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腕を胸の前でクロスして攻撃を防御する方法について
格闘技に詳しい方にお聞きしたいのですが、 よくドラゴンボール等の格闘漫画で両腕を 胸の前でクロスして敵の攻撃を受けるという防御のやり方があります。 しかし実際の格闘技の試合でこんな受け方をしている人を見たことがありません。 そこで、 1.この受け方は実際の格闘技では有効か? 2.この受け方の元ネタ、実在する格闘技・武術でこれに似た受け方が存在するのか? 以上の2つを教えてください。 よろしくお願いします。
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漫画のシチュエーションでは、片手で防御しきれない程の強力な攻撃であることを 表現するために両手でブロックしていることが多いように思えます。 これは腕をクロスさせることで、素人目には非常に強固なブロックが可能なように 見える為でしょう。 腕をクロスさせて受ける防御方法自体は、いろんな格闘技に普遍的にあります。 ただし、以下のような理由で使いどころが限定されるやり方です。 クロスアームの問題点の一つに、腕をクロスさせるとパンチでの反撃が難しくなる点があります。 これは、腕を交差させるため、パンチのモーションに入りにくいためです。 そのため、局所的な防御力が高い反面、攻撃力を捨てることになります。 従って、相手にラッシュをかけられて防御に徹するような場合に使うことが多くなります。 また、漫画でやるような体の正面でクロスさせる方法では、防御が可能なのは体の正面の、 頭部から胸部までの非常に狭い範囲だけです。 (それ以外の範囲は腕をクロスした範囲から外れて片手での防御になりますから、クロスする意味がありません) 例えばハイキックやフックによる側面からの頭部への攻撃、下腹部への攻撃、 あるいはローキックなどには対応が難しいです。 また、ボクシングのクロスアームは、腕のはめているグラブの防御範囲が広いので、 ブロッキングとして有効ですが、空手のように素手での場合はグラブがない分 ガード可能な範囲が狭くなるため、見た目ほど有効な防御方法ではありません。 空手や少林寺拳法などの場合には、相手の蹴に対して、クロスした腕を突き出すようにして 積極的に迎撃するような受け方をすることが多いです。これは、先に述べた通り、 防御面積が狭いため、自分から受けにいかないと守ることができないためです。 結論を言うと、 >1.この受け方は実際の格闘技では有効か? 状況によっては有効。 >2.この受け方の元ネタ、実在する格闘技・武術でこれに似た受け方が存在するのか? ありますが、それほど多用はされない。
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- kentsukasa
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お先に2の質問から、恐らく1番の方が言っているボクシングが最も似ていると思います。ジョージ・フォアマンなどが有名です。また、見た目が格好いいから漫画などでは使われるのでしょう。 1の有効かと言う話ですと場合によりますが、大概の場合は有効ではないでしょう。クロスしてしまった時点で、後ろになった手での攻撃がし辛くなります。逆に、相手の攻撃を捌いてクロスさせ、前の手で押さえることで手技を封じるという技もあるぐらいです。つまり、クロスした状態で前の手を押さえつけられてしまうと、それだけでほとんど攻撃を封じられてしまいます。 ただし、ガード法としては強固ではあります。例えば飛び蹴りなどの大技(続いて連撃が来ないような)を、左右・後方に避けられない状況などでは使いようがあるでしょう。とりあえず一発だけガードしたいという場合では使えます。
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ご回答ありがとうございます。 漫画ではここら辺を大げさにして描いていたようですね。 確かに格好いいですけど、 現実の格闘技ではずっと受けというのはないので、 片方の手が動かしにくいこの受け方は使い勝手が悪そうです。
- shorinji36
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1.相手の技を真っ正面で受けるのは非常に危険ですので不利になります。 2.似てはいませんが少林寺拳法に十字受けという技があります。
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ご回答ありがとうございます。 >非常に危険ですので不利になります。 試しにやってもらったこともありましたが、 全然、防御になりませんでした。 まぁ私が下手だからかもしれませんが。
詳しくないですが、 ボクシングの防御にあるそうな。 http://www.google.co.jp/search?hl=ja&q=%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%82%B9+%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%89&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=
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ご回答ありがとうございます。 なるほどボクシングですか。 「X」のような感じをイメージしていましたが、 どちらかというと「+」ですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >頭部から胸部までの非常に狭い範囲だけです。 少年漫画では馬鹿正直に真っ正面からしか殴りませんからね。 金的、後頭部のような卑怯な技はありません。「バキ」ならありますが。 >自分から受けにいかないと守ることができないためです。 実際の格闘技はシビアです。漫画のようにいきませんね。 もう夢は見ません。より実用的なやり方を模索していこうと思います。