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強迫性障害と周囲の理解について
私は何かメンタルに異常があるのではと自分では考えています。次のような事で過去から現在まで悩んでいました。 1 昔のことを振り返ってみると、色々思い当たる節があるのです。例えば、マークシートの試験で必要以上に何回も名前の記入やマーキングの位置を確かめたりしていました。掃除をする際も教室の床のマス目に合わせ机がそろわないと納得がいかなかったりしました。インターネットでの住所登録や手紙を送る際も何度も確認しないと気が済みません。これらに関しては悪いことではないし、自分の慎重な性格のせいだと考えていました。 2 これは今でもあることなのですが、ガスの元栓・家の鍵・蛇口の確認を何度もしてしまいます。自分でも強迫性障害の事を調べたりしていて、実際に悩んでる人よりは確認する回数は少ないと思うのですが、「ちゃんと鍵を閉めたな」と、それだけに集中してするまでは安心感が得れません。また、車の運転中もサイドブレーキのランプが消えてるにも拘らず、サイドブレーキをひいたまま走行しているのではないかという思考に支配されてしまいます。 3 車を運転し終わった後に、たびたび「何か事故を起こしたのではないか」と不安になります。助手席に誰かを載せているときはそうでもないのですが、1人だと不安感がものすごいです。1人のときはできるだけ同じ道を通って帰り、何もなかったかを確認したり、新聞で交通事故の欄を確認したりしてしまいます。 4 今現在最も苦しいのが自分は何か犯罪をしている、もしくはしてしまうのではないかという思考です。3年前の大学入試の際、ホテルに1人で泊っていました。いつも利用するようなホテルとは違い、1人にしても圧迫感のあるような狭い部屋でした。そこで試験の準備をしながらテレビを見ていたら、インターネットの掲示板を利用した闇サイトの事件を取り上げていました。それをじっくり見ていたら急に怖くなって、「自分も何か掲示板に誰かに危害を加えるような書き込みをしたり、悪い人と連絡を取り合い、誰かを傷つけようとしたりしたのではないか」という思考がわきあがってきて、胸が苦しくなり吐き気がしたりしました。もちろんそんな事をした記憶はありませんし、色んな人に迷惑をかけるようなことをするはずがありません。その時は考えたりもしなかったのですが、それが起きるまでの1年間インターネット関係で悩んでいたのです。以前、誤って有料サイトにアクセスしてしまい、「もしかして気づかないうちに登録してしまい、多額の請求がきたりするのではないか」といったことをずっと考えていました。話を戻しますと、何とか試験を乗り越え帰宅すると新聞にまた闇サイトの記事がありました。「自分には危害を加えるような対象の人がいない・・・」と思っていたのですが、いじめまではいかないのですがずっと不満のあった同級生の事が浮かび上がり、さらに加速するようにして一瞬で恐怖が増しました。それから数カ月は自分に「そんなことするはずがない」と言い聞かせては「でもやっていないという証拠もない」の繰り返しでした。それからあっという間に時が過ぎて恐怖感に慣れてしまったせいかときどき思い出す程度になりました。今年、またテレビで闇サイトの特集をやっていて、また怖くなって、今度は「明日にでも何か起きるのではないか、もしくは数年後、数十年後に何か起きるのではないか」と考えるようになってしまいました。 長々書いてしまい申し訳ありませんが、これが今伝えられるすべてです。いずれも安心感が得れないのです。自分で言うのもどうかと思いますが、私は几帳面で真面目で優しい性格だと思います。ただ、人より神経質でストレスがたまりやすい性格なのも事実です。 現在、両親と一緒に暮らしていて来年からは就職しなければなりません。でも上記のようなことを考えていると、将来に希望が持てず、絶望的な感覚に陥ります。自分という存在に価値がないのではと考えてしまいます。メンタルの異常なのか、もしかして実際に何かやってしまったことからくる不安なのか今も頭が混乱しています。 仮に、メンタルに異常があるとすれば両親にどのように説明し、病院に行けばいいのでしょうか。宜しくお願いします。
