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あなたのフィルム現像(乾燥)
白黒フィルムを現像する際に 私が最も気を使うのがフィルムの乾燥です。 と言っても学生時代の事でもう数年フィルム現像はしていませんが・・・ ふと思い出したのでお尋ねします。 当時、写真のプリントをする際の最大の敵が「スポッティング」 とにかくスポッティングしないようにするには、 いかにネガにホコリなど付かないようにするか? 水洗が終わってから、初めて空気にさらされて完全に乾き切るまでの時間をどうするか? そのことをとても試行錯誤していました。 私は最終的にドライウェルを使用、 かつ、比較的ドライウェルの液温もぬるくして、 フィルム乾燥ボックス(大学のはボロかったのでホコリが舞うのを嫌って絶対に電源は入れない)を単なる箱としてその中で自然乾燥 でした。 とりあえず、六つ程度のプリントでは問題ない程度ですが、納得はできませんでした。 残念ながら、周りには試行錯誤する人がいなく、 いい知恵を提供してくださる方がいませんでした。 出した事はないですが、プロラボと言われる所に出すのが手っ取り早いのか、 自分で乾燥させるときもっと効果的な方法があるのか、 皆様の経験、知恵をお教え下さい。
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ドライウェルってのは、乾燥ムラを防ぐ薬剤ですが、ホコリを誘発して固着させる薬剤でもあるので、それをいかに早く乾燥させるかと余分な量の液をいかに拭い取るかが仕上がりの差に出ますね。 ドライウェルも万能では無いので、処方どおりの希釈やもっと薄い希釈率に変えたり使わなかったりと、その日の気温や湿度で変えるということでしょうか。 水温とかは、舐めたらわかりますよね?それぐらい温度に敏感になってましたし、冬季など現像から段階的に温度を下げてそれでも10度以上の差がある時以外は常温の流水温でした、手が触れるのが冷たいのでぬるま湯にした程度かな?(^^; スクイーズのスポンジは、あの乾燥したら固くなってしまうタイプのスポンジです、初期の頃は海綿も使っていましたが、後半は樹脂製のスポンジになりました。これも使い方や絞り方でホコリの原因になっちゃうんですけどね(^^; そういや色々試行錯誤しましたねぇ、学生さんのころにやってたことが仕事になってそのまんま応用できましたから楽でした、暗室部長になったようなもんでした(^^; 水洗から乾燥までの手順まみなさんと一緒ですよ、知らずにというか説明できない要素を含んだ手順をしてるだけですからなかなか説明できません(^^; ただ、室内でホコリは舞いますが、すぐにある程度落ちてきます地上50~100cmの高さにあるホコリはなかなか落ちつかないのでその部分を避けるということと、ホコリがフィルムに固着するのはドライウェルが乾燥する瞬間なので、その時間を如何に避けるかどーかでしょうか
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- Beginner-1
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乾燥むらを防ぐためにドライウェルは必需品です。 乾燥は風呂場です(脱衣場ではないです)。 風呂の湯を落としてからネガを吊るします―家の中で最も埃が少ないところです。 埃だけを見るならプロラボは最高ですが、モノクロの現像はやはり自分自身でしないと写真は上達しません。 それから、スポッティングは慣れです、数多くすれば上手くなります。スポッティングカラーよりはリタッチ用のカラーインクを使った方がモノクロだけでなくカラーにも対応できるのでオススメです。
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お風呂場はいいんですね。 一度プロラボにも出してみようとおもいます。 スポッティングカラー派でした。見た目より高いので驚きます。
- camera_oyaji
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私はマメででないので、水温調整なしでドライウェルにつけ、お風呂場で乾燥させていました。(夜間) 当時、お風呂はお湯を抜かないでいました。 お風呂場は湿気が多く静電気が発生しにくいため、フィルムをじっくり乾燥させるのに適していたのかもしれません。 引き伸ばしではありませんが、プロ用ドラムスキャナーにセットする時に「オイルサンド方式」という手法を使う場合があります。 フィルムとドラムシリンダーとフィルムを上から押さえる透明カバーの間にベビーオイルのようなオイルを注入する方法です。 粒子の荒れが減り、浅い傷が消えます。 フィルムサイズによらず、1000%以上の拡大スキャンでは上記の手法が定石です。 もちろん、スキャン後はフィルムをフィルムナーで丁寧にふき取ります。 ガラスサンド方式の引き伸ばしには応用できるかもしれません。 オイルの代わりにフィルムクリーナーでも効果があると思います。 慣れないとスポッティング以上に面倒かもしれません。 またフィルムに傷をつける可能性もあので、あくまでも参考情報としてください。
