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現像について
最近、白黒ですが、家で自分で焼いています。 ところが、光の照射時間と光彩の大きさ、それと現像液につける時間がよくわかりません。 ネガのコマによっては、昼の日光十分なときにとったもの、部屋の中でとったものと、光の照射時間や光彩の大きさ、現像液に漬ける時間など、どうちがいますか?
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白黒の引伸ばしについてのご質問と思います。 光彩は、虹彩絞のことと理解して回答しますが、光彩もなにか写真と関係が有りそうなコントラストのような感じの言葉で、しばし考えました。 基本的に現像液温と現像時間は、常に同じにするのが良いでしょう。 確かに露光時間が少しくらい違っても現像時間を調整することで正しい露光時間のときとほとんど変わらない調子に仕上がる範囲(ラチチュード)もあります。 この範囲は、印画紙により違いますから、最初は覚えるのが大変でしょう。 露光時間、印画紙、現像時間、ネガの濃度のどれが違っても結果が違いますから、最初は基本を決めましょう。 1.撮影時は、適正露出。ネガは、標準現像とします。 2.印画紙の現像は、現像液を標準仕様に作り、標準温度で標準時間の現像とします。 特に温度を軽視しないように。 現像液および印画紙に記載があると思いますが、一般的なのは、20℃で90から120分です。 3.絞りは開放から2,3段絞ったあたりで決めて置きます。 4.露光時間は、ネガの濃度と引き延ばしの倍率で変わって来ますから、常に試し焼きをするようにして自分のデータと勘を作っていきます。 なれれば、大きく伸ばすときは、露光時間が長くなりがちなのでネガ濃度を薄く作ったりもします。 5.>昼の日光十分なときにとったもの、部屋の中でとったものとは、光の照射時間や光彩の大きさ、現像液に漬ける時間など、どうちがいますか? 適正露出ならネガの濃度は、測光の範囲で同じはずですから、同じ絞り・露光時間・現像時間でよいはずです。 ただし、これは屋外でも晴れと曇りとで違うように光線が不足気味では、コントラストが付きません。 もしコントラストを調整したいときは、基本的には、現像時間でなく印画紙の号数を変えて調整するのが良いでしょう。
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- ikkyu3
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No.2です。 自分の回答を読み直して、とんでもない誤りを見つけましたので訂正します。 >>現像液および印画紙に記載があると思いますが、一般的なのは、20℃で「90から120分」です。 正しくは90から120分ではなく「90から120秒」です。 分ではビデオテープ1本の録画時間ですよね。 言い訳、ビデオの録画予約をしているところでした。 ごめんなさい。訂正します。 現像がんばってください。 前の方の回答もありますが、モノクロフィルムの現像は、焼付けよりも簡単ですから、ぜひやって見てください。 ダークバックを使用して、フィルムをタンクに装填してタンク現像をすれば、暗室不要ですので、気楽にできます。
お礼
モノクロはダークバックを使ってタンクに入れたら暗室なしでいいのですか!いつも部屋を暗くしたやってました。 訂正了解しました。 ありがとうございました。
- penguin-1985
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私は写真部なのですが、機材が古いからなのか日によって時間から何から全て違います。もうあ~なったら慣れですネ(笑)回数こなすと結構うまくいくようになったり…って全然回答になってませんけど。。。 液の保存方法や印画紙の質によっても多少の差があったりします。 (全然関係ないですが:白黒の現像にはカラーのネガは使わない方がいいですヨ。どんなに頑張ってもピントがあまくなるのでシャープな印象にならないんです。白黒のフィルムは業者にネガ現を頼むと高いですが簡単に出来るので是非やってみてください♪)
お礼
ありがとうございました。 ネガ現も自分でやってます。 現像し過ぎかな?かなりこまが黒いです(日中の写真)。 12分ぐらい現像液に漬けてます。
- yucchisan
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モノクロ写真を焼き付ける仕事をしています。 まだ引き伸ばしに不慣れなように思いますので、 早く慣れるためのコツを簡単にお話します。 現像液はいつも同じ条件を保ってください。 毎回新しい物を用意し、温度も20℃なら20℃で 統一しましょう。 現像時間はいつも90秒でいいと思います。 そのうえで、 まず、自分が一番きれいに焼けると思ったネガを 標準ネガとしてください。 そのネガをきれいに焼ける絞り(光彩)と露光時間 (光の照射時間)の組み合わせを覚えておいてください。 次に絞りはそのままでいろいろなネガを テストしてきれいに焼ける露光時間を見つけてください。 その写真が、最初の標準ネガに対してどんな感じの写真か を見比べてみてください。 それを繰り返すうちにネガにパターンがあり、 同じパターンのネガは露光時間が同じくらいに なるのが理解できてくると思います。 つまり、標準のネガに対してこれくらい薄いと これくらい露光時間を減らす、といった感じです。 パターンというのは、 薄いとか濃いといったことだけでなく、 はっきりした(コントラストのある)ネガか、 ぼんやりした(コントラストのない)ネガか ということも含まれます。 ちなみに、 私の持っているパターンでは、昼間日光で撮ったものは ”標準の濃度でコントラストが高い”、 部屋の中で撮ったものは ”濃度は薄くて(露光時間は標準より短い) コントラストが低い(部分的に焼きこんでメリハリを 付けたほうがはっきりする) といった感じです。 露光時間に関してですが、標準ネガに対して ”マイナス○秒か?”という考え方ではなく、 ”マイナス○パーセントか?” という意識で見たほうがわかりやすいでしょう。 慣れればネガを見ただけで最適な露光時間が わかるようになりますよ!
