさんが大票田の都市部での開票の得票割合などが弱く、出口調査の結果でも不利なデータがでていれば、10%くらいの段階で2位のB候補が当確となってしまいます。
田舎の得票が開いてしまうと、あとは票数の多い都市部の開票となるわけですから、追いぬかされてしまうことが予想できるからです。
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