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エポキシパテでのフィギュア作りについて
学校の課題(自由制作)で人形作りに取り組んでみたいと思い、エポキシパテ*プラ用を購入しました。 いろいろと使い方は調べて購入したのですが、初心者です。 スプレー器具が高価であり、今後使う予定がなく、サフレス塗装というやり方もあると知ったので、サーフェイサーなしで挑みたいと思います。 まだ試作段階にも入っていない心の準備中ですが、気になることがありましたので、3点、教えてください。 (1)サーフェイサーなしでの仕上げ ポリパテは上記のプラ用のみを使いたいと思うので、均一な色にするという点ではサフ無しでも大丈夫だと思います。 ただ、きれいな表面を作るためにサンドペーパーが必須かと思います。 荒削り用と仕上げ用で、2.3種類買ったほうがいいのかと思うのですが、エポキシパテ*プラ用はかなり硬度が高く、削りにくいという話をちょくちょく目にしたので、番目は何番を選べばいいか、参考までに教えていただけたらと思います。 最終的な仕上げ用は1500~2000ぐらいを考えています。 ※パテが完全に固まると硬すぎて削れないと聞いたのですが、固まる前に行ったほうがいいのでしょうか? (2)サーフェイサーなしでの塗装 一般的な塗料はMr.カラーのようですが、サーフェイサーなしでもそのまま塗って問題ないでしょうか。 (色のつきが悪いでしょうか) また、薄め液はないと塗りにくいですか? 薄め液を使うと色のつきが弱くなってしまいそうなイメージがあるのですが、ないと逆にこってりつきすぎてしまうでしょうか。 (3)最後に 出来上がった後、仕上げとしてMr.スーパークリアなどを吹くそうですが、如何せんサフ無しなので、できません。 Mr.カラーが乾くのを待ち、そのまま取り扱っても大丈夫でしょうか。 色移りなどはしないと思うのですが、保管場所や保管の際の梱包方法はあまり気にしなくてもいいでしょうか。 以上です。 他にエポキシパテ*プラ用を実際に使うときのコツや、取り扱いの際に注意する点などありましたら合わせて教えていただけると有り難いです。
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ご質問者様はフィギュア製作の経験がほとんど無い様なので、アドバイスがてらに… まず既に買われてしまっているようですが、エポパテはどちらかというとそれだけでフィギュア一体作るとなるとかなりお金のかかる素材です。同じ大きさのフィギュアを作るとなると、コストは大体 エポパテ>ポリパテ、スカルピーなど>ファンド となります。 またサフレス塗装というのは、フィギュアを原型から作る場合の塗装云々ではなく、既にキットとなっているフィギュアのキットが肌色キャストなどで成型されている場合に、その肌色を生かすようサーフェーサーでの表面処理をせずに塗装する手法であり、原型から自作する場合には関係ありません。 なおフィギュアを自作する場合、表面処理はエポパテでは結構粘りがあるため削りにくく苦労するかもしれません。初心者はポリパテやファンドのほうがやりやすいかも。予断ながらエポパテやポリパテはあまり健康にもよろしくありません。またファンドは硬化後も水などに溶けるので溶きパテやサーフェーサーでの表面処理が塗装前に必要な場合が多いです。 いずれにせよ塗装はMrカラーで万全でしょう。うすめ液は必須です。水性ホビーカラーは水性なので健康上は良いかもしれませんが、Mrカラーよりも乾燥が遅く、塗りムラが出来やすく、しかも塗膜が弱いとデメリットのほうが多いのでお勧めできません。 仕上げのクリアーですが、こちらは筆塗りではなくスプレーで均一にクリアーを吹き、塗装面の質感を均一にするのが目的となります。必要が無ければ必須ではありませんし、吹く場合は缶スプレーのトップコート(艶あり、艶消し、半艶)がありますので、これがMrカラーの塗膜を犯すことも無くお勧めです。
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- kogechibi
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フィギュア製作は30年以上前から時々思い出した様にやっていますが、使っているのは自動車補修用のポリパテとタミヤプラパテと自分で調合した溶きパテ・人形製作用紙粘土(ファンド)が主役です。他にも細かい材料を使います。瞬間接着剤も必須。 私はポリパテのブロックを作ってからそれを削りだして素体を形成し、気泡はプラパテで埋めて、服など細かい部分は紙粘土(ファンド)で作ります。 ポリパテブロックですが、自動車補修用ポリパテに入っている硬化剤を使うと硬化時間が早く、加工する時間が無くなってしまうので、パーメックNという硬化剤を使い、サクサク加工出来る時間を延ばしています。完全硬化してしまうとカッターの刃が食い込まない程になります。 大体出来上がったら溶きパテを表面に筆で塗って乾いたらペーパーがけをしています。一度でうまくいく事はありません。何度も繰り返します。 サフェーサーは使っていません。モールドが埋まるから。 塗装も私は筆塗りが主です。薄め液は常備していなくてはいけません。塗装しやすい濃度は人によって違うので経験で覚えていくしかありません。色によっては、下地に白や銀を塗って、乾いてから目的の色を塗る、という手順が必要です。塗装は一度で綺麗に仕上げる事は出来ません。薄く塗っては乾燥させて、また重ね塗りをして乾燥させて、と何度も色を乗せていく事でムラ無く仕上がるようになります。 塗装面の保護ですが、ミスターカラーだけなら塗装面は結構強いので使わなくてもいいと思います。他の画材やデカールを使った、となると定着させるためにコートは使った方がいいと思います。 大雑把ですがご参考までに。