お礼
現像時間を90秒にして、液の温度を20度で毎回一定にするのはわかりました。 標準ネガを決めるのもよいアイデアで実行してみます。そのネガのきれいに焼けるレンズの絞りと露光時間をおぼえます。f16の3秒です。 今回は3秒ではいくら現像液につけても縁が黒くなるだけで、像はでてきませんでした。結局、絞りをひとつあけて、露光時間を6秒にしたとおもいます。(シャッター速度はBで30秒、夕方でもう少し空が灰色になっていて夕日はありません) それでも人物の後ろ30メートル以上後ろにある景色が鮮明に出ませんでした。 ネガのこまはかなり全体に黒く、しかし窓の外の光に照らして見るとこまの中は遠い景色も人物もかなり均一的です。コントラストは少ないです。ネガ現像の時間が長すぎたのでしょうか? とりあえず教えてもらった事を試してみます。ありがとうございました。
こんにちは。 モノクロ印画紙での引き伸ばしですね。 >光彩の大きさ というのは「引き伸ばしレンズの絞り」のことと勝手に理解して書きます。 まず、現像液につける時間は普通90秒です。 バライタ紙の場合は120秒ぐらいにしたほうが深みのある「黒」が得られることがありますが、 RCペーパーの場合は90秒でいいでしょう。 長すぎるとセーフライトでのカブリが生じることもあります。 絞り値も基本的にはいつも同じ値にして下さい。 レンズにもよりますが、f8~f16あたりです。 開放(f2.8とか)だと被写界深度が浅いので印画紙全体にピントがあいにくく、 また、絞りすぎると「回折」という現象により「ネムイ画像」になることがあります。 この二つ(現像時間と絞り)はどんな写真であれいつも同じにしておきます。 そうでないと「自分の現像の調子」が毎回変わってしまいます。 当然、コマによっては黒くなりすぎたり、白く飛んでしまったりします。 それを「露光時間」で調節するのです。 何度もテストプリントをして最適な露光時間を見つけてください。 ただ、仕方のない場合、 例えば「いつもの絞り、f11で露光時間3秒が最適な露光時間だった」というような場合 3秒ではロクに「覆い焼き」や「焼きこみ」が出来ませんので、 一つ絞ってf16にしてやります。そうすれば露光時間は6秒になりますから、 なんとか焼きこみ等も出来るわけです。 参考になりそうなページがありました。 http://pellicule.tripod.co.jp/tec/index.html
お礼
引き延ばし、レンズの絞りという言葉覚えました。 現像液に漬けるのは90秒が目安だとしりました。思ったより長いのですね。今度きちんとはかってみます。いつも勘でした。バライタ紙って初めて聞きました。RCペーパーも初耳です。セーフライトのカブリも初耳です。けれどこどばは先に予習しておきます。 絞り値を一定にします。やはりf16からf8だったんですね!いつもはf16で焼いてます。 絞りを全開にするとピントが合いにくいのですね。撮影時にf値が小さいとピンぼけしない景色の奥行きが狭くなるのと同じですか? 絞りすぎもよくないのですね!回折でねむい画像になるのですね。ねむい画像ってぼやけている事ですか? 現像時間と絞りも一定にします。露光時間で調節するは、わかりました。テストプリントを何度もしてみます。 なるほど、露光時間を優先して焼き込むこともわかりました。 参考URLまでありがとうございます。
お礼
現像液温と現像時間は常に同じにします。 露光時間が少し位短くても現像を長めにする事で、適切な引き伸ばしができるラチュード範囲があることを知りました。この範囲は印画紙によって違うのですね。ぼくのは、三号印画紙です。 撮影時には常にすべてのこまを適正露出で撮影します。ネガ現はフィルムの箱に書いてある標準現像温度と現像時間を守ります。 印画紙の現像も液を規定の濃度と温度を厳格に守ります。 温度は20度で使用します。 90から120秒液につけます。 絞りは一番開いたとこらから3つ絞ります。 そうか!前回は4号で今回は5号サイズの引き延ばしだから、露光時間は前回より長くなるんですね! ネガの濃度を薄くするのはネガ現のとき液に漬ける時間を短めにするんですね。どうりで、いつもより長めに漬けた濃いネガを焼くのにいつもより時間がかかったわけです! 今度から薄めに現像します。 なるほど、どのシュチュエーションで撮っても、最適露出にしていれば、露光時間と現像時間は同じだというのは理解できました。 しかし光線不足ではコントラストがつきにくいのでNo.3さんが教えてくれたように、露光時間を長めにするんですね。 印画紙の号数で調整するときは今三号ですので一号を使うとコントラストがきちんとでるのですね。 よくわかりました。書き間違いの個所については他の解答者の文と比較して気づきました。後自分の経験からも気づきました。再度訂正のお知らせありがとうございました。