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レポートの参考文献
レポートを書くとき、本と雑誌・論文をどのように使い分けていますか?
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まず、ご存知かもしれませんが初歩的な話、つまりどう探すかや調べるのかの話です。 論文 Ci-Nii 雑誌や書籍の全国の大学図書館の蔵書状況 Webcat Plue それで、この二つは国立情報学研究所のホームページを参照すればいいでしょう。 Ci-Niiは論文検索の機能ではなく、公開論文をPDF形式で見れますが原則有料です。しかし、研究目的の場合は免除されるので、大学図書館や大学のパソコン演習室で見ましょう。過去に自宅で見て違約金を払わせられた学生もいます。注意して下さい。 Webcat Plueは図書館相互蔵書検索システムの事で、その蔵書を確認するのみですが次の使い方ができます。自分の大学の図書館に別の大学の図書館の蔵書を借りるかコピーを貰う事ができます。コピー代は原則自己負担です。 大学の蔵書検索をOPACといいます。それは、大学図書館の蔵書のみを検索できます。 少し中級者向けの、使い分けの方法を言います。それは、このように雑誌・書籍・論文があると考えられるからです。 雑誌 新しい情報が手に入りやすい。雑誌の発行が早く情報がはやく手に入る。 書籍 雑誌に比べて情報が古くなる。しかし、体系的にまとめられている。 論文 研究者が学会で発表したもの。そのため、卒論では先行研究批判に用いるのが慣例である。 次の書籍の分類を言います。 入門書 初学者のために基本的な概念について、分かりやすく書かれています。「入門」や「概論」とタイトルに書かれている。 専門書 ある学問の専門的な話をし、基本的な概念は理解している事を前提に書かれている。 入門書の分類も説明します。 新書 岩波新書、ちくま新書、中公新書、PHP新書、日経文庫、講談社現代新書、講談社ブルーバックス 文庫 中公文庫、ちくま文庫、文藝文庫、岩波文庫、講談社学術文庫 選書 NHKブックスや朝日選書など 新書は新しい事が比較的書かれています。また、社会の話題になっているものもあります。 文庫は書き下ろしや少し古い一般書を廉価化したもの。 選書は、ある事をまとめた本。 最後に、上級者向けの引用の話をします。引用のルールは誰が言った言葉かをだれにでも分かるように示すことにあります。例えば、次のようにね。 和辻は「風土(岩波文庫)」で気候にはモンスーンと砂漠があると述べている。 少し長い引用(3行以上、10行未満)は、行初めと行末を2マス空けて書く。それは、ここは他人の言葉ですと分かるように、わざと2マス空けるのだ。それがないと、盗用と思われるのだ。いくら、参考文献を示してもね。 参考文献は、一番最後に書くものなんだ。私のレポートの参考に使わせてもらった感謝の意を込めてね。だから、書籍にも参考文献があるのが多いのだ。 論文を書くときに、手本になるもの。それはその分野の論文だけかな。実は、本の編集方法も論文の手本になるのだ。まず、タイトルと著者と目次を書いて・・・・という事が分かるのだ。それ以上は、範囲の対象外なので各自で「論文の書き方」という類の本を読むこと。私のお勧めは次だ。 戸田山和久 論文の教室 NHK出版 小笠原喜康 大学のためのレポート・論文術 講談社現代新書 鹿島茂 勝つための論文の書き方 山内志郎 ぎりぎり合格の論文マニュアル 詳しく知りたい人は各自で購入して下さい。 1回生の諸君には3年後の話だが、秀や優のレポートを書きたければそのような本を読み勉強しろ。
その他の回答 (6)
- hasebe-
- ベストアンサー率8% (1/12)
NO.5です。giniiではなく、ciniiでした。
- hasebe-
- ベストアンサー率8% (1/12)