お礼
いろいろな種類のパテを使っていらっしゃるのですね! 今回、人形作りのサイトをたくさん拝見しましたが、プロと思わしき方々は皆さまそういった用途別の使用をされていらっしゃいました。 私はまだどれをどう使い分けていいのかわからないので、まずはプラパテのみでなにか小さいものを作ってみようと思います。 タミヤは乾きが早くて使いやすいみたいですね。 私は硬化がそれほど早くない(微妙な差ですが)セメダインのパテを買ってみました。 初めてなので、いろいろこねくりまわす時間が必要かと思いまして…。 溶きパテは目からウロコでした。 シンナーを使うということなので無理かもしれませんが(実家なので匂いが;;)表面処理にも使えるのですね! フィギュア製作に通じていらっしゃる方の中にも「塗装も筆塗りが主」という方がいらっしゃって、とても安心しました。 (サフェーサーは使用することが基本なのかなと悩んでいたので心強いです) 薄め液は、少しずつ様子を見て扱おうと思います。ありがとうございます。 塗装面も、「Mr. カラー」だけでも大丈夫そうなので安心しました。 定着のトップコートなのですが、もし使うとしたら「水性ホビーカラー/クリア」を使用することを考えています。 大きい部分を筆で塗るのはムラができそうで難しそうですが。 (「Mr.スーパークリア」で考えていたのですが、「Mr. カラー」を溶かしてしまうそうなので、「Mr.スーパークリア」の筆使用はキケンだと知りました;;) 丁寧な解説をありがとうございました。 作り方もとてもわかりやすかったので、パテを使い分けするときには参考にさせていただきたいと思います。
- apricotman
- ベストアンサー率35% (32/91)
エポキシパテと、ポリパテが「別のもの」だとは知らなかった? ラッカー系塗料ならエポキシパテの上でも塗れる。 シンナー(うすめ液)は塗料に必要不可欠なものだから塗装でも必須。 「Mr.スーパークリア」が「無色透明」だから仕上げに使う。 もう少しちゃんと調べることと、手もとにあるものを実際に使って確かめることを優先すべきです。 塗装も造形も「技術」なので手を動かさないと何も分からないよ?
お礼
最初に人形制作で見かけたサイトがピンキーカスタマイズをされていまして、そこから刺激を受けたので、そちらでおすすめされていたプラスチック用を選びました。 エポキシパテは、ラッカーパテやポリパテのような刺激臭がないこと、硬化するまでの時間はかなり自由に形状をいじることが出来るということ、固形の粘土状なので形を作りやすいということで、初心者でも作りやすいだろうかと考えました。 気泡が出ることも少ないということなので、表面処理がしやすいのかなと思ったのですが、ポリパテのほうが一般的だったのでしょうか;; Mr.カラーはラッカー系塗料なのでOKなんですよね? シンナー(うすめ液)は塗料に必要不可欠ということでありがとうございます。 「Mr.スーパークリア」はサーフェイサーがないので使わない予定です。 「Mr.スーパークリア」は「Mr. カラー」を溶かしてしまうそうなので、仕上げでどうしても使いたいときは、(最終手段としてですが)「水性ホビーカラー/クリア」を筆塗りで使用することを考えています。 手を動かす前の確認のつもりだったのですみません。 貧乏学生なのでだめもとでのテストに使うのはもったいなくて控えさせていただきました;; 動き出してから分からないことも出てくるかと思いますので、よろしければその際にまたいろいろと教えてください。
お礼
ファンドとはまた異なるのかもしれませんが紙粘土は扱ったことがあります。 大きな石膏像を作ったのですが、衝撃に弱く脆かったので、小さなものを作るには不向きかなと先入観を持ち控えました。 今回作りたいものは、サイトを検索した時に見かけたピンキーという人形よりも少し小ぶりな大きさを考えています。 動物なども作って箱庭的な場所に設置するイメージでした。 エポパテなら硬くなるし削れるし、と考えたのですが、ポリパテのほうが初心者向きかつ一般的なようでお恥ずかしい限りです。 またサフレス塗装についての見解がとても納得できました。 原型から自作する場合にはあまり関係がないということで安心しました。 エポパテやポリパテの身体への害はたくさんのサイト様で書かれていたので、注意しようと思います。 直接触らないことと、削る際に吸い込まないように気をつけます。ありがとうございます! 缶スプレーというものがあるのですね!盲点でした。 Mr.水性トップコート表面仕上用スプレー(http://item.rakuten.co.jp/auc-battleship/10000218/)でいいのでしょうか。 価格が思っていたより安かったので試しに使ってみようと思います。 ただ使用方法を検索してみたところ、天気(湿気)に左右されたり、圧が調節できないため初心者には難しいようなので修練しようと思います。 水性ホビーカラーについてのアドバイスもありがとうございます。 塗装はMrカラーを用意したいと思います。 ただアクリルガッシュが、プラスチックや金属にも彩色可能ということなので一度試してみようと思います。 (授業で使ってたくさん持っているので) エポパテを少しいじってみて、もし無理があるようでしたらポリパテの購入も検討してみます。 だんだんと心の準備ができて(イメージがわいて)きました。 どうもありがとうございました!