わたしも、MTBをフロントシングル化して(1*8)街乗りに使っています。
私の場合は、ロード用のクランクを使っていますが、MTBフレームには様々な形状があるため、よほど事前に正確な採寸をして適合する物を選ぶスキルが無いと、失敗する恐れがあります。
特に問題となるのが、チェーンラインの問題とフレームとフロントギア(フロントチェーンリング)との干渉の問題でした。
たしかにMTBはリアのスプロケセットが2.5mm外側にセットされるけど、フロントのギアの位置はMTBでの3枚のギアがある範囲に収まれば使えるだろうとアバウトに考えていました。
が、実際には現物あわせに近い状態で、もともとのBB(えらく長い127mmぐらいだったかなぁ・四角のやつです)と同じサイズを使って、かつロード用のクランクのインナー位置に取り付ける必要がありました。
アウター位置で最初使っていたのですが、頻繁にチェーンが内側に落ちたのでインナー位置にしたのですが、それ以後一度もチェーンが外れたことがありませんし、リア8速が全部気持ちよく使えます。
フレームとの干渉というのは、MTBでは太いタイヤを入れるためにタイヤハウスが大きく、BBの後ろのチェーンステーが大きく膨らんでいますよね。その形状によってはフレームに近い位置に多きい(といっても39Tや42Tも含みます)ギアを取り付けるとフレームに干渉します。
私の場合、オリジナルの軸長+ロード用クランクの組み合わせだと、アウター位置でも50T以上のギアなんてとても取り付けできませんでした。43Tを付けてフレームとの隙間が2~3mm程度でした。
まして、インナー位置ではより厳しいので余裕をみて39Tを取り付けて使っている状態です。
この点はフレーム形状やBBの軸長次第で実際に取り付けれれるフロントギアの歯数はいろいろでしょうから、ご自分の自転車で使いたいギアが問題なく取り付けられるかは十分に検討する必要があります。
なお、ロード用クランクをシングルギアとして使う場合には、フィキシングボルトをピスト用やシングルギア用を使えば良いだけです。
私の場合は、インナー位置に取り付けているので、見た目とギアカバー(ズボンの裾の汚れ止め)用にアウター位置に42Tのギアを取り付けているので、普通のフィキシングボルトを使っています。
また、ピスト用のクランクは、本来のギア板が厚歯が多く使えない上に、PCDの関係であまり小さな歯数のギアが使えません。
お礼
詳しい説明ありがとうございました。 参考にして頑張ります。