お礼
お風呂ですか 基本的に大学以外の場所でフィル現はしたことが無いので、未知な部類です。 少し家に暗室を作ろうかと模索したりしているので、 何時になるか判りませんが参考にします。 オイルサンド方式 これは全くの初耳です。 もうちょっと勉強してボツネガでためしてみます。
- beam-
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あまりアドバイスになりませんが、学生のころはドライウェルに浸してスポンジでスクイーズして、夜間室内で自然乾燥でした。 本業で写真をするようになってからは、乾燥機を使い出しましたが、やっぱりドライウェル&スクイーズですね。 乾燥機のフィルター清掃と交換、庫内の清掃はまめにやっていましたよ。 35mmから8x10までこの方法でやっていましたが、特に歩ホコリが問題になることはありませんでした、35mmで全紙ぐらいならスポッティングが不用な乾燥方法を身に付けていないと仕事だと数があるからたいへんですからねぇ。 大学でもボロでホコリが舞うのなら自分でフィルター換えたり掃除すればよかったのに(^_^)v 六つで納得ができないというのはよっぽどだったのでしょうねぇ(^^; ドライウェルの濃度が濃過ぎたり、環境が元々ホコリっぽかったり、衣服がホコリっぽかったりしたのでしょうね
お礼
ドライウェル&スクイーズ どうスクイーズしていましたか? スポンジですか?ワイパーですか? スポンジなら黄色い、長方形のやわらかいやつですか? そのスポンジで挟むようにして、ポンポン叩きながら上から下まで拭く感じですか? 乾燥機は使う時点でダメだと思っていたので、外気を遮断する箱と思っていました。 やはり、環境が悪かったのでしょうか? 今思い出せば、フィル現やる時は床がビショビショになるぐらい水を撒いて、ホコリがたたないようにしていました。 六つでは凝らして2、3個目見つかる程度ですが、その2、3個が気に入りませんでした。 全紙ぐらいなら・・・ 水洗終了した所から改めて乾燥の手順をお教えいただきたいものです。
私も夜に現像し、ドライウェルにつけた後(壊れた)乾燥機に吊り下げて朝を待ちます。 乾燥機のスイッチは入りますが、フィルターなどが腐ってるので埃が怖くて、そのまま1晩吊っておきます。 当初はスポンジで水切りしたりしましたが、傷が怖いし、現在の形に落ち着きました。 スポッティングは苦手ですが、やはり必要な作業です。 特に私「バライタ紙」の愛好家で、旧三菱が好きだったのですが、印画紙の製法を変えて悪くなり、オリエントに変りました。 オリエントもサイバーグラフと名前が変り、バライタの供給を止めたので、現在フジを使ってますが、黒の締まりが甘く嫌いです。 デジタル、カラーペーパー等試しましたが、どうも満足がいかず、未だに使ってます。 フェロドラムはもう無いので、壊れたらお終いですが。
お礼
>乾燥機のスイッチは入りますが、フィルターなどが腐ってるので埃が怖くて、そのまま1晩吊っておきます。 大学の暗室のフィルム乾燥機もこの言葉がとっても似合うものでした。 スポッティングも結構上手いものですが、当時、きれいな写真作りに力を入れていたため、いかにスポッティングしないかを考えると「フィル現」だろうと考えました。 印画紙は牛丼屋の価格戦争に反し、卒業した辺から結構値が上がった気がします。今の価格を見ると安い時代でよかったなんて思っています。 ちなみに私はイルフォードの光沢、多階調、RCペーパー派でした。
- Ronda
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普通に自然乾燥していましたが、それほど(というよりまったく)気になったことはありません。 こう言うとホコリに無頓着と思われるかもしれませんが、露光時に印画紙上のホコリまで丹念になくす程スポットには気を使っていた方です。(以外にやっていない人が多い) 当時はすべて全紙に伸ばしていましたから。 ドライウェルを使用して普通のヘアドライヤーで乾燥させてもホコリが付いたという記憶はありませんね。 万一、ホコリが付いてもブロアで念入りに飛ばせば大抵は取れますよ。 ペーパー類で拭いてしまうと細かい粉状のホコリが付いて、取るのが難しくなりますが。 あと、最終手段は粘着力が弱くて相手側に絶対にノリの残らないテープでペタペタ取ることでしょうか。 粘着力が強いと乳剤面を傷めますから注意が必要ですが。
お礼
ドライウェルにつけたらドライヤー乾燥できるんですね。 先輩にドライウェルに浸して、湿った状態でホコリが付くと取れなくなると伺っていたので、使っていませんでした。というか、ドライヤー自体使っていませんでした。 最終手段、見てるだけで怖くなりますね。リスクは無視して効果が気になります。 ありがとうございました。
お礼
ご丁寧にありがとうございました。 結論として、ドライウェルの扱い方の工夫が更に必要なのかな?と思いました。 参考になりました。この場を借りて皆様に御礼申し上げます。