• 締切済み

HRHMのミックス、マスタリングの方法

作曲をしていてミックスマスタリングの勉強もしています。 HRHMのミックスについてですが、どうすれば近年のバンドの音源 のように音圧がでるか、悩んでいます。 以前この手のジャンルはすべてのパーツにコンプを深めにかけるのがコ ツをいうことをきいたことがあるのですが。試してみても音がゆれてし まいう~んという感じです。 皆さんはこの手のジャンルはのミックスはどうしているのか気になりま す。 またミックスマスタリングの参考になる文献等がなかなかなく、苦労し ています。 この分野は若干秘匿される傾向にあるのでしょうか。 特にHRHMのミックスは雑誌で特集を組んでいても、どの雑誌も触れてい ない、といった印象を受けます。 既存曲を参考にしてみたりするのですが、聴いただけでは 他の音も同時に鳴っているのがほとんどなので、コンプ等も含め、ディ レイリバーブがどのくらいかかっているかなど全く検討がつかない状態 です。周りが静かなら多少はわかるのですが。。 続けていればわかるようになるものでしょうか? 公式を知らずに数学の問題を解かされているようです。 よろしくお願いします。

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  • Key_Tips
  • ベストアンサー率64% (43/67)
回答No.3

こんばんは! >HRHMのミックスについてですが、どうすれば近年のバンドの音源 >のように音圧がでるか、悩んでいます。 この悩みは、DTM等である程度作品が完成させられるようになってから 自分だけでプロ同様の仕上がりを求めたときに、誰もがぶつかる壁です。 適当に音を大きくするくらいで気が済めばよいですが そうではなくプロと同じ出来を目指そうとすると、その壁は途端に高くなります。 素人、アマチュアでも音圧だけなら、市販のCDと同じレベルに近づくことは比較的簡単に出来ますが 聞きやすさも含めて同レベルまで持っていくのは、大変難しいです。 極端な話、音圧だけなら素人でもいくらでもあげることは出来ます。 ただ、聞きやすさを保たなければ意味がありません。 プロのCDの違うところは、音圧が十分にありながら 非常に安定して聞きやすさが保たれていることです。 もちろん、エンジニアの方によってプロでも 出来の差はありますが、一般にメジャーどころの楽曲は アマチュアが越えられない一定の水準は保っています。 ただ、テクノ系等、使われる音色の音圧が非常に上げやすい素材中心のジャンルの場合は アマチュアでもプロとかなり近いレベルの仕上がりに持っていくことが可能です。 しかし、生歌、ギター等、その他複数の生楽器が絡むジャンルの場合 素人、アマチュアの経験・環境では、プロと同レベルの音圧を出しながら 質感も損なわないというのは、まず無理と言って良いと思います。 プロと全く同じになることはないと覚えておくと マスタリング等で余計なストレスを溜めないで済みます。 どうしても解決したい場合は、ミキシング、マスタリング等のサウンドエンジニア技術を教えている学校に通うか 独学で納得できるようになるまで、地道に経験を積むしかないと思います。 どちらにしても終わりがない分野だと思います。 >この分野は若干秘匿される傾向にあるのでしょうか。 >特にHRHMのミックスは雑誌で特集を組んでいても、どの雑誌も触れてい >ない、といった印象を受けます。 ジャンルによって秘匿されているというより 本などに公式的な方法を書いたところで、実際は曲によって行うべき処理は違いますし 誌面上などでは(CD付きでも)解説のしようがない部分も大きいと思います。 もちろん、基本的なエフェクトの使い方というのはありますし そのあたりは色々な場所で解説されています。 プロのエンジニアの設定値なども書籍等には載っていますが それは、あくまでも、プロが仕事でレコーディングした音に対して使っている設定値ということを忘れないでください。 そもそもレコーディングされた素材の質が圧倒的に高いという盲点があります。 少なくともある手順通りに行えば上手くいって プロの音みたいになるという分野ではないことは確かです。 もし、プロに近づきたい場合は、使う機材だけでも プロと同じか近いものを使った方が良いです。(もちろんすべて同じは不可能ですが) 上達はその後に考えたら良いと思います。 >既存曲を参考にしてみたりするのですが、聴いただけでは >他の音も同時に鳴っているのがほとんどなので 同時になっていても完成形では色々な音が混ざって鳴ることになるので 結果的な鳴り方が、その既存曲に近づくようにミキシングしてみると良いと思います。 このとき、お手本はありますが、あくまでも参考にするだけなので ミキシングとしての答えはあるようでありません。最終的には感覚が頼りです。 また、そのとき音の大きさは比べないでください。 既存曲の音源の方が大きいのは当たり前ですので ボリュームを下げて、まずは音圧以外の質感(聞きやすさ)だけ近づくようにしてみて下さい。 その時点で聞きやすくなければ、音圧を上げても良い結果にはなりません。 そして、ミキシングの時にあると便利なものとして 音の大きさや分布を視覚的に確認できるアナライザーがあります。 ご自宅で作業される場合はWAVESのPAZ Analyzer等で 既存曲の音の分布を参考にされながら作業されると便利だと思います。 下手すると作編曲よりもゴールのない分野ですので すぐ上手くなることを目指さずに焦らず曲と向き合ってみて下さい。 もし、自主的に楽曲を販売する場合等でどうしてもマスタリングの質が気になる場合等は プロのエンジニアの方に、お金を払ってマスタリングを依頼するのも有効です。 マスタリングだけでなく、ミキシングから2ミックス作成の依頼を請け負ってくれるところもありますので 自分で持ち込むよりも、最終的なマスタリングのクオリティが大きく変わってきます。 ほとんどの場合、1曲数千円~ですが そのクオリティに自分で到達できるための労力・時間を考えたら決して高くはありません。 根本的な解決にはならないかも知れませんが 別の選択肢もあるということで、よかったら参考にされて下さい。