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こんにちは。 ご両親に相談してから病院に行く事をお考えならば、2と3のみお話してみてはいかがですか。 1は確かに、それだけだと几帳面な性格とも言えます。 4については、ご両親としては子供さんが「犯罪を犯しそうで怖い」と言っても「そんな事はないよ」と言いたいでしょう。 2と3については、几帳面・慎重な性格としては少々度を越しているかも?と思えるエピソードですし、そのために質問者さんの日常生活に支障が出始めているとなれば通院を止める事はないのではないでしょうか。 例えば3のエピソードについて、 >できるだけ同じ道を通って帰り というのは道が覚えられないから、という理由でそうしてる人もいますが >新聞で交通事故の欄を確認したりしてしまいます ここまで来るとそこまでしている人はそういないかな?と思います。 >上記のようなことを考えていると、将来に希望が持てず、絶望的な感覚に陥ります。自分という存在に価値がないのではと考えてしまいます。 就職活動もこのような状態では辛いでしょうから、ご両親には 「(2、3のエピソードだけをそのまま話して)という事がある。自分では、人よりちょっと几帳面とか、慎重な性格なだけだと思っていたい。 でも就職活動を始めるとすると時間の無駄だと思えて辛くて、自分で気にしないように頑張ってみたけどどうしても治らなかった。一回病院に行ってみようかと思う。 それで”別に几帳面なだけで、性格の問題だから自分で何とかして”と言われたらもう少し自分で性格改善してみるつもりだし、もし何かの病気だったら、アドバイスなり薬なりが出ると思うんだけどどうかな。そういう事で悩んでる人を見てる先生なら、友達とか家族より客観的に見て貰えると思うし…」と持ちかけてみてはどうですか? そして、実際通院する事になったら医師に1~4の事を全て話せばいいと思います。一歩踏み出す事で、何か道が開けると良いですね。応援しております、お大事に。
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- youchan37
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神経質・強迫観念に引っ掛かってから30年近く、森田療法の思想を礎に生きてきた者です。 今は克服しています。 森田博士は「事実唯真」という言葉を仰いました。 後年色紙などにも、よくこの言葉を書いておられたようです。 これは「事実に従って行動せよ」です。「事実本位」です。 これと逆なのは「気分本位」です。気分に従って行動することです。 森田博士は、神経質・強迫観念で身動きが取れなくなっている人は「気分本位」なんだ、と。 それが「事実本位」になれば治るのだ、というように仰っています。 貴方様にとって、今の状況における「事実唯真」は何なのか? ご一緒に考えてみませんか。 私から見れば、2つのことが、明らかにおかしいと思うのです。 1つ目は、ご自分で強迫神経症と決め付けていること。 2つ目は、親御さんに話さないと病院に行けないと思っていることです。 カゼをひいて病院に行くことを考えてみましょう。 カゼなのか気管支炎なのか扁桃腺炎なのか、診断できるのは医師だけです。 「カゼだと思うのですが…」「どれどれ…。うーん、これは気管支炎です」と。 それで親御さんに「気管支炎だ」と告げる。 親御さんは「気管支炎って何だろう? カゼとどう違うのだろう?」と思うかも知れません。 するとそれをキチンと説明できるのは、やはり医師です。 貴方様はもう就職も間近いご年齢なのですから、ご自分で病院に行けば宜しいのです。 特に親御さんに断る必要などないのです。 勿論一切言うなということでもなく 「何かメンタル的に調子が悪いようだ。自分では診断できない。それで病院に行ってみるよ」と。 これでいいのです。 そして強迫性障害などと診断され、これについて説明が難しいと思うなら、 医師から説明して貰えば良いだけのことです。それだけです。 親御さんに対してなら、貴方様から申し出をすれば、医師は対応するはずです。 …ところが、ですよね。多分。分かる気がします。 私がこのようにお話しても「しかし…」と反論がきそうです(笑)。 それが神経質の人の性格なのです。石橋を叩いても渡らない。 まぁ、今のは邪推かも知れません。様々な程度の人がいますので。 分かっていただけたら良いのですが…。 意志です。意志の力で行動して下さい。 辛くても苦しくても不安でも、「恐怖突入」です。これも森田先生の言葉です。 事実に従って行動するのです。今はそうお考えになるのが宜しいと思います。 それでいよいよこんがらがって身動きが取れなくなれば、入院なども考えなくてはいけなくなります。 森田療法であれば、断絶された環境で「行動する訓練」をするのです。 ただ、貴方様が病院に行くとお思いなのですから、その意思は大いに尊重すべきとは思いますが、 先に森田療法の本を読むのも良いかも知れませんよ。本を読んだだけで随分と改善される人もいるのです。 もしお読みになるなら、森田正馬博士が直接執筆したものをお薦めします。 これで心の構造が理解できれば、ある程度のところは親御さんにご自身から説明できるかも知れませんし。 そうなれば少しは病院に行きやすくなりますよね。 又、NPO団体などがありますので、こういったところが主催する集会に出てみるのも良いかも知れませんよ。 http://www.hakkenkai.jp/