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国の借金にお札の発行を

http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4549356.html で、単なるお札の発行は駄目とのことですが、 国の借金のために、お札を印刷するのはだめですか? インフレになるのは、お札をばらまくとなりますが、 国の借金をチャラにするためにお札を発行したら駄目ですか? 信用のない国になりますか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • cse_ri2
  • ベストアンサー率25% (830/3286)
回答No.4

質問者さんのリンクしたURLでも回答してますが、リフレ政策をきちんと理解して欲しいですね。 簡単にまとめると、 1)政府がお札を刷って、それを借金返済にあてる 2)そのお金が市場に出回る 3)しかし、世の中にお金だけ増えると、それは物価高につながる 4)お札を刷った政府はよくても、給料が増えない庶民にしわ寄せがきてしまう。 という図式になりますが、ここで一点落とし穴があります。 一気に借金返済しようとして、何百兆ものお札を刷ったら、急激なインフレを起こして、日本経済は大混乱するでしょう。 しかし、お金を増やす量をコントロールしたらどうなるか。 国の借金は少ししか減りませんが、市中に出回るお金が増えて、景気回復の糸口となる可能性があるのです。 また、昨年の金融危機以降、日本の物価は再びデフレ基調となっています。 不況になったのと、昨年に物価を押し上げる要因となっていた原油価格が低落したためです。 そのため、マネーサプライを調整して少しくらいインフレにしても、もともとデフレなんだから大きな問題にはなりにくいと考えられます。 詳しいことはNo.3さんの回答に書かれているので、よく読んでください。 結論として、お札を一気に刷ってそれを借金返済にあてると、おそらくハイパーインフレが起きて日本もジンバブエのようになるでしょう。 しかし、適切な量だけ増やせば、国の借金は少ししか減りませんが、市中に出回る金が増えるので、景気回復の糸口となる可能性があります。 しかし、日銀は国債の買取を現状より増やすこと(日銀が国債を買えば、お札を増刷したのと同じ効果が出ます)に否定的であり、また政府も日銀以外の独自紙幣を作ることに前向きでないため、おそらくこの政策が日の目を見る可能性は、非常に低いでしょう。 ただし、次の選挙で政権交代となれば話は別です。 民主党の掲げる政策を実現するには、どう考えても予算が足りないため、国債を増発するか、政府独自紙幣を導入するかしか道がなさそうだからです。

sekachu
質問者

補足

詳しい解説ありがとうございました。 お金を刷って国の借金の返済だけに使用しても お金が出回りインフレになるのですか? 借金をチャラにするでけなのですが、、、、 私には難しいです

その他の回答 (4)

  • sudacyu
  • ベストアンサー率35% (687/1961)
回答No.5

 基本的に経済というのは、皆が一生懸命働いている場合に、健全な状態を保ちます。  ですから、お札の量が足りないために、経済が不健全になっているというような特殊な場合を除いて、お札を発行することで国が健全になるということはありません。  現状の日本は、若年層にはあまりお金がありませんが、50代以上の高齢者はかなり貯蓄があってすぐには使わないお金を相当持っています。  オレオレ詐欺などで数百万円騙し取られているように、自由に動かせるお金をかなり持っているのです。  社会全体としては金余りだが、低所得者層が相当いてお金がない状況ですから、お金の発行が国全体にとってプラスになる方向にはならないと考えます。

  • hirosi3
  • ベストアンサー率50% (72/143)
回答No.3

●政府・日銀にできること、できないこと  日本では貨幣(通貨・お札・お金・日銀券)の発行は日銀が行います。その発行額が増えたり、減ったりするのは、日銀が決めるのではなく、銀行の融資額(信用創造)によります。日銀は、「ゼロ金利政策」や「量的緩和政策」を採ってマネーサプライ(通貨流通量・貨幣量・お札の量)を増やそうとしましたがダメでした。日銀にできることは、馬を水飲み場に連れて行くことで、馬が水を飲むかどうかは、企業・個人が銀行から金を借りるかどうかにかかっています。 つまり、日銀は自由に貨幣量をコントロールできるわけではないのです。  では政府が貨幣を勝手に発行するのはどうか?日銀券を発行するのは日銀です。それとは別に政府が貨幣を発行するのはどうか?日本には、日銀券の他には政府発行の硬貨しかありません。政府が国債を発行し日銀が引き受けるのは、財政法第5条で禁じられています。 http://www.houko.com/00/01/S22/034.HTM  国債の市中消化とは、政府が企業・個人から金を借りて公共事業に使う、ということです。つまり、10兆円の国債発行による公共投資・景気対策とは、企業・個人が使うことの出来る10兆円を市場から吸い上げて政府が使ってしまう、ということです。企業・個人が使うよりも政府が使う方が効果的だ、という思いこみによることです。   政府が大量の紙幣を発行し、国民にばらまいたらどうなるか?については、ミルトン・フリードマンの「ヘリコプター・マネー」という例え話があります。どこかで調べて理解して下さい。  100万円の国債を買って、政府の紙幣発行でインフレになり、50万円の価値しかなくなるとしたら、国債を買った人は文句を言い、政府の信用がなくなり、以後国債が発行できなくなります。  結局、財政赤字解消の特効薬も、景気対策の財政政策の特効薬もない、ということです。政府・日銀には「できるること、できないこと」があるのです。 

sekachu
質問者

お礼

詳しい解説ありがとうございました。

回答No.2

  借金をチャラにするためにお札を印刷した国があります 1.2006年、IMFの借金を清算するため、20兆5000億ジンバブエドルを発行 2.その4ヵ月後に60兆ジンバブエドルを発行 3.2007年には1兆ジンバブエドルを発行 で、国がどうなってるかは調べてください、その国の名はジンバブエ  

  • zorro
  • ベストアンサー率25% (12261/49027)
回答No.1

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