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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:円柱導体の表面の電位について)

円柱導体の表面の電位について

このQ&Aのポイント
  • 半径a、長さ無限大の円柱導体に、単位長さ当たりλの電荷を与えると、導体表面の電位は何か?
  • 導体の中心からの距離をrとした場合、a≦rでの電界はE=λ/2πεrとなります。
  • 計算を行うと、導体表面の電位は∞となってしまいますが、この結果では何かが変です。解法を教えてください。

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noname#196225
noname#196225
回答No.2

次元が異なるとなぜa→∞で電位が有限になるか、でしたね。 良い着眼点を持ってると思いますよ。 とはいえ、この質問に対して十分納得できる回答は、 私には持ち合わせていません。 これについては、最終的に自分の見解を持って自得するしかないと思います。(数式上ではそうなることが分かっているので、それをどう捉えるかは物理のセンスとなります。) まずは前半。E=1/rについてですね。一つの見解では、やはり「無限に広がる電荷」という事項がミソになっていると考えることができます。 無限に広がる電荷からN倍の距離離れた場合、寄与する電荷量は三平方の定理からN倍に大きくなります。 (r=(x^2+y~2+d^2)^1/2でdをN倍に増やすと、xとyの変化によってrはあまり変化しないことから言えることです。) また、ガウスの法則では「無限に広がる場合、対称性から電場の広がる方向が限定され、放射が球面状ではなく円状に行われる」という解釈をしています。 いずれもE=1/rの発散を導くことはできますが、素直に後者の方で解釈するといいでしょう。 問題は、その後です。∫で考えると難しいのでΣで考えましょう。 E=Σ(1/r)は無限に発散します。これは、次のように考えることができます。 E=Σ(1/r)=1+(1/2+1/3+・・・+1/10)+(1/11+1/12+・・・+1/100) E>1+(1/10+1/10+・・・)+(1/100+1/100+・・・+1/100)=1+9/10+90/100+900/1000+・・・=1+9/10+9/10+9/10+・・・→∞ ∫1/r=lonN→∞はこのような解釈をすることができます。 物理的には、これはどこまで離れた距離dからでも、さらに9d遠ざかると一定の位置エネルギー(log9)が獲得できることとして解釈できます。 これは恐ろしいことです。 もし重力が1/rでしか発散しないならば、どこまで行っても一定の間隔でエネルギーを失い続け、いつかは地球に落ちてくることになります。 もし、rの一乗より多く比例していれば、距離dからlog9のエネルギーを失うまでに9*(d^(n-1))倍、つまり無限倍の距離をとらなければならなくなり、裏を返すと脱出可能となります。無限でのポテンシャルが有限になることで、やっと脱出速度という概念が生まれるのです。 このように、ポテンシャル無限は「どんなに大きな運動エネルギーでも脱出できない」もしくは「どこまで離れても加速し続ける」ことを示唆していると考えると良いでしょう。 普通に物理の問題で「だめだこの問題、解が発散する」なんて考えるよりは、よほどセンスが磨かれる良い思考だと思いますよ。

kolinlin
質問者

お礼

詳しい回答ありがとうございます! 大変参考になりました。 >もし重力が1/rでしか発散しないならば、どこまで行っても一定の間隔でエネルギーを失い続け、いつかは地球に落ちてくることになります。 もし、rの一乗より多く比例していれば、距離dからlog9のエネルギーを失うまでに9*(d^(n-1))倍、つまり無限倍の距離をとらなければならなくなり、裏を返すと脱出可能となります。無限でのポテンシャルが有限になることで、やっと脱出速度という概念が生まれるのです。 なるほど・・・。ここまで考えが及ばなかったです。 自分でさらに考え、納得のいく答えを見つけたいと思います。 ありがとうございました。

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その他の回答 (1)

noname#196225
noname#196225
回答No.1

円柱導体も平板導体もr→∞基準にすると、有限rでのポテンシャルは∞になると思いますよ。 そもそも、普通の問題は基準電位を明確にするために「AB間の電位を求めよ」みたいな書き方をすると思うのですが。 ちなみにr=0基準ですとr=aの電位は遮蔽効果で0になります。

kolinlin
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 >円柱導体も平板導体もr→∞基準にすると、有限rでのポテンシャルは∞になると思いますよ。 >そもそも、普通の問題は基準電位を明確にするために「AB間の電位を求めよ」みたいな書き方をすると思うのですが。 たしかにそうなんですが・・・、しかし導体球の場合は、 球外の電界E=K/r^2 K:定数 なので、積分範囲を導体球の半径をaとして[∞、a]とすると V=-K∫dr/r^2=K/a となって有限となります。 なぜこのような違いが生じるのでしょうか? 無限に長い、あるいは無限に広い、のような条件があるからでしょうか? ちなみにこれは問題集に乗っていたのではなく、ふと疑問に思ったことです。

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