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遺産相続、どうするのがいいのでしょうか
祖父がそろそろ危ない状況になり、母を含め叔母たちが遺産相続の話合いをはじめているようです。 祖父は長い間病気を患っていました。 4人の姉妹のうち、長女はなんだかんだ理由をつけて、めったに会いに来ませんでした。 次女である母が一番近くに住んでいることもあり、一番介護に携わっていました。 三女は住んでいる県が別のこともあり、時々泊まりに来て介護をしていました。 四女は海外に住んでいるので、ほとんど来ませんが、来ると夫の仕事柄お金があるので、滅多に介護できない代わりか帰るときにいつも大金を置いていきました。 母が一番介護していたからか、三女も四女も、祖父が亡くなったらあの家や土地は母の名義にして母が住めばいいと散々言っていて、母はすっかりその気になっていました。 私は、結局間際になったら二人ともそんなこと言わないから鵜呑みにしないほうがいいと言っていたのですが、案の定、最近相続の話になって、やっぱり思い出にしたいから、4人の名義、残りの財産で家を建て直して、母が住むことにしようと言い出したそうです。 思い出の家をとっておきたいから、母に住まわせておこうというふうに思えます。 母は本気で、自分の家を売り払って(父は他界しました)祖父の土地に新しく家を建てようと思っていたので、ショックを受けています。 長女はまったく財産の話にかかわっておらず、3人で話していたようです。 長女は夫とうまくいっておらず、母が祖父の土地に家を建てて住み始めたら、転がり込んでくる可能性があり、それだと母が大変だから、それはしないようにと書面にしようなどと言っているんだそうです。 長女はまったく蚊帳の外状態のようです。 母は、今までに介護うつで通院していたこともあるほど、精神的に弱っているので、突然の二人の変わりように動揺していて、判断もできなくなっているように思えます。 姉妹と仲たがいをしたくないから、二人が言ってるとおりにするしかないよね、という感じです。 でも私からしたら、他のあらゆる話を聞いて、もう仲たがいも何も、心がつながっていないように思えます。 二人はほとんど介護をしなかった長女にお金が渡るのが嫌だから、4等分は絶対に嫌と言っているそうです。 母が祖父の家に住めば、なんだかんだで利用されることになり、落ち着いた生活ができなくなると思います。 私としては、絶対に4等分して綺麗さっぱり分けてしまったほうがいいと思っているのですが、どうなのでしょうか。 普段から、母は、人に左右されやすく、三女、四女に強く言われると、流されてしまいます。 母が精神的に参ってしまっているのですが、長女である私はどうしたらいいのか悩んでしまいます。 遺書がなければ、子供たちに等分するということをなんとなく覚えているくらいで、法律の詳しいことを理解していません。 どうしたらいいかアドバイスいただけますでしょうか。
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質問者が選んだベストアンサー
法律から言えば、四人の子供に等しく相続の権利があります。また四人で意見がまとまれば、どのような相続でも(たとえば誰かがすべて相続する。あるいはすべて寄付しちゃう。)可能です。 祖父の遺書(遺言書)があれば、まずその内容が尊重されます。ただし子供には遺留分がありますので、その遺言内容に不満があれば、遺留分を主張することにより、子供一人につき1/8は相続できます。 >どうしたらいいかアドバイスいただけますでしょうか。 これは法律で答えがでる話ではありませんし、質問者さんしか正解はだせないような気がします。質問者さんが書いてある1/4ずつ分けるという考え方もそれなりに正しいような気がします。でもその場合、そのあとのお母様と叔母様たちの関係はどうなるのでしょうか。叔母様たちとどのような関係になるのかが一番いいかは、お母様にしか答えが出せないでしょう。 まったく答えになっていませんが、精神的にまいっているというお母様を一生懸命支えてあげるのが一番かと思います。遺産の分け方についても相談相手になってあげればいいかと思います。(質問者さんからのアドバイスもいいでしょう。)ただし最終的に判断するのはお母様です。
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- poolisher
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法律の定めるところは、4姉妹均等に1/4ずつの相続になります。 また、祖父に遺言がある場合には、遺言に従います。 もちろん相続者全員で協議が調えば、その内容で遺産分割することも 可能です。 「二人はほとんど介護をしなかった長女にお金が渡るのが嫌だから、4等分は絶対に嫌と言っているそうです。」 感情的にはわかりますが、介護を理由に相続分を増減させる主張(寄与分) は認められにくいと思います。寄与分とは、相続財産を増やした貢献に 対するものであって、単に面倒を見ただけでは難しいのです。 以上のとおり、「遺言がある」または「協議の際、ある相続人が相続を 辞退する」がなければ均等分割になります。 相続人同士の協議が調わなければ、裁判所で調停、審判へと進みますが その間に特定の誰か(例えば母)に有利な結果がでることはありません。 ですから、1/4ずつであるということを前提にして話し合いは進めた ほうが、少なくとも精神的には好ましいと思います。
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遅くなりまして申し訳ございません。 ご回答ありがとうございました。 結局アルツハイマーを患ってはいるもののまだ祖母が生きているのだから、すべてを祖母に相続させ、子供たちは放棄する方法を選んだようです。 ホッとしました。 やはり、介護を理由に相続分を増減させるのは認められにくいのですね。 勉強になりました。 ありがとうございました。
お礼
早速のご回答をありがとうございました。 そうなんですよね・・・、法律で答えが出る話ではないんですよね・・・。 祖父はもう完全にしゃべれない状態で遺書もないようです。 母と叔母たちの関係・・・。 これも難しいです。 いいなりになれば表面上はうまくいくんだと思います。 でも、三女は平気で母がいないとき、私に母の悪口(人の意見に流され自分がないとか、うつ病だとか)を言ってくるし、叔母たち3人で話していたときは、私たち娘の悪口(三女は、私の妹が精神病で仕事をしておらず傷病手当をもらっているのですが、それを知っていながら30近くにもなって仕事をしてないなんて怠け者だとか、四女は、三女の娘たちが母の娘である私たちよりも祖父母にかわいがられていたのに、母の名義にしたら、母が亡くなったとき私たち二人の娘に遺産が行くことが気に入らない)と母に平気で言ってくる人たちなのです。 そんな人たちと表面上うまく行っても、いいように利用されるだけのように思うのですが・・・。 確かに母にしか答えは出せないですよね。 やっぱり相談相手になってアドバイスするしかないですよね。 頑張ります。 ありがとうございました。