rhpp
質問者

お礼

お返事が大変遅くなってしまい本当に申し訳ありません! PCの調子が悪くしばらくログインできていませんでした… やはり皆さんがおっしゃっている様に終わりのない分野なのですね。 環境だけでもプロに、というのは1つの選択ですね。 数千円程度ならプロに任せてみるのも手ですね!

  • maruha_sa
  • ベストアンサー率84% (65/77)
回答No.2

文献といっても確かに存在自体はさほどあるものではありません。だからプロとアマの差がはっきり出てしまう業界なのです。 ただ、昨今ではプロ用機器がアマチュアの手に届くようになってきた技術確信もあり、隔たりが無くなってきているのも事実です。 質問者様のレベルがどのくらいなのかわかりませんが、参考までに「Sound Designer」という雑誌を見てみてください。月刊誌です。 http://www.sounddesigner.jp/ この雑誌、もとはギタリスト向けにもっと録音して作品をいっぱい作ってみようとう趣旨(勝手な推測ですが)で作られており、録音初心者にはわかりやすくできた雑誌です。バックナンバーで、2009年7月号に「音圧が上がり空気感が増すマスタリング入門」なる特集もありました。 別に雑誌の宣伝しているわけではありませんが、エフェクト別、DAW別、インスト別など様々な状況下においての実践セッティングが載っています。もちろんプロの技やご希望のHM、HR系のギタリストのレコーディングの実践レポート(場合によってはそのとき使った実際のDAWやエフェクトのセッティングまで)が載っていたりします。ある程度アマチュアレベルに届く機材でのかなり実践的な雑誌で、僕もよく読んでたりして、知識は得て、気なるものは実際にためしています。 ただ、No.1の方がおっしゃるとおり、「やってみる」、「作ってみる」というのが一番重要です。重複しますが、そうやって実践した積み重ねによる経験値を積むことができないと、「公式のない数学」というとらえ方になってしまいます。 「引き出しが多いに越したことはないが、答えがない」のがミックスなので、実践を積んで自分の自信にしないとプロの現場では使えませんから。 一例ですが、ジャンルに限らずすべてのパーツにコンプを深めにかけるなんてことはあんまりやりません(やるときもありますが)。迫力あるドラムが欲しいならスネアとベードラにコンプ、タムやらシンバルやら他のドラムトラックと先の2トラックをまとめて(AUXトラックなどに)グループピングしてそっちで均一のコンプをドラム全体にかけます。...なんてことが、別な方に言わせると、ミックスでバランスをとり、マスタリングで音圧稼ぐ。...というやり方もあります。やはり答えは一つではありません(ついでに、ミックスとマスタリングは全然違う行程ですよ)。 ちなみに前者はコンプを少なくすることでCPUの負担も軽くなりますので、他のエフェクト(IRリバーブなど)でも重たいものを使うときには重宝します。後者は、アルバムを作るときの全体の音圧をコントロールできるので、アルバム全体に統一感が出てきます。(これも経験が教えてくれることです) まあ少なくとも、コンプ、EQは一番難しい、プロでも難しいとされるエフェクトですので、経験を積むしかありません。もちろんディレイタイムやリバーブタイムもその曲調、トーンに合わせることは難しいことです。 Sound Designerの過去半年分くらいをバックナンバーで取り寄せて見てはどうでしょう?きっと今の悩みも解決すると思いますよ。(上記URL→バックナンバーでバックナンバーがでますので、表紙の写真をクリックすると内容が表示されます)

rhpp
質問者

お礼

お返事が大変遅くなってしまい本当に申し訳ありません! PCの調子が悪くしばらくログインできていませんでした… ご紹介いただいたサウンドデザイナーをまとめて購入しました! 自分には目からうろこで、かなり勉強になっています! 地道にこつこつやっていきたいと思います!

