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保護活動に熱心になり過ぎる家族について
私の妹が殺処分される犬の保護活動に没頭しています。 最初は里親会のボランティア程度だったのですが、病気や怪我の犬、里親が見つかるまでの一時預かり、私財をなげうっての援助・募金など、まるで宗教にのめりこんでいるかの状態です。 私も小さい頃から犬や猫を実家で飼い、動物は好きですが、自分の生活に支障がでるまでの活動には疑問を抱きます。 実際、ついていけないということで4年もつきあった男性とは別れてしまうことになりましたし、睡眠不足や生活費へ影響(借金まではしていませんが、交際費や食費など娯楽につかう部分が保護活動に行っています)し、雰囲気も何か怖いものになっています。 「勝手な人間のせいで!かわいそうでしょ!」と言いますが、私は自分の生活や人生に影響のない程度であれば構いませんが、家族としては ここまでのレベルは考えてしまいます。 犬をはじめ、動物の命は大事だと思いますが、まずは自分の人生があってこそだと私は考えます。 価値観の押し付けになるのかもしれませんが、妹を説得する何か良い事例や方法はありますか? 最近は何を言っても「かわいそう!」「酷い!」と私を敵かのような言い方でまくしたててきます。 以前は仲の良い姉妹だった分、とても悲しいです。
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(^^) こんにちは。ご心配なのは、もっともなことと思います。 妹さんは、きっとまだ保護活動をはじめてからのキャリアがあまり無いものと思われます。保護活動は「命あるものに、かかわる」活動ですから・・・よほど、しっかりした「哲学」や「信念」を持っていないと、自分が壊れてしまいます。 私は、昨年にネットで見つけた保護活動家の方から保護犬を譲り受けて里親になりました。幸いにして、とても優れた信条を持つ、良い保護活動家の女性に縁を持ちつことが出来ました。 その際に保護活動団体、保護活動家にもいろいろあり、まさにピンからキリまであると・・・いろいろなことを勉強して知りました。 団体の大小にかかわらず、すぐれた保護活動家は「自分のキャパシティー」を十分に認識して活動を行っています。 ときには、保健所に迎えに入っても「救える命」と「救えない命」を自ら選別しなくては、ならず・・・目を真っ赤にして泣きながら・・・「救える命」だけを抱き、「見捨ててくる命」に対しての「負い目」で心が壊れそうになることもあるのだそうです。 「ほんとうに辛い・・・瞬間」だそうです。(あたりまえですね。) しかしキャパシティーを超えた活動をして、自分の生活の基盤をこわしてしまうと結局はしわ寄せは、動物達にいくことになってしまいますので、仕方の無い究極の判断なのだと思います。 「ダメな保護活動家」が、ムリな活動を行って、動物をさらに、もっと不幸にする運命に送り出してしまうケースも、ちっとも珍しくないハナシなのだそうなのですから。 ネットで「里親」を探しているのは、誰でも見かけたことがあると思いますが・・・「里親になります。」と応募してくるのは善意の良識人ばかりでは無いのです。むしろ、そうでない人達ばかりのようです。 (1)化粧品会社などの実験動物用に転売目的 (2)悪徳ブリーダーの繁殖用動物商売目的(パピーミル送り) (3)同棲カップルとか無責任な思いつきだけの人 (4)動物虐待目的 とくに(1)と(2)は、ほんとうに多いのだそうです。保護活動家は彼らを「里親サギ」と呼び、非常に警戒しています。彼らに犬を渡せば・・・犬は保健所よりもヒドイ運命が待っています。実際に東京の足立区にはシーズーやプードルの皮を剥いで、三味線を作る業者が実在するそうですよ。 「保護活動を、止めなさい。」とか「いい加減にしなさい。」という方向で妹さんを説得しても、おそらく聞く耳を持たないと思います。 むしろ「真の優れた保護活動家は、キャパシティーを厳守する」ということを妹さんに学んでもらい、保護活動家としてのステージを、もう一段高く上がってもらいましょう。 他の方の回答にもありましたが、団体の代表者の方と、ひとまず話し合ってみて、妹さんの活動ぶりが「キャパシティーを超えている」ことを注意してもらうのが良いと思います。 保護活動団体を立ち上げて活動するような代表の方は、大抵は優れた人格の方が多いという印象を・・・私は、そのように思っていますが。しかしながら、そうでない可能性もゼロでは、ありませんからね。さて。
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- miseban8
