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PCBについて
以前蛍光灯などでPCB問題がありましたが うちの実家は恐ろしく古い家電製品を未だに使っています。 特に故障はしていませんがPCBが使われているかもしれないと聞きしんぱいになりました。 故障していなければだいじょうぶですか? また現在はもうつかわれているものとかはないのでしょうか? よろしくおねがいします。
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環境アセスメントをした立場で書きます。PCBについては分解技術が確立されたとして千葉や川崎の湾岸で電力会社、製鉄企業などが処分場を稼動させつつあります。(いままでは厳重保管が義務付けられてきていて、企業の負担となっていた)電力会社はまじめに保管していましたが、蛍光灯などは管理が及ぶべくも無く、ビル解体時に一緒にコンクリガラと一緒に投棄されて(地下水や川に流出して)きました。(ビル解体時の近隣の通行は非常に危険です)PCBほどの問題になっていないものの心配される物は家庭にまだ大量にあります。上水道では本管はタールエポキシという樹脂で防錆していますが、エポキシ樹脂の可塑剤は環境ホルモンです。発電所の取水口では配管には貝殻がつきにくくなるように塗っています)プリント基板(テレビ、ビデオなど)も大抵はエポキシ樹脂で、テレビが熱くなると焦げて匂ってきます。千葉のように産廃投棄が問題となっている地域の河口では大量の蓄積が報告されています。水道管の引き込みは鉛管でこれも有害です。屋内配管は塩ビ(この材料に使われる可塑剤は環境ホルモン)です。床のPタイルプラスチックのおもちゃも塩ビです。昔の建物のベニヤ板の接着剤(ホルムアルデヒド含有)はシックハウスの主因で、火災時は木目印刷された表面からは有害塩素ガスが発生します。(近年は石膏ボードなので問題が無い) また石綿アスベスト(発ガン物質)を使った断熱材が台所にありませんか? 昔のテレビは漏れ電磁界が多く(今でも国内向けは欧米向に比べて多いが)離れて見た方が身のためです。ビデオカメラやウォークマンの電池が液漏れしたらカドミウムが漏れますね。水道水の場合、利根川なら群馬の下水処理場の放流口の下流に埼玉の取水口が、埼玉の放流口の下流に東京の取水口があり、いかんともしがたいです。家庭内では危険なものを口に入れたり触れたりせぬよう、また常に換気するなどの防衛策しかないでしょうが、30年前にはこれほどまでに多くのリスクに晒されてはいなかったはずで、世代をかけての人体実験といってもよいです。シックハウス、環境ホルモン、電磁界をキーワードで検索してみてください。(官庁・企業の公式見解は「健康に影響する証拠が無いから問題ではない」と読み取れますが、問題についてわかっていること、わかっていないことはおおむね正確に書いているように感じます。要は、「わかっていないこと」についてリスクがあるので、自分でよく考えて行動すべきだということです。)
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- taka113
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家電製品の中でPCBが使用されていたのはコイルやコンデンサーの絶縁油や冷却油などの特定の用途の部品に限られます。 一番使われていたのはペーパーコンデンサーです。コンデンサーの内部にしみこませた絶縁油として使われていました。(電解コンデンサーとはちょっと違います) これらの部品が使われていたのは家電製品の中でも、テレビ、冷蔵庫、電子レンジ、エアコン、大型の電気モーター用部品、変圧器、蛍光灯の安定器などの一部です。毒性が理解され始め、PCBとそれを使用した製品の製造が法的に禁止された1974年以降の製品には使用されていないとされています。 74年以前の製品で、使用が心配されるときはたいていのメーカーが自社サイトなどで行っているPCBに関するアナウンスで確認されるか、製造元に問い合わせてみるといいかもしれません。
- yu-taro
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tettooさんこんにちは。 PCBについては、人体に有害として電気機器メーカーも公的機関の行政指導により、製造する物の使用することを禁止しています。 機器は電解コンデンサーの電解液に使用していた物が多いようです。 ご使用の機器をメーカーに型番を問い合わせれPCBの使用しているききかどうか、使用していても安全かどうか教えてくれると思います。 メーカーの連絡先が分からなければ、gooなどの検索エンジンでメーカー名を入れれば出てきます。 どれくらい古いものかはわかりませんが、機械故障せず、あるいは機械から液体や異臭などがないようでしたらまだ問題はないと思います。もし、黒い液体が出ているようでしたら、触らずにお近くの電器店に相談しましょう。 PCBに関して公的機関で詳しく書かれているところを見つけましたので参考までにどうぞ。