本と雑誌・論文を使い分けてレポートを書くということは基本的にありませんね。使えるものなら、本でも論文でも関係なく使います。ただ、本なら一般向けにわかりやすく書かれたものもありますが、論文は基本的に専門家向けに書かれているので、大学一回生には難しいものが多いかもしれませんね。 とりあえず、ネットでキーワードを検索して、参考になりそうな本を探してみてはどうですか。まずはわかりやすそうな一般書を。まともな本なら、参考文献一覧が巻末に載ってると思うので、より詳しく書かれた本や論文をそこから芋づる式にさがしていけばいいと思います。 まあ、論文は難しいとはいっても、本一冊より分量は少ないので、テーマにピンポイントの論文があれば、それをじっくり読むというのも悪くないと思います。論文一本読んだだけでも、それを要約して自分の見解を加えれば、大学一回生のレポートとしては及第点が出ると思います。ちなみに、論文を探すなら、国立情報学研究所のginiiというサイトが役に立ちます。giniiと検索したら出てきます。
お礼
回答ありがとうございました。 確かに論文のほうが分量が少なくて取り組みやすいですね。 読んでいてそこまで難しいとも思いませんでした。
- riku5550
- ベストアンサー率11% (5/44)
大学の方ですか? もし1年生でレポートの書き方が分からないレベルであれば、本だけでも十分だと思います。 研究目的のレポートであるならば、引用具合にもよるのではないでしょうか
補足
回答ありがとうございます。 教授は論文も使うようにすすめてます・・・。
プロの研究者として回答すれば,No.1の方のとおりです。 しかし,こういう初歩的な質問をするということは,大学1年生ではじめてレポートが課された状況なんだろうと想像します。それならば,学会誌論文(学会誌とは,○○学会というプロの団体が自分らの学術論文を掲載した,「○○学評論」のような専門誌のこと)を読むのは,かなりきついだろうと思います。同業者なら当然に知っている基礎的な部分は書きませんし(初学者は冒頭から置いてきぼりを食わされる),まだ定説とはなっていない見解も多い(初学者はそれを識別できない)からです。それ以前に,論文口調の文章表現じたいになじめないはずです。 レポートが課されたということは,たぶん人文・社会系の科目だろうと思いますから,単行本を何冊か読むのがふつうだろうと思います。授業中に(あるいはシラバスで)参考文献が指示されているはずです。単行本にも,『よくわかる株式投資』のような教養・ビジネス書から,だいぶ一般的な新書(中公新書,岩波新書),大学生以上を対象とした講座もの・教科書・専門書,さらに,数百冊しか売れないごく専門書まであります。1年生くらいの課題レポートでは,新書以上のレベルを読むことが求められるでしょう。
補足
回答ありがとうございます。 ご想像のとおり大学1年で初めてのレポートです。 アフガニスタンの政治について調べています。 参考文献は指定されていません。
本は1度読むだけの参考として使ってます。 論文は自分の論旨と合致しそうな原理的部分をもらいます(本当は良くないと思いますが必要部分しか読んでないことが多いです) 雑誌は個別の事象について使います。詳細が載ってますから。 使用文献量はレポートの量に比例ですね。沢山読めば複眼的思考ができていいと思いますが、僕はめんどくさがり屋なので総括的な本を読んで自分で膨らませて終りにしちゃいます。インターネットも引用には使いにくいですが違う見解を知るには丁度いいです。大学生の方なら学校のパソコンのデータベースで効率的に文献は探せるでしょうしパソコンでかなり便利になりました これは僕のやり方で誰かに教わったわけでもないのでかなり信用度は低いです(どのように使い分けていますか?の質問だったので)。 なので科目の先生に相談するのが正確です。また図書館の職員さんに相談すれば優しくレポートに合った資料を探すのを手伝ってくれるはずです。
お礼
回答ありがとうございました。 なんとなく使い分けの方法が分かりました。
論文誌以外の雑誌は普通使われません。 本と論文は同列です。
お礼
回答ありがとうございました。 いまいち普通の雑誌と論文誌の区別がつきません。
お礼
回答ありがとうございました。 そんな分類があったのですね。 ちなみに 戸田山和久 論文の教室 NHK出版 小笠原喜康 大学のためのレポート・論文術 講談社現代新書 は読んだのですが、それでもなかなか本に書いてある通りにはいかず難しいですね。