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仏様とお花の関連は?
奈良の長谷寺など古くからのお寺など 花のお寺といわれているところが 結構ありますよね、 お寺自体に、お花を寄進したり 仏様にもお花をさしあげますしね なんで、お花をさしあげるんでしょうか
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花は、仏さまに花のような清らかな心で、お徳を讃嘆するということと、花の美しさから、仏さまより浄土の風光を仰がせていただく意味があるようです。花の向きが、参拝者側に向けられているのもそういった理由があるようです。
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- 1116yokomiki
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仏様(人間だった人が修行を経て悟り、人を超えた状態になった→実際、人間の意識状態ではないし、人間以上の精神状態、超能力などを備えている)に物(食べ物、衣服、などなど)を捧げる(供養する)と《徳を積める》からです。それは、もちろん、お花でも、です。心がこもっていれば、食べ物の形にした泥でさえ、構いません。 《徳》とは、善因と言えば良いでしょうか?人間1人1人が人間として生まれ、生存出来る《徳》を有しています。人間として生きたくても、堕胎され、生きる事が許されない魂も多くいます。生きている間に、たくさんの生き物を殺した人は、死に際に、人間として生存できる《徳》が切れ、多くの生き物を苦しめた悪業により次に転生(生まれ変わる)しなければいけません。 2600年前のお釈迦様の時代から、世の中のほとんど全ての人が地獄・餓鬼・動物の下の世界に生まれ変わると言われています。 仏様に物を捧げて《徳》を積むのは、この苦しみの世界(人間界でさえ、苦しみの世界です。人は老い、病み、死ぬ。これに苦しみを感じない人は皆無でしょう)を超える為です。また、《徳を積む》のは瞑想で供養する方法もあります。 多くの徳を積み、瞑想すると本来の仏教を実践しているならば凄い体験をするはずです。仏教で説く天の世界や、下の低い世界が決しておとぎ話でないのが分かるでしょう。
仏前に花を飾る、香を焚くことを「香華を手向ける」といいますが、もともとは 仏教発祥の地、インドでの慣習に由来するようです。 なにしろ雨期は高温多湿、加えて野獣だの害虫だのには事欠かない、 という土地柄なので、僧侶の集団生活の際(雨期には普通、坊さんは 僧堂で集団生活をします、これを雨安居といいます)の部屋の臭い消し、 空気の浄化のため、さらには、花の香りや香の匂いによって ものの腐敗や害獣・害虫の接近を防ぐ、という、 非常に実際的な理由があったと思われます、もともとは。 ただ、今では、そういった事よりも、仏様に花を差し上げて喜んで頂く、 寺の境内を美しい花々で飾る事によって、仏様の功徳のありがたさを表現する、 という事でいいのでは?