  • kenta58e2
  • ベストアンサー率74% (2483/3311)
回答No.1

文献的には、ここらあたりですかね。 http://www.amazon.co.jp/%E9%9F%B3%E3%82%92%E5%A4%A7%E3%81%8D%E3%81%8F%E3%81%99%E3%82%8B%E6%9C%AC-Stylenote-Nowbooks3-%E6%B0%B8%E9%87%8E-%E5%85%89%E6%B5%A9/dp/4903238067 ただ、ある程度はコンプやEQの使い方を知ってる人向きですけどね。 これ読んでちんぷんかんぷんのレベルだと、逆に適当な書籍資料なんか無いので、さきにコンプやEQの基礎的な勉強をもう少し深める必要が出てきますが。 >以前この手のジャンルはすべてのパーツにコンプを深めにかけるのがコ ツをいうことをきいたことがあるのですが。 どこのドアホですか? そんなたわけた事をいう奴は。 全チャンネルにコンプ噛ますとこまでは、まぁまだ良いです。私も基本的にはそうするし。 ただ、チャンネル単位の調整段階では、原音のダイナミクスやテイストが変わるくらいに深く掛けてしまったら、逆にその後のヘッドルームの余裕が無くなって、単体チャンネルでは良くてもミックスしたらぐしゃっと潰れて生感のかけらもなく、それこそ質問者の方の経験された >音がゆれてしまいう~んという感じです。 になるのがオチですよ(それでもまだマシかもしれん)。 >この分野は若干秘匿される傾向にあるのでしょうか。 私は、それは違うと思います。 というか、質問文引用が飛びますが >公式を知らずに数学の問題を解かされているようです。 そこが良い所に気づきかけられているというかなんというか…で、この手の調整に関しては、ずばり『公式なんか無い』んです。 だから、単純なエフェクトの紹介や、代表的なEQ設定例のように「さらりと簡単に明快な説明」などできないし、雑誌等のライター連中は、記事では結構わかった様なこと書いてますが、実務経験があるわけではない(実務者は優秀な人ほど多忙なのでライター業と兼業なんかできない)ので、簡単な分野の解説記事なら聞きかじりで書けるけど、こういう音圧調整の様な『経験に非常に重みが高い』技術のことは、根本的にわかんないから書けないのです。 最初の紹介した文献も、著者自身が文中で述べられてますが、あくまでも著者の経験則を綴ったもので『参考程度』であり、実際自分の手元の音源を書いてあると居り調整しても、それだけでは本に書いてある結果にはならないです(経験済み)。ただ、コンプやEQ動作原理についての経験則的な知識をある程度持っていれば、『応用可能な重要なヒント』は満載です。問題は書いて有る意味がわかる程度の知識があるかどうかです。 実際、文中の使用例での機材は、アマチュアではまず使えないものばかりですしね。 >既存曲を参考にしてみたりするのですが、聴いただけでは まぁ、ここの分の意図は、質問者の方的にはそういう意味ではないと思いますが… あえてワザと言いますが、この分野は完全に「料理」と一緒で、聞くだけ(味わうだけ)では、「旨い」ことはわかっても、それだけのことで技術的には何もわかりません。 「自分で作ってみる」→「味(音)を比較する」→「差を埋めるべく製作再挑戦」 を延々と何十回もやり続けて、やっと理屈でなく感覚の部分が先に方法論を覚えてくる…方法論(経験)の積み重ねから、自分なりのセオリーが見えてくる…という性質のものです。 聞くのではなくて、同じ以上の比重で「作ってみる」が必要ですね。聞いた回数でなく作った回数がモノを言います。 その意味で >続けていればわかるようになるものでしょうか? については、目標の音を追い続けて製作を続けていけば、わかるようにはなってきます。 ただ、ある程度きちんと正確な音が出る「モニター環境」が整っていないと、なかなか遠回りになる事は多いですね(自慢ですが、個人的に遠回った経験は豊富です…そして、実は私自身、いまだ遠回り中でもありますが…)。

rhpp
質問者

お礼

お返事が大変遅くなってしまい本当に申し訳ありません! PCの調子が悪くしばらくログインできていませんでした… 実はそちらの書籍を購入しました。 作った回数…やはり数をこなすのが上達のコツなんですね。 環境も見直してみたいと思います。。