「ウトウ」はアイヌ語だという説に賛成します。カタカナで表記しますとウトウなのですが、本来の発音はトウでもなくトーでもない独特の発音です。アイヌ語に詳しい方のお話では、アイヌ語で ta chi tu te to の tuは、日本語では「ツ」と発音しますが、アイヌ語ではカタカナ表記の「トウ」で、独特の発音でトに右肩に゜(丸)を付けた表記をするようです。「ウトウ」のトウはまさしくその発音です。
アイヌ語での意味は「沼、湖」で、何か日本語の「津」に通ずる物があるのかも知れません。「ウ」は接頭語だそうでして特に意味はないのだそうです。「ウトウ」は沼地と言った意味のようです。
しかし、東北や北海道はアイヌ語と日本語が融合しています。ですから私は、海にいるウ、川にいるウ、と同様に沼にいるウを「ウトウ」と呼んだのではないかと推測しています。全くの自説ですが何かの参考になさって下さい。
お礼
わざわざありがとうございます。 善知といい、かわった当て字なので、なにか昔話みたいなものあるかと思いました。 「葦(よし)」だから「良し」なのかもしれません。