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>「勝手な人間のせいで!かわいそうでしょ!」 保護動物のことを「かわいそう」と思っているところで すでに妹さんの自己満足であることに間違いありません。 かわいそうな動物を「助けてあげる」ことで、妹さん自身が 何か人間としての良いことをしたというような優越感に浸って いるのでしょう。 本当に動物のことを理解し、何ゆえその動物たちが そのような状況に追い込まれたか、それをしっかりと考え、 根本的に変えていかないといつまでたっても保護や処分される 動物が減らないことに早く気づいて欲しいです。 ただ、人生は人それぞれです。 お姉さんの人生価値観と、妹さんの人生価値観は違って当たり前ですから、 その部分に絡めると妹さんが逆切れするのもわかります。 処分場からボランティアが一生懸命引出すので、 今や行政がそれに便乗してボランティアを有効利用するほどになりました。 しかし、そういったところにくる犬には、 人と一緒に暮らせない事情もあります。 詳しい事情も知らないまま、かわいそうということだけで引き出し、 ろくにしつけもしないまま体調だけを良くして里親に引き渡すのには疑問があります。 誰か飼える人はいないか?と声をかけるだけでも、やはり人には負担や迷惑がかかっています。 基本は『自分が終生飼養できる動物を引き取るだけにする』ことです。 家族、友人にまで迷惑をかけてする活動ではありませんよ。
多頭飼いです。 保護活動も個人で行っていますが、 社会的コンセンサスと家族の意見は尊重します。 個人、家族の経済活動基盤が無い、危うい状況での「好きなこと」「執着していること」への傾倒はやはり疑問に感じます。 家族だからこそ伝えにくい、説得できない部分もあるのでは。 団体に所属されているのであれば、 そこの代表者なりに家族、ご本人に置かれている状況をお話して、 同族意識を持つ方からのアドバイスも必要かも知れません。 条件は「そこの団体が社会性や一般常識を持ち合わせていること」「そこの団体の中枢に妹さんがいないこと」ですが。
お礼
ありがとうございます。 何事もバランスが大事だと思いますので、koiwaku様のご指摘の通り 傾倒を心配しております。 団体に所属しておりますので、アドバイス通り代表者の方に相談してみます。まだ、お会いしたことがないのでどういった方なのかはわかりませんが、社会性や一般常識を持ち合わせていることを祈ります
- 0078900
- ベストアンサー率37% (243/648)
人間の身勝手さで引き起こされた動物たちの悲しすぎる現実を妹さんは自分自身のことのようにして必死に頑張られているのだと思います。 普通は悲しくて目をそむけたくなること、だれもができることではありません。 宗教と違い、されていること自体は尊いことですが、姉妹としてはとても悲しいですね。 たぶん現在のめりこんでいる妹さんはすでに聞く耳をもたない状態でしょう。 私は全くわかりませんが、いろんな宗教から救済された方とかの著書とか出ているのではないでしょうか。 事の種類は違っても、もしかすると参考になる言葉があるかもしれません 否定されるとますます心が硬化されるとも思います。 熱心なボランティアとして、人生も楽しまれる妹さんに、理解しあえる姉妹に戻れるといいですね。
お礼
ありがとうございます。 私も常識の範囲内でなら応援してあげれますが、付き合いのあった友達とは疎遠になり(募金の勧誘や、保護活動の斡旋などをするようになったため)、同じ保護活動の方達と一緒に過ごす時間が多くなったためますます、硬化しているようです。 人生が犬に対する悲観や嘆きばかりなんて辛すぎます。 笑ったり、楽しんだりする中にボランティアを組み込んで欲しいものです。
- dct18
- ベストアンサー率28% (21/74)
ここまで悪化すると説得は無理だと思います むしろ妹さんがのめりこんでしまった原因を解消した方がいいと思います シー・シェパードのようになってしまう前に精神病院等に相談をオススメします
お礼
ありがとうございます。 カウンセラーに相談してみます。 保護を使命感のように感じてしまっているので、ご指摘の通り素人では難しいかもしれません。
お礼
「保護活動を、止めなさい。」とか「いい加減にしなさい。」という方向で妹さんを説得しても、おそらく聞く耳を持たないと思います。 むしろ「真の優れた保護活動家は、キャパシティーを厳守する」ということを妹さんに学んでもらい、保護活動家としてのステージを、もう一段高く上がってもらいましょう。 こちらの意見がとても参考になりました。 妹の行動を否定するのでなく、別の方向にもっていくよう 説得してみます。ありがとうございました。