- ベストアンサー
1円と5円の廃止
1円とか5円とかを廃止すれば、(すべて10円単位で四捨五入する)経済効果が発生すると思うし、発生しないにしても、余分な1円と5円と縁を切れると思うとうれしいけれど、それがなくなると困る人っているのでしょうか。 困るのは、コンビニのビンに入れる募金の相手だけでしょうか?
- みんなの回答 (12)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
1円硬貨と5円硬貨が廃止されたとき、 a=10円未満の端数を切り上げて便乗値上げされる物の総額 b=10円未満の端数を切り捨ててシェア確保のため値下げされる物の総額 とすると a>b となることが予想されます。一方、 c=端数単位変更による電算システム変更等によって生まれる需要により得をする業界 d=端数単位変更による電算システム変更等にかかるコストにより損をする業界 とすると c=d ですから、マクロ経済的に見ると、 「少額硬貨が廃止されると、インフレ傾向になる」 と言えます。これは消費税の有無に関わりがありません。 「通貨の取引単位を10円にする」と「10分の1のデノミを行う」は違います。デノミは小数点の位置が変わるだけですから、新旧の通貨を切り替えるコストはかかりますが、通貨の価値は変わらず、それによってインフレもデフレも起こりません。 私の結論は 「少額硬貨の廃止はデフレに若干歯止めをかける効果がある。」 「しかしデフレを克服したいのであるならば、利便性が損なわれる少額硬貨廃止よりもむしろ、通貨発行量を増やしてインフレを目指すのが直接的であり、効果は大きい。」 となりましたが、いかがでしょうか。
その他の回答 (11)
為替の世界では今でも円どころか銭の単位で商いしてますから、そう簡単にはいかないと思います。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 為替の世界での銭の単位が現実社会では使われていないのですから、同じのような気がしますがいかがでしょうか。計算上必要であれば、用いる事だけで、それで良いと思うのですが、もっと深いのでしょうか?
- 1
- 2
お礼
どうもありがとうございます。 淡々と展開される、分かり易い解釈で、結論まで一貫した流れがあり、納得できました。