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すっ、とする感覚
ジェットコースターとかで、急降下したとき、 下半身がカラになるような、力が抜けるような 不思議な感覚がします。 この感覚に名前はついているのでしょうか? ご存知の方、教えてください。 よろしくお願いします。
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「レッドアウト」 マイナスGの時に起こる感覚ですね。 Gには「プラスG」と「マイナスG」があるのはご存知だと思いますが、かなり強いプラスGがかかった時は血液が下半身に移動して脳に酸素が供給されにくくなり失神しそうになります。 このことを「ブラックアウト」といいます。眼の前が暗くなるから。 これに対して、かなり強いマイナスGがかかった時は血液が頭部・眼球内の方にかなり移動し、視野が赤く見える症状を示します。 つまり、ジェットコースターで急降下する時に起こる感覚は、レッドアウトの比較的軽い状態の現象です。 重力に対して上方向の慣性力が強いということで、上向きの加速度が下向きの加速度を上回り、加速度がマイナスになっている現象ですね。 一般の人が楽しむ遊戯機械で、例えば戦闘機のドッグファイト時ほどの強いGがかかる乗り物は造らないでしょうから、ジェットコースターではブラックアウトやレッドアウトになるほどの現象は起きないでしょうけどね。 ちなみに戦闘機などではマイナスGをかける時はそうはないと思います。航空機の性格上・構造上、及び操縦法的に、急降下する時でも機体を傾けながらプラスGで降下しようとします。 パイロットから見て、完全な死角となる下方向に対していきなり操縦桿を前に倒すなどという危険な操縦法はあり得ないでしょうし、機体の強度もそのような操作の動きに対して弱く、機体を斜めに傾けてプラスGをかけた降下のほうが降下率も高いからです。
お礼
ありがとうございます! あの感覚が続くとレッドアウトという現象が起こるのですね。 ググってみたところ、航空軍事用語とありました。 もし、医学用語で、現象に至る過程の感覚をご存知でしたら、 教えてください。重ね重ね恐縮です。