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フィルム現像の方法と現像タンクのおすすめは?
- ここ数年前から気が向くと白黒フィルムの現像をやっています。ホームセンターで塩ビのパイプを3本買ってきて、底を塞ぎ現像液、水、定着液で満たし、それにフィルムを釣り下げて現像しています。現像液と定着液は保存して、フィルムは水で洗い、干してスキャンや焼き付けをしています。
- 現像タンクを買うショップもありますが、1カ月に2本ほどなので、安くて確実性のあるものがいいと思っています。また、昔はリバーサルを大量に撮影しており、3浴式の現像キットやJOBOやLPLの現像機を検討したこともありましたが、現在は撮影しないのでオーバースペックです。
- JOBO CPP2はフルオートの簡易版の現像機で、数万円で市販されています。中古でも安く手に入るかもしれません。
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専門学校などでは、LPLのステンレスタンク(以前の蓋までステンレス製のもの)とステンレスリールを使用するのが標準でした。 ↓終了品、ヤフオクや中古店でたまにあります http://www.yodobashi.com/LPL-%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%83%AB-%EF%BC%AC%EF%BC%94%EF%BC%90%EF%BC%92-%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%82%B9%E7%8F%BE%E5%83%8F%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF%EF%BC%91%EF%BC%92%EF%BC%90%EF%BC%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%AA%E3%81%97%EF%BC%89/pd/000000110393001010/ 理由としては温度管理がしやすいのと、頑丈で長持ちするから。 また処理中に蓋が開くなどが起こりにくい。 以前は4本用とか8本用もありました。 あとマスコというのを好まれる方もいました。 http://www.yodobashi.com/%E3%83%9E%E3%82%B9%E3%82%B3-%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%82%AF%E3%83%97%E3%83%AD-1201%E3%82%BB%E3%83%83%E3%83%88-120%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%83%A01%E6%9C%AC%E7%94%A8/pd/000000110393000307/ 今自作していらっしゃる深タンクはスタジオ付属の暗室などで毎日のように処理をする場合には使われていましたが、小型タンク現像のように明室での作業が出来ない、液が大量に必要なので少量の処理に向かない・無駄が多い、温度調節がしにくい、液中で落としたフィルムを拾い出すのがたいへん、といった欠点があり、80年代にはすでにあまり使われていませんでした。 少量現像の場合現像液は使い捨てた方が管理がしやすいです。 暗室でやるならば専用タンクでなくてもリールに巻いてタンクやバットやピッチャーに投入すればできます。タンクが足りない時にも使える方法です。リールの芯に針金のフックを通しておくとやりやすいです。 リールはステンレスの巻き線の物が長持ちしますが多少練習が必要なのでこれを嫌って巻き込み機構の付いた「オートリール」を使う人もいました。 http://www.yodobashi.com/PATERSON-%E3%83%91%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%82%BD%E3%83%B3-PTP119-%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AB/pd/100000001001113029/ http://www.yodobashi.com/LPL-%E3%82%A8%E3%83%AB%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%A8%E3%83%AB-L40223-%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%AB-5043/pd/000000110393001697/ ベルト式は今あるかどうか知りませんが、耐久性とか現像ムラの点で使っている業者はほとんど居なかったと思います。 リールを使用した場合、撹拌はやり過ぎるとムラ(パーフォレーションまわりが現像過剰など)になるので、自分流のやり方を決めるといいでしょう。 また定着も適当に撹拌が必要です。 現像前に予備水洗(水通し)をするかどうかは好みや意見の分かれるところですが、35mmの場合はしない方が主流だったでしょう。現像液やフィルムによってはした方がいい(現像ムラになりにくい)場合はありました。 暗室さえあれば皿現像も可能です。フィルムの両端を持って(フィルムクリップを使う人もいる)どんぶりやバットに入れた現像液の中をくぐらせるというものです。一定のペースで右手と左手を交互に上げ下げして液の中を順繰りにくぐらせて行き、少量の現像液で現像できます。この方法は案外現像ムラになりにくいのですが一本づつしかできません。長過ぎてリールに巻き切れなかった場合(長巻きフィルムからパトローネに自分で充填した場合などに起こる)にも使えます。この場合は予備水洗をした方が良いと思います。 シートフィルムの場合皿現は今でも有利な方法だと思います。 現像液は濃度よりも温度の影響を受けやすいので正確な温度計などで管理を工夫することはとても有効です。 カラーの自動タンクはほんの少しだけやったことがありますが、自動にはほど遠いものですね。それにどうせ少量処理ではデーター出す所までも及ばないというところではないでしょうか。 今はプロラボでも当日に仕上げてもらうには午前中に持ってかないとできない状況だと思いますが。 これを白黒現像に使うのはちょっと現実的ではないと思います。 今あるかどうかは検索して調べてみるか、中古屋に聞いてみるしかないと思います。場所を取るからお店には置きづらいとは思いますが。ヤフオクでキーワードでアラートを送る設定にしては。
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- kuma-gorou
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>ホームセンターで塩ビのパイプを3本買ってきて、底を塞ぎ・・・ 良いんじゃないですか、逆に此方が教えられた気がします。 >お勧めの製品はありますか。 使い勝手は人それぞれ。 私の場合、住宅事情もあって、10年ぐらい前から、暗室作業は遣ってません。 フィルム現像は、D76・ミクロファイン辺りで1:2希釈の23度。液は使い捨て。 タンクは、幾つか使いましたが、最終的にキングの方溝式。液量は450cc。 半自動式のタンクは、使った事がないので分かりません。 ただ、データシートだけは、きっちり付けてましたね。
お礼
ありがとうございます。 キングは10年ほど前に竹ピンを買ったことがあり、見てみましたら残念ながらリールはあるもののタンクは絶版しています。 最近行きつけのショップもアナログものはフローアーの片隅にあるだけで、難しい時代です。
35mmでいいんですよねぇ? http://www.lpl-web.co.jp/products/photo_dark_tank.html LPLのブローニフィルム用が35mmフィルム2本入ります。 ステンレスリール使用(ベルトリールでも構わないけど) モノクロの現像なので、現像時間は7分、水を張ったバットにでも入れておけば現像中の温度変化は1度程度なので、カラー現像ほどシビアに気にする必要はありません。 現像液は、希釈でもいいし、再利用でもいいし
お礼
ありがとうございます。 ご紹介の画像で思い出しましたが、これと同じリールは昔コニカのジアゾフィルムのアンモニア現像用に買った記憶があり、探してみます。 現像は35mmで、富士のスーパープロドールが買い置きしてあります。 現在の自作タンク式は冬はステンレス鍋で加熱し、夏は盥に氷を入れてバケツに入れた薬液を冷やして、塩ビのパイプタンクに入れています、これですと時間がかかるというのも今回の質問の理由です。
お礼
ありがとうございます。 暗室は物置を区切っており、当時は洗い物なども想定して水道も通っています。 ドアを閉めると真っ暗で、夜ですと完璧な暗がりになるので、考えてみればステンレスのリールはあったはずなので、食器売り場で陶器製の深皿を買ってきてリールにまいて放り込み、撹拌してやれば出来そうですね。 スライド現像は近所のショップもやめてしまい、このショップの本社(車で30分)に直接もっていくと、午前中に入れると午後にはあげてくれますが、現在は撮影頻度も少なくなり、翌日で十分になりました。 しかしこのLPLのはよさげですね、みると欲しくなりました。