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八ッ場ダムの必要性について
今問題となっている八ッ場ダムの建設についてですが、 実際、八ッ場ダムは必要なのでしょうか? 安全面、生活面から必要不可欠なものでないと判断したから、 中止すべきだと政府は言っているのだと思うのですが、 中止計画を白紙にしなければ、交渉にも応じるつもりはないといったように、 あまりにも地元住民の方の反発が強すぎるように思えます。 中止をした際にはある程度の保証をするということも聞かれますが、 それでも突っぱねるのはなぜなのでしょうか? 個人的な意見ではありますが、政府が変わろうとしていても、 国民の側が旧態依然的な公共事業頼みの体質に甘んじていては、 日本が本当に変われることはないと思います。 皆さんはこの問題についてどのようにお考えですか?
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- Zawaja
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八ッ場ダムの住民からすれば、政府の勝手な計画発表、大反対、補償の遅れを経て、やっと新天地での生活になると思いきや、計画中止を発表されたので、人生を左右されたことに関して憤慨されているのかと思います。 かつて八ッ場ダム計画反対運動をしていた住人が、現在八ッ場計画中止反対運動をしていますしね。 > 個人的な意見ではありますが、政府が変わろうとしていても、 > 国民の側が旧態依然的な公共事業頼みの体質に甘んじていては、 > 日本が本当に変われることはないと思います。 公共事業に限らず、政府・自治体が補助金を出していた事業や赤字前提で実施していた事業を中止すると必ず利権者・住民から文句がでます。 我が町の横浜市でも、利用者が少なく、赤字だったので廃止になった横浜市営バスのバス路線がありました。 でも、いざ廃止すると、福祉のために維持しろ、こういう路線こそ民間ではなく横浜市が運営すべきだ、中田(当時の市長)は何をしてるんだというような文句を言う輩が出てきました。 挙げ句の果てに、横浜市の人口大減少を引き起こすと文句垂れてましたし(苦笑) 結局、利権者が文句を言うのは、利益を享受してきた業者、住民に限らず必ずいます。 八ッ場ダム計画に関しては中止した方が税金が掛かる、税金の無駄遣いが発生する等の意見もあるので、その辺りは検討の余地があるかとは思いますが。 その反対者を押し切って計画を中止したり、変えたりすることは、小泉元首相、橋下大阪府知事、田中元長野県知事、青島元東京都知事、中田前横浜市長みたく、(言い方が悪いですが)リーダが強権を使えば可能だと思います。 ただ、計画を中止したり変えたりしたことを正解だったと全ての国民・付近住民・利権者に納得させるのは難しいかも知れません。 ケネディ大統領の名言: 「国家が国民に何をしてくれるか欲するだけではなく、国民が国家に対して何ができるか考えて実行することのほうが重要です」 この言葉通りのことが可能かどうかが、今後の日本にとって重要かも知れませんね。
- climbing-cat
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あるニュースでやっていました。 このダム、計画が持ち上がったのがもう何十年も前。それから、賛成派、反対派の話し合いや衝突が何度もあったそうです。最終的に賛成した人の中にも、先祖代々受け継いだ土地や思い出の詰まった家を泣く泣く捨てる決心をした人もいたそうです。既に新しい土地と家に移った人も沢山いるし・・・。自分達の村がダムに沈むのですから、それはもう色んな葛藤があったようです。 それを今更中止と言われれば、怒りますよ。
- e_Chikama
- ベストアンサー率29% (57/192)
聞く所によると、40~50年前より計画されていた物と言われています。 冷静に判断すれば、40~50年前と現在では社会環境も相当変化しています。 また、災害対策とも聞いていますが、現在でも未完成で、未災害であるならば今後も必要無いと感じます。 河川改修で対応出来るのであれば、そちらを支持します。 >中止をした際にはある程度の保証をするということも聞かれますが、それでも突っぱねるのはなぜなのでしょうか? 何か別の所に有るような感じがします。(色々な所にお金が回っていて、今さら中止すれば不都合な事が表に出る・・・私の想像です) ここで、民主党が折れれば(象徴的なもの)他の件も実行出来ないと思います。 また、この工事中止で実質被害を被った人には、確実な保証をする事です。 現場の感情的な物と、現実的な物と混同しているのでは無いでしょうか。
お礼
八ッ場ダムについて下記サイトで紹介されていました。 http://yamba-net.org/modules/genchi/index.php?content_id=16 上記サイトを見てみましたが、やはりこのまま建設を続けることには 無理があるように思えます。 確かに、地元の方々の反対を押し切って建設を進めてきた背景を考えれば 何をいまさらと考えるのはごく自然だと思います。 その方針に従い、地域振興計画を作成してきた成果が無駄になるという こともあれば、地元の役所としては反対したくなるのも理解できます。 でも、工事が遅れている今だからこそ、建設を中止することでこれ以上 吾妻の自然や環境を壊さなくて済むとも考えられると思います。 同時に、公共事業ベースの地域振興というモデルから脱却するチャンスでもあると思います。 自分たちの力で地域振興を図るというのは相当難しい作業だと思いますが、 同じような地方の町での成功例がないわけではありません。 優秀なプランナーの方を起用たりするなどして、"民"の力での地域振興 の方法を本気で考えるときなのではないでしょうか?