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SSDのPCではデフラグ不要?
SSDのPCでデフラグをするとSSDに負荷をかける、ということは 認識しています。 ただ、それとは別に、デフラグを行うこと自体が無駄なのでしょうか? SSDのUMPCを1年ほど使ってきて、若干プチフリーズする頻度が 高くなってきたような気もするので、デフラグ等を行ってみようかと 考えています。 行為そのものが無駄ならもちろんやりませんが、SSDへの負荷だけが 避けるべき要因で、本来はやった方が良いなら1年に1回くらいは 必要経費?と思うべきかと。 実際どんなところなのでしょう?
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結論から書きますが、デフラグはSSDにも効果的だが、XP付属のデフラグは非力、 しかし、shuttering(俗に言うプチフリーズ)は別の原因で発生しているので、 デフラグはそれほど有効な対策にはならない、です。 まず、デフラグの目的ですが、 HDDで、プログラムやデータを全部一気に読み書きする場合、 (シーケンシャルアクセス) ファイルが円盤の回転方向に並んでいれば、 最小の待ち時間で処理ができます。 そのため、デフラグは、一つのファイルがHDD上に散在していれば、 なるべく一箇所に並ぶように再配置しようとします。 しかしSDDではシークや回転という機械動作はなく、 どの位置のデータでも同じ時間で読み出せるので、 ファイルが並んでいても散在していても、読み出し速度は同じです。 だから、読み出しについて、デフラグは無意味です。 しかし、(普及タイプの)SDDの書き込みには、 直接の書き換えができず、一度消してから書かなければならない、また、 その単位が数十~数百KB程度のブロックごとという大きな制約があるので、 1バイトを書き替えるのもブロック全部書き換えるのも 所要時間は同じになります。 そのため、書き込むデータが同じブロックにあれば時間が最小であり、 空き領域が断片化されてきて、書き込むデータが ばらばらのブロックに分かれるようになってくると、所要時間が増えてきます。 ということで、書き込みについてはデフラグは有効です。 ただし、xpに付属しているようなデフラグは、 空き領域まで積極的にデフラグしてはいないので、 SSDに特化したデフラグソフトが必要です。 こちらに、Windows標準のデフラグ、PerfectDisk 2008 Pro、 Diskeeper 2009 Professional(体験版)、Defraggler の比較がありますが、 フリーの Defraggler が最も成績がよかったようです。 http://d.hatena.ne.jp/Lansen/20090211/1234373179 次に、shuttering(プチフリーズ)についてですが、 理由はバグや下手なデザインの部分もあり、避けられない部分もあり、 また、メーカーや時期でもずいぶん違うので書ききれないのですが、 断片化によって発生しているわけではないので、デフラグとは別の対策が必要です。 英語のサイトですが、具体策がここで検討されています。 - XPのプリフェッチを無効にする、 - メモリーを最大まで搭載する - SSDの容量が50%以上にならないように - 不要なWindows Componentを削除 - ハイバネーション無効 - システムの復元を無効 - ディスクの書き込みキャッシュを無効にして、キャッシュファイルを削除 - 8.3 ファイル名生成を無効 - 最終アクセス日時の更新を無効 - インデックスサービスを無効 - NTFS Change Journalを無効 - ブラウザの一時ファイルをRAM DISK に置く http://www.ocztechnologyforum.com/forum/showthread.php?t=43460 要は、極力、領域を空け、windowsからのアクセスを減らせば、 それだけshutteringも減るということです。
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- kametaru
- ベストアンサー率14% (339/2313)
ANo4です。 ちょっと調べるとSSDのデフラグはやった方が良いという話とやる意味はあるがやらない方が良いと話が出てきますね。 少なくともデフラグに意味は無いと言う文献はありません。 SSDのデフラグを推奨しないのはまだ発展途上の製品なのでデフラグによる弊害を指摘している文献です。 どちらにしても後は質問者さんのご判断です。 Windows7ではHDDとSSDを自動識別してSSDはデフラグをしない設定のはずです。 つまりマイクロソフト社はSSDのデフラグをまだ信じていないと言う事ですね。 専門家でもありませんのでシロートの回答です。
- gonveisan
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最適化と直関係ないですが http://www1.ark-info-sys.co.jp/products/products_pc/ssdsa1/ こんな、面白そうなソフトが有るけど試した事は無いですが 試してみたいです。 SSDに換装後 最適化の件分析してしなくともいいとでましたが、一度暇つぶしにしました 最適化しなくともいいので結果は変わりませんでした、当然ともいえる。
- kametaru
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SSDでもデフラグは必要です。 でも・・・ Windowsの標準デフラグじゃ解決できない断片化だと思いますよ。 SSDは仮想HDDですからね。 Windows標準デフラグはHDDを想定しているので仮想HDDをいくらデフラグしても見た目はデフラグ完了ですが実態はデフラグできていません・・・と思うんだけどネェ。 自信なし回答です。
基本はフラッシュメモリをすり減らすだけなので、デフラグはやらない方が良いです。使い込んできて遅くなってくるのはしょうがないことです。 (他のご回答者様がご説明されているウェアレベリングは、フラッシュメモリの空きが多いときはランダムに書き込むだけ(=速い)ですが、すべてのフラッシュメモリを使い切ってしまうとユーザが書き込んだ以外のデータも移動する様になるため、特に書き込みが遅くなります) なお、判断が分かれるところかも知れませんが、ファイルの断片化が多くなるとファイルシステムのオーバーヘッドが多くなり、若干ディスクアクセスが遅くなるとも言います。 実際、一度や二度デフラグを掛けたところで、SSDの寿命が半減するわけでもないでしょうから、試しに1回くらい掛けてみてアクセスが速くなるか実験してみるのもいいかもしれません。
実際は難しい問題です SSDはまだ黎明期のためメーカによって、実装方式によって、時期によってバラバラなのが実情です (ただし有効な場合でも、Windows標準ではなく有料のほうが効果が高いとの話もあります) 同じくNCQも有ったほうがいいとか、関係ないとか。。。 ただ、インテルの最新SSDでは効果があるとインテル広報も言っているそうです
- 中京区 桑原町(@l4330)
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SSDは素子の書き換え可能回数に上限があるので一箇所だけが使われるのを防ぐ仕組みを内部に持ってます。 これをウェアレベリングとか言うのですが、デフラグと似たことをしてます。 素子自身がデフラグと類似の事を自動的にしてるから、使用者が敢えてする必要が無いのです。