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統合失調症とむずむず脚症候群について

統合失調症などとむずむず脚症候群を併発することはありますか。 (クスリの副作用を除く) 最初はアキネトンを飲んでましたが、 一向にむずむず脚が治らないので ランドセンを飲み始めたところ、よくなりました。 調べるとむずむず脚に使われるクスリでもあるそうです。

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noname#150961
noname#150961
回答No.1

併発することはなさそうに思います。 むずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群、RLS)の原因はまだよくわかっていないようですが、ドーパミンや鉄分がかかわっている機能が低下していることが関係するようです。 反対に統合失調症では、ドーパミンの受容体を遮断する抗精神病薬が治療に有効であること、つまりドーパミンがかかわる機能の亢進を抑制することが有効と考えられていることから、統合失調症とむずむず脚症候群を併発するということは考えにくいように思います。 むしろ抗精神病薬(また同じ作用のある抗うつ薬)の副作用として生じることのあるアカシジアがむずむず脚症候群ととらえられる可能性があります。 なお現段階では統合失調症の診断がかなり拡大されており、本来は別の疾患である解離性障害や強迫性障害などまで統合失調症と診断されてしまうことも多いので、必要以上の量の薬剤が処方されたり、その副作用と症状が混同されてしまうことも少なからずあります。 「副作用止め」と称してアキネトン・タスモリン・アーテン・ヒベルナ・ピレチア・シンメトレルなどの抗パーキンソン病薬が加えられることも続いていますけれども、抗精神病薬で副作用が出るのは量が多すぎるためです。抗パーキンソン病薬での「副作用止め」処方は意味がなく害があることを医師自身が知らなければならないのです。アカシジアの場合も減薬とランドセンが適当です。

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