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選挙に強いって?

選挙に強いって、どういうことでしょうか? 単純に勝ち負けだけじゃないとは思うのですが、今ひとつよく分かりません。プロデュースと言う意味では小沢さんや小泉さん?古くは田中角栄ということになるのでしょうか。でも具体的に説明しろと言われると僕はで来ません。 今回で言えば自民党の小選挙区で勝った人になるのでしょうか?例えば、平沢勝栄氏などはどうでしょうか?今回も選挙区で勝ちましたが、党内ではイマイチな気がします。選挙に強ければ党内の位置どりもうまい気がします。 素人な質問かも知れませんが、どうか教えてください。お願いします。

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回答No.4

選挙に強い、というのが、どういうことなのか、というのは時と場合にもよると思いますが、私は、いかに固定票を持っているのか? という部分が大きいように思います。 選挙で当選するためには、当選出来るだけの票を得なければなりません。 そして、仮にA氏という候補がいて、その人に票を入れる人、というのは次の2種類が考えられます。 「相手が誰であろうと、A氏を応援している」 「他の候補者よりも、A氏の方が良いと思う」 前者の場合、これは非常に固い支持者で、仮にその候補の所属している政党に批判が集中しても、応援してくれることでしょう。最初から、このくらいの票は確保できる、というところがスタートするので極めて有利に選挙戦が展開でき、そう簡単に負ける、ということがありません。 しかし、後者の場合だと、あくまでも相対的な評価でしかないので、選挙の際の政治状況次第で変わってしまいます。今回の選挙では当選しても、次の選挙でもっと良さそうな候補が出て来れば、そちらに票が移って落選ということもあります。計算も出来ません。 なので、いかに固定票を持っているのか、というのが、選挙での強さ、ということではないかと思います。 No.2さんが仰っていますが、田中角栄氏などは、そういう固定票を掴むのが抜群に上手い人でした。 また、地元で絶対に勝てる、というだけの固定票を持っていれば、他の選挙区の同じ候補者を応援したりする、ということも出来ます。そうすれば、それだけ、政党の中で恩を売ることも出来ます。 現在の衆議院は、小選挙区制という仕組みで、各政党が1人ずつしか候補者を出しませんが、かつての中選挙区制では、同じ政党同士で票の奪い合いをする、ということがされていました。そのため、各候補は、何があっても自分を応援してくれる固定票作りを大事にしました。 その当時から政治家をしている人や、その当時の親から地盤を引き継いだ議員は選挙で強い、という風に言えると思います。 ただ、選挙区での強さと、政党内での実力というのはまた少し違います。 政党の中での実力には、お金を集める能力であるとか、他の政党との力関係であるとか、そういうものも影響するためです。 質問文にある平沢勝栄氏の場合、公明党に対して批判的な言動で知られている人です。1996年には、今度、新しく公明党代表となった山口那津男氏と激しい選挙戦を繰り広げて当選。2000年は、自民党と公明党が連立を組んでいるにも関わらず、同じく山口氏と対決するなど、自民党と公明党の連立の中で問題を起こしているのです。 そのような状態なので、あまり自民党内で大きな立場に立ちづらい、ということが言えます。 また、他の議員を当選させる、というのは単に人気がある、というだけでなく、選挙参謀を候補者に付けることが出来る人脈を持っている、とか、資金的に応援するだけの資金力がある、とかの要素も必要になります。また、政党の顔となった場合、その人のスキャンダルが政党そのもののイメージダウンに繋がります。そのため、そういうものを繰り返す人が、政党内で高い地位になる、というのはなかなか出来ません。 選挙で強い(当選回数を重ねる)というのは、政党内での地位を得るのに重要なところですが、それだけではなく、他の要素も必要となるため、選挙に強い=政党で発言力を持つ、とは言えません。 No.2さんが挙げてらっしゃる浜田幸一氏などは、確かに選挙は強かったですが(当選7回。スキャンダルで党公認なしで立候補、当選も)、様々な問題発言やスキャンダルを起こしたために、一度も大臣にならないまま政界を引退しました。

tarono0123
質問者

お礼

すごく満足させてもらえる内容でした。 単純に考えて、これからの時代は選挙に強い政治家って少なくなっていくのですかね。

その他の回答 (3)

  • moritan2
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回答No.3

小沢氏について言えば、自分が当選することは当然として、子分を当選させる力が強いということだと思います。新人に対して参謀を付けて助言を与え大量に当選させました。これで当選した新人は小沢氏に頭が上がらなくなり、小沢氏の影響力はますます強くなりました。

tarono0123
質問者

お礼

>子分を当選させる力が強いということだと思います。 おおー!なんか、納得いきますね~ 確かにそうだと思います、うん。

  • nuisance1
  • ベストアンサー率14% (39/264)
回答No.2

選挙は、理屈で勝負する物ではありません。 人間はここ 3000年変わってません。 必要なのは、バタ臭さです。徹底的に、泥臭く・人間くさく勝負するのです。 そういう意味では、小沢一郎先生とか、浜田幸一先生が有名ですね。 小沢先生の秘書達は理屈など、支持者の前で出しません。 極悪党党首の浜田先生(元 衆議院議員 浜田幸一)などは、後援会の人が田んぼ仕事をしていると、スーツ・革靴のままでドブ田の中に入って行き、今回も俺を男にしてくださいと、泥んこの手を握り、握手するのです。これじゃ応援するしかないでしょう。 内緒ですが、車の中には、スーツと革靴、Yシャツが沢山つんでありました。 やるな 浜田先生。 この流れは、金丸、浜田、小沢に流れていますね。 これじゃ、今の上品な自民党に勝ち目なし! 小沢旧自民党圧勝です。

tarono0123
質問者

お礼

>極悪党党首の浜田先生~ その話は聞いたことがあります。やはりドブ板をいかにこなせるかですかね。

  • kusirosi
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回答No.1

当選すること 昔は五人区で五番目に、すべりこむとの強さかあったが、 現在の衆議院・小選挙区では「トップをねらえ!」ということにすぎない。

tarono0123
質問者

お礼

単純に考えればいいんですかね?

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